雪国では、誰もが春待ち人なのではないでしょうか。
長い長い冬、もういい加減にこの季節から脱け出したくなります。
今日も晴れた。よかった。一喜一憂する季節なのです。
「如月きさらぎ」
旧暦の二月のことを言いました。
旧暦の二月はまだ寒さが残っているので(衣)を更に着る月であるから「衣更着きさらぎ」
草木の芽が張り出す月でもあるので「草木張月くさきはりづき」
陽気が更に来る月であるから「気更来きさらぎ」
他に「梅見月むめみつき」「木目月このめつき」など。
旧暦二月は新暦では三月頃にあたり、梅の花が咲く時期です。
桜の蕾も少し膨らんできたような気もします。
お天気がいい日が続きました。
友の店に寄ってみました。
「こんにちは~」
奥の席にお客が三人・・・
光線で誰だか分かりません。
老眼・・・眼鏡なしでは駄目なのです。
また誰か入って来ました。
Mちゃんです。
座骨神経痛の薬が効かなくて、今日も病院に行って来たとのこと。
この前もその話をしていました。
Mちゃん、可愛い花柄の杖を持っています。
さすがクラフト工房の先生。センスいいです。
ここだけの話ですが、彼女、方言丸出しです。お姉さんは歌も上手く、綺麗な標準語です。そのギャップが面白いです。
「また大雪降ったけど、薪ストーブの薪どうしました」
「T君がやってくれたが」
「やさしい子だよね」
「そいがだて~、だすけ助かるて~」
「よかった~」
この前は座骨神経痛で家の中を這いずっていたこと、ストーブの薪運びが大変だったこと、病院の薬が効かないとこぼしていました。
私も、凍てつくような寒波の頃から腰痛が出て、基幹病院の整形外科で診てもらいました。足裏の痛みもありました。外用鎮痛消炎剤でずいぶんよくなって来ました。
T君は昔からの仲間です。Mちゃんの工房の生徒です。
Mちゃんが帰り支度を始めたので、私も帰ろうと思いました。
奥の席にいた人が声をかけてきました。
三人、妹の同級生でした。
春のような陽気でよかったですね。
腰の痛みがなくなったので、絵を描き始めました。
オリンピックを観戦したりで、ちっともはかどりません。
お天気がよかった二十二日の画像です。
昨日はおかしなところを修正していました。足を投げ出して描いています。
すぐ疲れてストーブの前で寝転んだり、起き上がってキャンバスを睨んだり、いい加減なものです。あちこち描き直さなきゃ・・・
まだ完成にはほど遠いのですが、自分に気合いを入れるために描いています。
奥にある風景画も、軽く絵筆を置いただけのつまらない絵・・・
写生会で描くはずだったのですが、観光客が多くなって結局描けず、最後の集合時に先生から却下されています。「何を描いたのか分かりませんね」確かに。
他の仲間はずいぶん描き上げているのに・・・
指先の力が少しついてきた昨今です。どうしても完成させたいと思うようになりました。
以前描いたデッサンです。
下手です。よく見ると、奥の脚の位置が不自然です。遠近法の学び方がいい加減なんですね。
平昌オリンピックも今日が最後です。
エキシビション、閉会式までTV放映を楽しみにしています。