千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

ライアーコンサート

2016年09月26日 | 日記



 2016・9・25(日) トミオカホワイト美術館
                  開演PM2:00

 演奏者  プラハ音楽院ライアーコース学科長
         ヤン・ブラウンシュタイン

 癒しの音色と富岡惣一郎が描く「白の世界」。
 音と色が織りなすハーモニーをご堪能下さい。

 コンサート終了後、アンコールに応えて、ライアーをつま弾きながら歌った。



 スカボロフェアー

 おおっ!サイモン&ガーファンクルだ。
 LPレコードを持っている。

 Are you going to Scarborough Fair
 ・・・・・・・・・・・・・・・・・
 Remember me to one who lives there

 (哀しいかな、この部分しか歌えない。だが呟くような小声でハモってしまった)

 スカーボロウ・フェアに行くのかい
 パセリ、セージ、ローズマリー、そしてタイム
 そこに住んでいる人によろしく伝えてくれ
 彼女はかつて僕の恋人だった・・・

 スカボロフェアーはイギリスの伝統的なバラードらしい。

 ヤン氏は英語で話しながら演奏した。曲目のスペルぐらいしか分からない。  やっぱり哀しいね。

 スマートでやさしい顔立ち、歌も上手かった。
 感動の拍手が会場いっぱいに響き渡った。


  私は映画「卒業」で歌ったサイモン&ガーファンクルしか思い出せない。
ベトナム戦争のまっただ中、アメリカで彼らは育ち、音楽が紡がれた。反戦歌が多いのも頷ける。

 Tha Mi Sgith  妖精のラブソング   (スコットランド)
 Ia Brosse     ラ・ブロス      (フランス)
 Saltarello サルタレロ 民族舞踏曲      (イタリア)

 Si Beag Si mor 小さな妖精の丘と大きな妖精の丘 (アイルランド)

 演奏曲のなかから選ぶとしたら、これらの曲・・・
 音色の中に吸い込まれて涙が溢れた・・・


 Sakura    さくら 日本の心の変奏曲     (日本)

 変奏曲だけにアレンジが素晴らしかった。
 桜が花開く情景・・・ひとひら、ふたひらと散っていく様の見事さ・・・

 感動する心が再び蘇ってきたようだ。










 

   浦佐のグローブクラブで



 英語教室に通う方は、華道池坊の先生。
 庭の花と書道展のコラボが素敵だった。
 雨が降っていたので、顔がすっぽり隠れるような帽子と長靴もお似合いだった。





 
 県展で絵と彫刻で賞をいただいた絵画教室のSさん、トミオカホワイト美術館で写真展を開いているBさんがいた。
 当番日の友人と、我が夫婦と。











彼岸花が咲きました

2016年09月19日 | 日記



 待っていたように彼岸花が咲き出しました。
 
 まだ一輪ですが・・・



 雨の中、ぐんぐん丈が伸びています。
 昨日から切れ間なく雨が降っていました。
 三ヶ所で芽を出し、次々と背丈が伸びてきました。
 今は、雨は止んでいるけど・・・



 久しぶりにミシンを踏みました。
 パンツの丈上げを二枚・・・
 一枚は裾にゴムを入れます。一枚は丈上げしたものが長すぎたから、ほどいてやり直しです。

 仏壇の前の経机を覆おうと、かねてから考えていたフリーマーケットで買った端布のサイドをミシンで縫いました。端布の上はガラスを置きました。
 億劫でやらなかったことが、やってみればこんなにも簡単に出来る・・・
 私って、適当でいい加減なところがある人間です。本当に。

 暑くもなく、涼しいくらいの陽気と、彼岸花のおかげかな、と思っています。

 彼岸花・・・あんまり好きじゃなかった花です。
 怪しげな雰囲気を持っています。
 彼岸の頃咲くというのがなんとも意味ありげです。
 雨が降っているのに、花開くのはいじらしくなります。
 可憐です。



 明日は、シアトルの妹が来ます。
 四年ぶりです。

 父も母も待っているはずです。
 雨空の向こうで、お帰りと挨拶をしてくれるでしょう。

 また台風がやってきます。
 
 何事もなく通過しますように。



雨あがって・・・

2016年09月11日 | 日記

 9/9

 夕方の魚沼の里



 この秋から秋桜畑が登場する。
 雲行きが怪しくなって、降ったり止んだりの魚沼の里。



 秋桜畑、楽しみである。

 夜、本格的な雨となった。大地はカラカラに乾いていたのだ。


 9/10

 朝になって、雨はピタッと止んだ。

 日毎に夜明けが遅くなる。



 この場所を通ると、奥から雛の鳴き声がした。
 どこで鳴いているのだろうか。
 毎朝の楽しみだった。
 ピー、ピー、ピー、ピー、ピー、
 餌をねだる鳴き声だった。
 空を見上げても、親鳥らしき姿を見かけたことがない。
 大きな鳥が旋回しているのはあった。
 天敵だと察知したのか、雛たちは静かだ。
 人が歩く音が分かるのだろうか。

 ピー、ピー、ピー、ピーの鳴き声がだんだん太くなっていく。

 台風接近や刈り入れが分かるのだろうか。
 親鳥がいるものね。大丈夫よね。

 私が案じることもいらなかった。

 雛は巣立った。

 鳴き声がしなくなって、寂しいような、安心したような朝の散歩道・・・



 場所によっては風雨に打たれた田んぼがある。



 水たまりに山が写るだろうか。
 残念、シャッターチャンスが遅かった。

 午後になって友の店に行った。懐かしい人たちが入ってくるではないか。嬉しくなった。


 9/11

 昨日よりもっと夜明けが遅い。
 暗い朝。山は雲に覆われている。







 雛たちが巣立った田んぼだ。

 どの辺にいたのだろう。なんて考えるのはよそう。
 可愛い鳴き声を聞いたのは私一人ではなかった。
 散歩をしている人たちもきっと耳にしたはずだから・・・



 雲が昇っていく。



 八海山が姿を現した。
 どんよりした空だ。



 新田堀の水が堰き止められて、暗渠に入る場所がある。その時たまった水が噴水のように水しぶきをあげる。私の表現は間違っているかも知れないが、かつては深い川が集落を流れていた。

 シャッターチャンスが又しても上手くいかず、噴水には見えなくなった。



 庭のツルボ(ユリ科)がいっせいに咲き出した。

 彼岸花も芽を出す頃だ。

 デジカメ、少しずつ要領が分かってきた。これも秋めいてきたおかげかもしれない。