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♪この想いが君を
苦しめてしまうとしても
傷つけてしまうとしても
君が欲しくて
ラジオから、福山雅治の歌が流れていた。
「龍馬伝」が始まる。
タレント音痴の私だが、甘いマスクと声の持ち主が、誰かぐらいは知っている。
日曜午後8時、娘共々、福山雅治が演じる「龍馬」を熱い眼差しで観る。
♪帰るべき場所がある
守るべき人がいる
愚かすぎる過ちと
知っているから・・・
言うほどのことでもないが、お気に入りの俳優がいる。
その人の名は、岩城滉一。
「北の国から」の印象が強かったみたいで、多分その頃から。
大ファンだとか、韓流熱とか、そういうものではない。
せせらぎのように、ひたひたとしみ入る雰囲気を持つ人。
現在、岩城滉一がどんな活動をしているのか、全く知らないのだが。
♪友達ではいられないことも
恋人には戻れないことも
わかっているよ でもこの真心を
永遠のはつ恋と呼ばせて
「北の国から」で思い出したが、倉本総のドラマが好きな女性がいた。男性も参加していた私たちの会に、友だちを通して加わった。真っ赤なスーツと真っ赤な口紅で、会合に現れた彼女は妖艶で、女の私たちは、少なからずショックを受けた。ほどなく、家庭を持つ彼女と、リーダー役をしていた未婚の仲間が恋に落ちた。彼と彼女は真剣だった。恋を成就するために必死だった。今の夫も、前の夫も、価値観の相違で充たされていなかったという。彼のような人に始めて出会ったとも。彼もまた同じようなことを言った。離婚は成立したが、二人の恋愛は、いろいろ取り沙汰された。何度も繰り返す恋に、あきれたという意見が多かった。私は相談を受けた方だから、何も言わない。言ってはならない。周囲の反論も承知で、生活を共にするのだから、幸多かれと祝福した。二人は、恋愛中にキリストの前で懺悔をし、洗礼を受けた。教会でのささやかな挙式に、私も参列。現在、布教活動にあたっている。美しく華やかだった彼女は、化粧を落とし、シンプルな装いになった。街角でばったり出会ったのは、いつだったか。笑顔が清々しかった。
二人の出会いは宿命だった。初めから決まっていたのだろう。神に導かれたのだ。
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(オミナエシ)
♪時間はいつか
この恋に答えをくれるの?
もう一度あの日のように
人を愛することなど出来るの?
『はつ恋』 ロシアの文豪ツルゲーネフの中編小説。
多感な十代に読んでいるが、記憶の彼方に消えてゆく。
少年のはつ恋と、隣家の娘が恋していた相手が、少年の父親だった、そんな話。
まだあげ初めし前髪の 林檎のもとに見えしとき 前にさしたる花櫛の 花ある君と思ひけり
島崎藤村の『初恋』もある。
♪友達ではいられないことも
恋人には戻れないことも
わかっているよ でもこの真心を
永遠の はつ恋と呼ばせて
せめて はつ恋と呼ばせて
永遠の はつ恋と呼ばせて
そうだ。
「初恋」を歌う村下孝蔵がいた。
この人の歌の方が、自然に受け入れられる。
「はつ恋」「初恋」
すれ違っただけで、頬が紅潮し、動悸がおさまらなかった。
あの先生、まだお元気かな。
(過去日記 2010・1・27)
連日の猛暑、コロナ禍。
大変な夏となりましたね。
孫たちにも会えません。
おだやかな日常が、早く戻ってくることを祈っています。
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風にそよぐワレモコウ。
植えて二年目。まだしっかりと地に立てないでいる。
素朴なのに、なぜか好きな花。
吾亦紅。我もこうありたい、ですか。