お子さん連れで見えたけど

昨夜はお蔭さまで賑やかな金曜日となったが

昔の慌ただしかった頃に比べれば大した事はない

それでも足を運んで下さったお客様には心から感謝している

そんな中、駅の反対の店からのご紹介で

小さなお子さんを連れたご夫婦が深夜に現れた

入口で可愛い男の子の手を引いたお父さんが「さっき電話で…」

話終わらない内に「ゴメンナサイ、小さなお子さんの入店はお断りしてるんです」

ご紹介の上にわざわざタクシーを飛ばして見えている

大変申し訳ないが心を鬼にして丁重にお断りした

思いもよらぬ入店拒否にとまどう男性

あとから奥さんらしい人が入って来て「えっ？ダメなの？」

私はさっきと同じ事を繰り返す

「じゃあ何処かありませんか？」と聞かれたが

そんな夜中に子連れを歓迎してくれる店を知らなかったので

「時間が時間なので…」と言葉を濁した


意味も分からず、それでもニコニコしていた男の子の表情が印象的だった

当店ではたまに小さなお子さんやペットの犬を連れてお見えになる方が居る

ペットは勿論のこと、小さなお子さんにとって

タバコの煙やオカマの下品な会話は悪影響だろう

それに深夜だ

子供は眠る時間ではないのか

イロイロな事情があるだろう

子供を一人置いて出て来られない

なので連れて来ました

オカマなら子供も喜ぶだろう

とか私には理解に苦しむのだ

私は子供が大好き

純真無垢な天使だと思っている

何処かで泣いている子供が居たら「大丈夫だろうか」と心を痛める事もある

他所のお店では深夜にこの様なお客様が見えた場合

どの様に対処しているのだろうか