千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

八色の森

2011年07月25日 | 日記


子供たちが遊ぶ
ボールを追いかけ
汗まみれになって走る

水辺では
カラフルな水着の幼児たちが
水かけっこ

小魚がいないかと
石の上からのぞく幼い眼

屋根つきのステージの上がりがまちに腰かけて
子供たちを追う


 越後駒ヶ岳や八海山は雲に覆われて鮮明ではない。




 この八色の森に何度来ただろうか。
 あるときは、幼子の後を追い、あるときは、家族みんなでバーベキューを楽しみ、缶ビールを飲み、ごろ寝した。あるときは、イベントの大勢の波の中にいた。あるときは、ウォーキング大会に初めて参加して、雨の中、五㌔を完走、一人涙ぐんだ。ほとんどビリ同然だったのに。
 春、夏、秋、一人でデジカメ片手に何度も訪れた。

 かつては八色っ原といった。一面の荒野で不毛の地。
 戦後、魚野川からの揚水、水無川の取水で緑の野に変身。西瓜栽培で名をあげた。
 公園が出来たのも古くない。植樹された樹木はまだ若い。
 子供たちが遊び疲れるほどの広大さ。ジョギングもウォーキングも、草花の散策も楽しめるように設計されている。
 年々緑が濃くなって、期待できる公園。

 未満児から七歳まで、孫たちがやってくるのを楽しみにしている私。

 ハマナス(バラ科)





 色づいてきたハマナスの実




 八色西瓜畑