久々にリアルタイムで

敬老の日の夜に自室にて更新している

私にとって敬老の日とは９月１５日であるが

１０年以上前に決まったハッピーマンデー制度で

９月の３週目の月曜日になったらしい

○十年前に他界した祖母の誕生日だったので

今でも９月１５日は思い入れがある

ところで敬老の日に相応しいと言ったら失礼だが

昨夜と今夜「渡る世間は鬼ばかり」の

スペシャル版が放送された

この番組は５年前に第１０シリーズを持って終了している

２０年続いたらしいが

私は何シリーズまでだったか見ていたのだ

中島唱子が「聖子」と言う役で幸楽の従業員に加わり

ひと悶着起こすと言う設定の頃まで見ていた

その頃、聖子の天敵の子役で

「かず」と言う女の子が出ていて

いつも大喧嘩している印象が強かった

番組終了後も毎年の様に２週にわたって

スペシャル版が放送されていたけれど

今回はたまたま日曜日と祝日に放送された事もあり

前編は途中から、後編は丸ごと

リアルタイムで見てしまった

私は基本的にテレビドラマは見ない

全然興味がないと言った方が良いかも

むしろスカパーなどで再放送している

昔のドラマを見る方が好きなのだ

ＴＢＳチャンネル（スカパー）で放送される

７０年代の「日曜劇場」はよく見ている

石井ふく子モノは特に大好物である

「ありがとう」も何度も再放送されて

その都度見ている

なので卒業したとは言え

「渡鬼」も久々に見たいと思ったのだ

主役の泉ピン子が老けた事に驚いた

たまにバラエティなどで見かけてはいたが

ここまでお婆さん化が進んでいるとは…

老人独特の首降りも見られ

セリフは明瞭だが見た目の老け方に愕然とした

女優なので多少なりともアンチエイジングの施術は

受けているとは思われる

目元だけがやけに不自然な印象に思えた

あと、えなりかずきがサラリーマン役で

幸楽の跡取りを辞退していた事にもビックリ

それとこの番組は石原軍団と繋がりがあるのか

昔からキャスティングされる事が多かったが

何と徳重聡が出演しているのにも驚いた

「２１世紀の石原裕次郎を探せ」オーデションの

グランプリを獲得して鳴り物入りデビューだったが

期待通りの活躍は今の所ない模様だ

今回のスペシャルで見かけた時には

一瞬目を疑ってしまった

彼のキャリアは良く知らないけれど

この手のドラマに出るとは思っていなかった

橋田脚本独特の異常に丁寧な日常会話が

とっても不似合だった

他にもエンディングで例のテーマ曲に歌詞が付けられ

天童よしみが歌っているのも「えっ？」て感じだった

１０数年ぶりに見た「渡鬼」

確か橋田が以前インタビューで

「この番組は５人娘さえ生きていれば

　続けられるのよ」と答えていた

確かに主要登場人物の内何人かは故人となっていたり

降板したりしているけれど

５人娘は無事だ

スタッフや出演者の多くは高齢者だそうで

来年のスペシャルも無事に放送できると良いが…

そう言う私も人の事言えないわ

凄い偶然

日曜日の夜に自室にて更新している

お盆明け辺りから新しいお客様が少しずつ増えている

その中で先週、初めて見えたＡちゃん

白いポロシャツの下の身体はマッチョ

しかも顔もハンサムと来ている

当店に間違って入って来たのかと勘違いした

一応「オカマバーですけど大丈夫？」

と声をかけたら

「２丁目のゲイの店にも行った事あるんで

慣れてます」みたいな返事だった

他にお客様の姿もチラホラで

暇な土曜日だったと記憶している

Ａちゃんとゆっくりお話しする事が出来た

ニューハーフと言うよりは

心は男のままで女装している人に興味あるようだった


そして昨夜、またＡちゃんがフラリと覗いてくれた

紺のスーツが似合っていた

話の流れから私と同じ出身だと分かった

更には実家が歩いて１５分くらいの所にある事も判明

同じ出身地のお客様はたまに居るが

こんなに近距離だった事は初めてである

彼の口から出た町名に驚いた私

そこは私が小さな頃からよく利用していた私鉄駅のある場所

駅周辺の話で盛り上がった

彼は私よりもかなり年下なので

多少は周辺の様子も変わっただろうが

私が見ていた懐かしい風景が蘇って来た

いつしか方言で喋っていた

因みに彼の実家はそこにはなくて

お墓も東京に移動させようかとの話もある様だ

私は今年久々に帰省する予定で居るが

Ａちゃんの実家のあった辺りを

少し訪ねてみたい気分になったのだった

食欲の秋

出勤電車内にて更新している

今朝、仕事帰りに立ち寄った地元の箱根そばで

秋の虫の鳴き声が店内に響いていた

季節の新メニューも仲間入りして

それに合わせての演出なのだろうか

冷房の効いた店内でコオロギの鳴き声をＢＧＭに

出勤前の慌ただしいひとときを

少しでも緩和させようとの心遣いかも知れない

それにしても音が大き過ぎる

最初は何かのモーター音かとも思った

開店から１５分くらい経つと

客も次々と入店して

やや慌ただしくなって来た

虫の音が聞こえて来る方向に

お客さんが着席した途端

鳴き声がピタッとやんだのである

エッ？本物？？？

人が近付いて来たので警戒して鳴きやんだのか

てっきり私はテープか有線で

季節感を表す音を流してるものと思っていたのだ

でも音の方向にスピーカーは見当たらないし

まさか虫かごを置いて

中に本物を入れていたのだろうか

新メニューを食べている間

ずっとそれが気になって仕方なかった


昨夜は久々のお客様Ｙさんが御来店

古くから見えている方で

時々遊びに来てくれている

この日は今付き合っている女性と一緒だった

その女性は若いのだけれど

世間ずれした様な言動が生意気そうに見える

きっと荒波をかいくぐって生きて来たのだろう

当店には何度か遊びに来てくれていて

ある時はコンパニオンのアフターで

Ｙさん以外のお客様とも来てくれていた

この界隈のお店事情にも詳しく

一体何者？と思っていたのだ

昨夜はややしおらしく以前の様な

蓮っ葉なイメージは薄れている様に感じた

歌は相変わらず上手だった

確かボーカルトレーニングを受けていると

以前に聞いた記憶がある

Ｙさんも彼女と一緒に居るととても楽しそうだ

年齢差はあるものの

彼女もＹさんにベッタリしていた

もしかしたら結婚も視野に入れて

お付き合いしているのだろうか？

ま、人の事はどうでも良いけれど

食欲の秋、恋愛の秋、私はもっぱら前者なのが悲しい

乗り過ごし

出勤電車内にて更新している

ロマンスカーでの出来事

私好みのイケメンに目を奪われて

指定の席とは違う車両に乗り込んだ

しかし彼の近くの席は埋まっていて

仕方なく２車両も離れた自分の席へ向かったら

途中で３０代くらいのサラリーマンが

慌てて出口へ向かっていた

ところが無情にもドアは閉まったばかり

ガラス窓に手をやるが

ドアは再び開く事はなかった

スマホに夢中になっていたのか

それとも仕事終わりの安堵感から

爆睡していていたのだろうか

次は終点の新宿まで停まらない

折り返して戻って来たとしても

１時間のロスタイムになるだろう

万一、彼が仕事中で

クライアント先へ向かう途中だとしたら

とても生きた心地はしないだろう


私もロマンスカーでの乗り過ごしは

何度かあるのだ

先述の彼と同じく目が覚めたら下車駅

大急ぎで下りようと出口に向かったら

ドアが閉まった後

次の停車駅は終点の小田原だ

ロマンスカーは完全指定席だ

私が下りるはずだった駅から

私がさっきまで腰かけた座席は

次の乗客の指定になっている

空席に腰かけたとしても

車掌の検札があり追加料金を徴収されるのだ

料金は仕方ないとして

これが出勤中だとしたらゾッとする

途方に暮れていたら車掌が通りかかった

事情を説明すると「○号車の空席にお掛けください」

しかも乗り越し料金は徴収されなかったのだ

言われた通りの車両に移動すると

同じ様に乗り過ごした老夫婦が居て

御主人の方が奥さんに

「オマエがモタモタしているからだ…」と

叱責していた

時間は朝の８時～９時の間だったかもしれない

私は店で珍しく飲み過ぎて酔いが回っていた

ボーッと車窓の景色を眺めながら

小田原に着いたらカマボコでも買って帰ろうか

などと呑気な事を考えていた


自分の失敗を思い出し

さっきのサラリーマンに同情するのだった

電車の中で

出勤電車内にて更新している

今週は雨に祟られそうだ

台風も新しいのが発生している

日本に影響を及ぼさなければ良いが…


先週の土曜日

新宿から乗った中央線内での事

車内は平日に比べれば会社員の姿が減って

空いていた

中野を出たあたりで

鞄を持つ手に重い痛みが走った

後ろから何かがぶつかる様な感じだ

えっ？と振り返ると

初老のご婦人が床に倒れていた

彼女は周りの人に支えられ

すぐに立ち上がったが

もしかしたら私の手と鞄に

頭をぶつけたかもしれない

ドアの横に立っていたご婦人に

その横の３人掛けの座席のご婦人達が

「大丈夫ですか？」と心配していた

めまいがしたのか

それとも電車の揺れに耐えられなかったのか

原因は不明だが

後から何処かが痛くなったりしない事を祈った

電車の中ではこう言う事がたまにあるのだ


随分前だが仕事終わりに乗った中央線では

新宿に着く手前で何かが倒れる大きな音がした

そちらに目をやると

細身の２０代後半くらいの男性が倒れていた

明らかに具合が悪くなって倒れた感じだった

すぐに周囲の人が彼に近付き対処していたが

新宿で下りた私はその後の経過を知らない


走行中の交通機関で立っている時に

体調が急変する事は誰にでもあり得る

もし私があの御婦人や男性の様に倒れたらと思うと

ゾッとするのである