ながれのきしのひともとは
みそらのいろのみづあさぎ
なみことごとくくちづけし
はたことごとくわすれゆく
わすれなぐさ(詩 ウイルヘルム・アラント 上田敏 訳)
ワスレナグサは、春の開花時がいい。
多感な少女の頃、父が教えてくれた詩だ。
シロバナニシキゴロモ
昨年は根付きが悪かったのか、花の時期を見過ごしてしまった。今年はしっかりとした株になっている。よかった。
ヒトリシズカ
テレビで笑顔を振りまいていた女性が亡くなった。コロナだ。乳癌の手術後の免疫力がなくなった方に襲いかかった。ご本人も、ご家族の方々も無念な結果となってしまった。
コロナは怖い。
免疫力を失っていたあの頃にやってきたら、私はどうなっていただろう。
カテーテル検査は長時間を要した。
退院後も、快復するまでずいぶんかかった。いつも、頑張ろうと信念を持って生きてきた。
3年前、市の検診結果から、基幹病院でマンモトーム生検をすることになった。
痛いのを我慢していたら、医師から我慢強い方ですねと言われた。結果は、しこりはあるものの、悪性ではなかった。3年経った今年の2月、これで終わりにしてもいいのですが、循環器内科を受診されているようですから来年もお願いいたします、と言われた。
乳癌に対しての恐れはない。
早朝歩くこと。
自分のペースで。
冷たい大気でも、朝歩きの心地よさを味わっている。
コロナに負けないぞ。
近所に咲いている赤いツバキ。
はっきりしない天候と相まって、たわわに咲いているツバキに勇気をもらった気分だ。
「いのちを守る STAY HOME週間」
南魚沼市でも、感染させない、 持ち込まない、 命を守るため、
「でかけるな」「来させるな」の呼びかけを行っている。