お約束通り、今日は花菖蒲の続き、江戸系以外です。
まずは肥後系から。
肥後系は菖翁が自作の花菖蒲を熊本に送ったのが始まりと言われています。
草丈は低めで、豪華な巨大輪で六英咲きが多く、鉢植えにして室内で観賞することを目的に改良された品種です。
ちなみに、六英咲きとは、六枚の花被片がどれも大きくて豪華な咲き方のものだそうです。
華陽の舞
曲水の詩
紅唇
波の旋律
姫鏡
同じく姫鏡
浮草の池
不思議な形ですね~盛り上がってます。
舞姫
同じく舞姫
靄間空
花菖蒲は半日くらいお日さまに当たらないとちゃんと開かないそうです。
この日はどんよりした日だったので、開きかけの花も多く、靄間空もその一つです。
時期自体、終わりかけなので、典型的ではない花の様子も多かったです。
お次は伊勢系です。
伊勢系は江戸時代末期に伊勢松坂地方(三重県)で徳川紀州藩士によって品種改良された品種です。
花弁が薄く垂れ下がって咲く三英咲きで、優美な姿が特徴と言われています。
さてどうでしょうか。
神路の誉
青柳
津の花
津の花は結構沢山咲いていました。
昨日の最後の写真に沢山咲いた姿が載っていましたね~
最後は長井古種です。
山形県長井市で栽培されてきた品種群で、昭和30年代に新たな系統として命名されました。
江戸時代中期以前の原種に近い風情を色濃く残す品種なんだそうです。
ご覧くださいませ。
三淵の流
小桜姫
長井古麗人
結構沢山咲いていました。
いかがでしょうか。
確かに原種に近いすっきりした美しさがありますね。
私は結構好きかも・・・
こんな感じで見て回っていたら、人だかりが・・・
ん?こちらも津の花でしょ。え、後ろになにかいる?
あ~カルガモお昼寝中!
よく見ると二羽。
結構人が通るのに、堂々たるものですね。
でも子供があまりにも騒ぐのでついに起きちゃった。
もう、うるさいな~
お久しぶりのカルガモののんびりした姿に癒されました。
明日は山田池公園で見た季節の花です。
珍しいものではありませんが、のんびりご一緒しましょ~
【撮影:2023/6/18 山田池公園】