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なつみかんの木々を見上げて

野草大好きなつみかんです。
植物園や身近な場所の植物を紹介します。

ないないと言いながら花を撮る~私市植物園2023/6中旬(4)

2023-07-09 06:31:06 | 植物

私市植物園の最終回は、いつもの通り「その他全部」です。
ここは基本的には木の植物園なのですが、ここ数年通っていると、草花も相当あることが分かってきました。
今日はそんな草花をエリアごとにご紹介します。
例によって、頭の体操に、ちょっとした説明、写真、名前の順で載せていきますね~

【その1】日本産樹木見本園の入り口近く

え、もう!?


ただの緑に見えますが、咲き始めていました。


白もいいですね~


ということで最初は超簡単、コスモス(キク科コスモス属)です。
ここはそれほど広くありませんが、満開になると奥行きがあって見事です。

【その2】ハーブ園からです。


皆さんの投稿ではよく拝見していますが、実物はあまり見たことがありませんでした。


ワイルドベルガモット(シソ科モナルダ属)です。
和名はタイマツバナ・・・確かにそんなワイルドな感じの花ですね。

【その3】同じくハーブ園から・・・


なかなか綺麗でしたね~
少しピンクがかった花もありました。


コリアンダー(セリ科コエンドロ属)です。
パクチーと言った方が分かりやすいかも・・・
癖のある味なので、好き嫌いが分かれますが、タイ料理などには欠かせません。
(私はちょっと苦手です・・・)

【その4】こちらもハーブ園です。


あまり考えずパチリしましたが、意外と綺麗ですね。
サボンソウ(ナデシコ科サボンソウ属)です。
サポニンを多く含むため、昔ヨーロッパでは洗濯に使われたそうです。

【その5】希少種植物園

この科の花はどれもこんな感じですが、こちらが本家本元です。


ムラサキ(ムラサキ科ムラサキ属)です。
名前はムラサキですが花は白。根が暗紫色で、生薬として利用されます。
栽培種は多いですが、自生はほとんどありません。

【その6】同じく希少種植物園



やる気ない撮り方ですが、こちらクサレダマ(サクラソウ科オカトラノオ属)。
山中の湿地に生育する花がよく咲いたものです。
そういえば、六甲高山植物園の湿地ゾーンで沢山咲いていました。

【その7】園内あちこち



簡単ですよね。


こちらはオカトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)。
あちこちで咲く姿を見かけました。
先ほどのクサレダマと同じ科・属ですが、オカというだけあって乾いたところにも咲きます。
下から咲き上るので、こちらの花はちょうど半分くらい咲き上ったところ。
1つ1つの花は綺麗です。


かなり咲き上るとこんな感じになります。


【その8】水生植物エリア
先ほどのオカトラノオと似ていますが、垂れ下がっていません。


ノジトラノオ(サクラソウ科オカトラノオ属)です。
初めて見ました。
ヌマトラノオに似た感じですが、茎に毛がはえているのがノジなんだそうです。
(ヌマは無毛)

【その9】ユリノキ広場から山の方に入ったところ



ヘメロカリス!と答えた方は半分正解。
こちらはトビシマカンゾウ(ツルボラン科ワスレグサ属)。
トビシマカンゾウは、もともと山形県酒田沖の離島、飛島で発見されたカンゾウの仲間。
飛島と佐渡島に群生し、7~8月の最盛期には見事な群落がみられるそうです。

【その10】あちこちで



花の最後はノアザミ(キク科アザミ属)です。
こうやって見ると綺麗ですね~

残りはこれまで載せられなかった虫さんたちをどうぞ!


コオニヤンマ


ベニシジミ


ゴマダラカミキリ

と言うことで長々と失礼しました。
私市植物園、これにてお開き~

【撮影:2023/6/18  大阪公立大附属植物園】

コメント (10)
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