五月二日
夜間バス、早朝長岡着。朝一番の上越線で次女が帰省した。
バスは眠れなかったようだ。仮眠を取り、午後は家の車で出かける。夕食づくりを手伝い、また友だちと出かけた。
五月三日
朝の食卓
人参サラダ、木の芽のお浸し、卵焼き、のらぼう菜の味噌炒め、身欠きニシンの甘煮、その他・・・
夜中の二時頃長女一家着。音が聞こえたが、そのまま寝入った。
みんなが揃った朝の食卓だ。
長女夫婦が、夜中に食べた、ウドのキンピラ、のらぼう菜が美味しかったという。
身欠きニシンの甘煮は、最近凝っている我が家の一品。昨夕作っておいた。料理酒、味醂、醤油、とろ火で煮る。関西人が好むそうだ。次女も煮る。
のらぼう菜は、昨年秋に種を蒔いた。春になって摘み菜ができるようになった。柔らかく甘みのある菜。お浸しも美味しい。
人参サラダは次女作。ピーラーで人参を削り、甘酢とドレッシングでサッパリしたサラダになった。
卵焼きは長女作。卵焼きをふんわり柔らかく仕上げるコツは、白だしを少々加えること。美味しいね。
木の芽(アケビの芽)はご近所からのお裾分け。
ウドのキンピラ
固く棒状になったところだけを捨てた。葉、剥いだ皮の部分も使用。適宜に切って、葉など軟らかいところと別にしておく。土や砂の混入を防ぐために何度も水洗いをした。鍋の湯が煮立ってきたら塩を加え、固いものから先に茹でていく。最後に柔らかい葉や剥いだ皮の部分をさっと茹でる。茹ですぎないこと。冷たい水にさらし、なるべく水分を抜いて調理する。サラダ油、料理酒、味醂少々、輪切り唐辛子少々、醤油、ダシで味を調える。
午前中、トオル君と夫は山に出かけた。今春は冬の少雪のためか、山菜の出がいつもと違う。それでもいろんなものを採ってきた。
ヤマアザミのキンピラは昨日食べ終わったので、写真も撮れなかった。
午後は風が強かった。家の前を車寄せをしたので、風をさえぎり、道路からの目隠しにもなった。バーベキューを楽しむことができた。トオル君はセッティングが上手い。炭火も熾して、テーブルと椅子、焼くものや、食器、割り箸、飲み物まで用意してあった。
長女も台所で串カツを作っていた。
いつもとは違う、少人数でのバーベキュー。ビールも、焼いた肉も、ポテトも山菜も、全て美味しかった。
夜もトオル君が腕を振るった。いろんな山菜の天ぷら、カラッと揚げる。食卓に並んだ料理の数、覚えきれない。
三日はナゴ君の誕生日。お寿司とお刺身も・・・
アル君が電話したが、移動中らしくつながらなかった。向こうの家族みんなで、奈良に出かけたようだ。
五月四日
のらぼう菜の味噌炒め
のらぼう菜のリクエストが続く。
塩を入れた熱湯でさっと茹でる。水を絞って切り、味噌炒めにする。味噌、料理酒、輪切り唐辛子少々・・・我が家は何でも薄味かな。
生揚げのチーズ焼き(長女作)
美味しかった~。
朝からお天気がぱっとしない。
トオル君は、ホームベーカリーでパンづくりにかかる。
次女たちの同級会の記念行事の日。
ご祝儀を包んで、Aコープ広場に行く。
お祝いの『ご神体』を見物に人々が集まっているのだが、写真を撮るのを止めた。 長女の同級生がいた。イケメンだ。美人のお母さんにそっくり。そう言ったら、よく言われます、とのこと。母子とも美女、美男だ。我が母娘は?やめておこう(苦笑)。
オオソニガラム(ユリ科)が花開いていた。
気になっていた白い花が開いた。
ハコベの花は散ったようだ。
ネットで検索しても分からなかった。
タチイヌノフグリか。
花びらは四枚。紫色の筋がある。花の色は紫、あるいは薄紫とある。葉の形状も違った。
写真の花は白花だ。紫色の筋もある。咲いて、すぐ散ってしまうので目立たない。 北側の庭でひっそりと咲いて、いじらしい。交互に丸い葉をつけ、伸びていく。
母が移植して増えていった花だ。庭から消えて久しかったが、この庭からもらった花だと知人が何株か持って来てくれた。だが、枯れてしまった・・・今春になって、場所を変え、ところどころに小さな花を咲かせている。小さな、小さな花。
チョウジソウ(キョウチクトウ科)
ジュウニヒトエ(シソ科)
四時頃、みんなで五十沢温泉さくりの湯に行った。ポカポカ暖まった。
夕食は餃子。長女がたくさんつくった。得意なチジミも・・・美味しくって、食べ過ぎた。ワインもいつも持ってきてくれる。赤ワインだ。
賑やかなみんなの後ろで、クッキーづくりをしていたるうちゃん。レシピは冷蔵庫に貼ってあったんだね。
ホカホカの焼きたてクッキーを食べさせてもらった。日々成長する子供たち。学校の成績もオール○なのね。凄いな~。
トオル君は、夜中に焼き上がるパンをセットしていた。私、もう寝ます。
五月五日
お土産を買いに、魚沼の里に出かけた。
菜の花が花盛り。結構きつい匂いだ。
次女が、母の日のプレゼントを買ってくれるそうだ。家で何がいいか聞かれていた。
マグカップが欲しかった。
安いものでいいから・・・
雪室の「okatte」で買った。
デザインも、形も、軽くて、持ちやすかった。シンプル・イズ・ベストだ。
長女も出かけていたのだが、帰宅するとプレゼントを差し出した。用意していたようだ。
ウォーキング用の濃褐色のパンツ、半袖の白黒ボーダーTシャツだった。嬉しかった。
夕方、長女一家が帰った。
夜は次女だ。
私が送ったのだが、五日町駅まで次女が運転した。
列車が発車しても手をふりつづけた。
帰宅して、新しいマグカップで飲むワインの美味しいこと。
夢を持って、生きるって、なんて素敵なんだろう。
みんな、みんな、ありがとう。