千艸の小部屋

四季折々の自然、生活の思いを、時には詩や創作を織り交ぜながら綴りたい。

秋の庭

2020年10月04日 | 日記
 どんよりとした日々が続く。
 今朝は寝坊、玄関の格子戸を開けるとまだ夜明け頃の感覚。だが、手前の家のリビングには赤々と灯りが点っている。
 日曜日でも仕事があったりで、どこの家庭でも生活のリズムは決まっているようだ。
 最近、どうも足腰に力が入らなくなった。ガタガタだ。嫌だなと思いつつ、少しの時間でも歩いている。雨が降ると歩けないから。



 前回載せた萩、花びらが散って、その上に積もっている。風情ある趣に心打たれる。まだ6時前、夜明けが遅いので画面は暗い。



 遅咲きのヒガンバナ。
 散歩から帰ってきて、庭のヒガンバナを撮る。
 天候不順でもあり、少しづつ茎を伸ばし、花開いてきた。まだ満開ではない。



 ツルボ ユリ科(開花期8~9月)
 日あたりのよい土手や畑のふち、草地に生える。
 卵形の長さ2㎝ほどの球根を持った多年草。球根の外側皮は黒っぽい。春先に2本の葉を伸ばし、長さ20㎝くらいになる。葉は肉厚だが柔らかい。茎についている所が細く、 葉の中は、少しくぼんでいる。花はうすい紫色で、葉の間から出る花の茎は20㎝くらいある。花は穂のようになってたくさん集まってつく。咲き方は、下から順に咲いていく。花びらは8個、おしべは8本である。
 つるぼというのは、”連穂つれぼ^であって、群生し、連れだって咲くというところからきている。 (新潟県野草図鑑より)



コロチカム(犬サフラン)

 今朝の時点で、一厘のみ開花。
 春、幅広い葉があちこちに開き、葉が枯れた秋に花芽が出る。
 あちこちで、土からわずかに顔を出している。



 いい訳にすぎないが、ヒガンバナの芽を草取り鎌で刈ってしまったことがあり、草は抜くだけにしている。



 シュウカイドウも、ずいぶん前から咲いている。

 そろそろ、北側の草花も刈り取らなくてはいけないようだ。暑さと蚊で閉口した季節もまもなく終わる。





 絵画講座に久しぶりに出かけた。
 描きかけのキャンバスを持って・・・
 8月は暑さ負けで何もできなかった。
 全然、進んでいない絵。
 講座長は、またもや違う位置からの原爆ドームに取り組んでいた。
 ソフトなタッチで、平和を願う柔らかな色彩に包まれていた。
「夢展に行ってきました。同級生たちと、Sさんのお招きです」
「ありがとうございます。いろいろ説明をうけたんですね」
「はい、素晴らしかったです」

 親しい女性のSさんとも久しぶりだ。
 お互いの近況を伝えた。

 マスク、距離もとって・・・
 個人的な話はいけないのだった。開校時に言われている。
 講座長に謝ると、いいですよ、の返事が返ってきた。
 コロナ禍、「コーラス」の会も、老人ホームに行くのを取りやめた。クラスターの発生源になりかねないと・・・
 北海道の娘さんも、正月以来帰省していない。文化祭も中止になったし、意欲も減退して、足、膝を弱めた・・・
 あらら、私と似たようなことを言っている。

 1人、そしてまた1人入ってきたので、途中で帰れなくなった。
でも、楽しかった。

 南魚沼市は、まだコロナ感染者は発生していない。
 美術館や施設に入るとき検温を依頼されるが・・・

 車で出かけるとき、対向車の運転者はマスクをかけている人が多い。眼鏡をかけるので走行中はマスクを外すことが多い。

  秋晴れのさわやかな季節の到来を待っている。