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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

府道を行く・府道44号線~奈良の都から当尾へ向かう道

2023-07-25 05:21:08 | 府道を行く

ブロ友さんより、「最近府道を行くがないですね」と言われ、ドキッ
車で走るとあちこちで府道の標識は見かけるのですが、これと言ってご紹介する場所がなくご無沙汰になっていました。
ところが、今回当尾に行くときに気づいたのです。
「ここって府道やん!」
京奈和自動車道を下りて少しそのまま進み、梅美台西交差点を左折するとその道が府道44号線。
府道44号線をそのまま進み、浄瑠璃寺口の交差点を右折すると、今回の目的地の当尾に到着です。

何も考えずに久々の助手席でのんびり車窓を眺めていると、府道44号線の標識(ヘキサ)が。
あ~!と声をあげましたが、時すでに遅し、あっという間に通過してしまいました。
「帰りは徐行してよ」と星夫にお願い、無事帰り道でヘキサやそのほかの道路標識を撮ることができました。
よっしゃー、これで「府道を行く」が書ける!
と思ったのですが、写真を見て気づきました。
・・・これって帰り道やし、どう考えてもこれから行くシーンでは使えない。
勿体ないので、今日は当尾で見た虫たちやその他の花たちを載せた後、「府道を行きました」でお茶を濁すことにします。

では最初は浄瑠璃寺付近でみた虫たち。
正面斜め上から見たベニシジミ・・・でいいでしょうか。
少し地味めでした。


ヤマトシジミでいいですか? ちょっとお疲れ気味の翅でした。


うるさいくらい鳴いていたキリギリス。目立ちたがりぃの一匹です。


もうキバナコスモスが咲いていました。


ミツバの葉にいたこの虫はオバボタルでしょうか。
ホタルの仲間ですが、幼虫しか光らないそうです。


セリの花が満開でした。


でも、この時期一番沢山咲いていたのが文句なしにこのヤブカンゾウです。
しかも色鮮やかなこと!


蕊がもつれ合ってゴチャゴチャに見えたので、どういう造りになっているのか近くから撮ってみました。
雄蕊ばかり目立ち、雌蕊がよく分かりません。


ここから岩船寺です。イトトンボの青系と


茶色系。あなた方のお名前は何?


次の写真は完全な保護色。
回りの色に合わせて体色を変えるので、あやうく見過ごすところでした。
トノサマガエルです。


岩船寺を出た後は一路帰宅の途につきます。
その前に、車から何回も見かけたあの花を撮りたいとわがまま言って途中で止まってもらいました。


分かりますよね。


この時がちょうど6,7分咲きになっていたリョウブです。
蕊蕊しい花が綺麗。


ということで当尾散歩も終盤。
帰りは府道の標識を撮りながら帰りました。
こちらは浄瑠璃寺口。ここを左折すると府道44号線です。


府道を行きます。
見ての通り、京都府加茂と、奈良県奈良を結ぶ府道(県道)です。


道は学研都市を通り抜けていきます。もう夕方の気配です。


ちなみに、学研都市は、大阪・京都・奈良にまたがる京阪奈丘陵に作られた学術都市です。
「文化・学術・研究の新たな展開の拠点として1980年代から開発が進められている。愛称はけいはんな学研都市」
だそうで、関東で言えばつくばみたいな感じでしょうか。


家に帰るにはこの標識の場所で右折するのですが、府道を行くの取材のため直進します。
ヘキサが見えてきました。


えらい汚れたヘキサですね。アップで見てみると・・・


お~いつの間にか奈良県に入っていました。
この辺りは、京都府と奈良県の府県境で、少し走るともう奈良です。
なので、わたし的には当尾は奈良のイメージなんです(実は奈良好き)。
まっすぐ行ったら奈良なのですが、右折して帰りました。


とってつけたような「府道を行く」ですが、奈良の都の奈良と加茂を結ぶ府道/県道44号線。
途中色々な施設もあるので、今度またゆっくり行ってみたいと思います。
きっづ光科学館 ふぉとんが気になる!

【撮影:2023/7/15  京都府木津川市から奈良県へ】

コメント (13)
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