伊那人のサッカーぶろぐ

二十年来のアルゼンチンファンである筆者「Menotti」のサッカー観戦記。U12の少年サッカーも応援しています。

川渕三郎杯U10 IN 千曲

2011年11月02日 22時36分51秒 | 少年サッカー

 

Topstone主催の一番大きな大会、チャイルドカップの開催が、今年は10/29,30というのは

だいぶ前から知っていました。ところがその後、Tコーチからこの日、もう一つ大きな

大会が重なったことを聞きました。それが千曲市で行われる4年生の大会、川渕三郎杯でした。

 

毎年、宮田のTopstone4年が参加している大会です。しかし、今年マクドナルド杯も、

アンテロープカップもそうですが、top伊那の4年生が何かと参加させてもらっています。

確かに、上伊那3年生大会を制してから、4年のトレセンも多く選出していただき、中でも

M君は県トレセンにも選んでもらいました。強豪ひしめく大会では、上には上があることを

知らされ、マクドナルドではアンテロープさんの前に、何もできずに敗退したこともありました。

 

宮田の4年とは常に良いライバルであり、練習試合でも勝ったり負けたり・・・。

 

そんな中、その宮田と伊那の4年を融合して、合同チームTopstneとして川渕三郎杯に参加する

事となったのです。宮田のKコーチはさすがにチャイルドカップに出るということで、

不肖、このMenottiが両チームのエリート(?)たちを率いて、全国のビッグネームに

挑戦することになりました。

 

この大会、4回目ですが、2回、3回と神奈川のパーシモンさんが連覇しています。

そしてU12関係者で、知らぬ人はいないという埼玉の新座片山さん。その他にも多くの

県外チーム。今年は被災した福島からも福島ユナイテッドさんが参加しています。

 

県内では、フォルツァ松本、松本山雅さんなども参加しています。

 

Menottiは何を隠そう、泊まりの遠征は、これが初めてでした。愛知県や山梨県、県内各地の

遠征は何度も行きましたが、何故か泊まりには縁が無く、今年の刈谷遠征も最初泊まりの

予定でしたが、結局日帰りになったし・・・。

 

本当は、もっとベテランのコーチと一緒に行ってから、と思っていたのですが、いきなり

引率責任者となってしまい、相当のプレッシャーを感じていたわけです。

 

なにしろ、泊まりは初めてだし、この大会に出たことのある人が誰もおらず、場所だけは

アルティスタカップなどで知っていたので良かったのですが、それ以外はわからず、ただ、

今回、千曲のサッカー協会の方々の運営が、しっかりされていたので、大きな問題もなく、

二日間の日程を無事に終えることができました。関係者の皆様に感謝です。

 

1日目、Topstoneはチームバスで朝6時、千曲市に向かいました。伊那のメンバーは途中、

伊那の中央病院で乗り込み、順調に中央道を北上します。途中、みどり湖PAで休憩したのですが、

なぜかそこでだいぶ時間がかかってしまい、更埴経由で千曲に向かったのですが、姨捨でも

一度、休憩。そうこうしているうちに8時近くになっているではありませんか!

 

更埴からの普通道路も意外に時間がかかり、多少道を間違えたりもしたので、結局、会場入りは

8:40頃でした。第一試合は9:00から、件の新座片山さんです。初っぱなから青ざめながら、

受付に向かいました。受付はレストハウスと聞いていたのですが、駐車場で案内の人に聞くと

人工芝内の本部に誘導され、そこからまたレストハウスへ走る羽目に・・・。

 

受付は途中、会計さんに任せ、慌てて体育館横グランドに行くと、もう9時10分前に

なっていました。

 

初戦の先発と、第2ピリオドメンバーはあらかじめ決めていたので、焦りませんでしたが、

そうでなかったら、きっとパニックだったでしょう。

 

先発は宮田メンバーで組んでいました。合同練習が、なんだかんだで2回しかできなかったので、

いきなり慣れないメンバー同士で組んでも、連携が厳しいと思い、こうしたのです。

第2はDFを残して、伊那のメンバーを全部入れました。

 

試合開始後、新座片山さんの実力はすぐにわかりました。中盤のチェックの早さが半端でない。

まずはそれを感じました。宮田の前の方の選手は、個人技にはある程度自信を持っているようで、

普段なら中盤でキープしながら、周りを見て対処できるのですが、この試合では、ほとんど

自由に持つことは許されませんでした。相手の足も全体に早くて、サイドは何度言っても

裏をとられて、センタリングを許してしまいます。

 

ただし、序盤は、相手も初戦の堅さか、シュートミスが目立ち、実際、ベストな状態なら、

もう何点も取られておかしくない状況でしたが、第一ピリオドを1点に抑えることができました。

うちのCB、M君は足も早く、ディフェンス能力も高い、伊那にはいないタイプのDFで、彼が

だいぶ危険な場面を救ってくれました。

 

第2ピリオド、伊那のメンバーに入れ替えたのですが、相手の調子が全開に近くなったのか、

さらに危ないシーンが目立ち始めました。DFのM君は残したのですが、もちろん彼だけで

守れるものではありません。この10分で立て続けに2点、失点しました。特に大きな

ミスがあったわけではないのですが、すべての場面で相手が上回っていました。

 

当然ですが、アップ不足は言い訳にはなりません。第3ピリオドで1点でも返そうと、

調子の良さそうなメンバーで挑みましたが、かろうじて攻撃面の光明となれたのは、

伊那のスピード王、M君の右からの突破のみでした。それでもシュートやセンタリングまで

いけたのは1,2度くらいでした。それくらいレベルが違いました。ただ、このチームは

華麗なパス回しやサイド攻撃が徹底しているという感じではなく、身体能力と、個々の強さで

相手を上回っていく、というような印象を受けました。コーチの声かけからも、相当厳しい

練習を積んでいるのだろうと思いました。

 

第2試合からは、人工芝のグランドに移りました。相手は富山スクエア。前情報はほとんどなし。

始まってみると、少なくともさっきよりはこちらが自由にボールを持てます。

決して弱いチームではないと思いますが、さっきの相手が強すぎて、逆にこちらはすごくやりやすい

状態でした。宮田攻撃陣の個人技も冴え、身体が暖まったこともあって、先取点、追加点、

気が付くと大差が付いていました。4点目くらいで、相手の集中も途切れた感じで、みるみる

加点していきます。終われば、7-0の大差で勝つことができました。宮田攻撃陣には

人工芝が大分有利だと感じました。伊那のYM君と同じ名前のF君、伊那東小で宮田に

入っているE君などが、見違えるようにのびのびドリブルを仕掛けていました。TM君も

良いシュートを決めてくれました。

 

2試合目の勝利で、だいぶ気をよくしたTopstoneメンバーでしたが、今日最後の試合、前橋エコー

戦が残っています。やはり人工芝のBコート。試合は静かに始まりました。メンバーはやはり

混成のチーム。少し布陣に悩みましたが、この試合、勝つために最も機能するメンバーを

選んだつもりです。相手は富山と引き分けたという情報が入っていました。ならば勝てないはずはない。

みんなそう思ったに違いありません。しかし、試合が始まると、そんな余裕はどこかに行って

しまいました。特にすごく目立つ選手はいませんが、それぞれが自分の仕事を確実にやってきます。

そんなに恐いサイド攻撃ではないように見えたのですが、何度もやられるうちに、ついに

先取点を献上してしまいました。そして何とか挽回したいところで追加点。このまま終わってしまい

そうな恐怖感の中、3ピリオドは勝負に徹して、ベストメンバーを投入しました。確か宮田の

攻撃陣が1点返してくれたのだと思います。3ピリオドで同点、逆転を目論んだのですが、

終わり間際に3点目を取られてしまいます。よもやここまでかと思いましたが、最後の最後で

2点目が入り、もう一点と言うところまで迫りました。しかし無情にも、このまま終了の笛を

聞きました。2-3。この敗戦で、上にはもう行けないんだと思ったのですが、二日目、意外な

展開が待っていようとは、当然この時には思いもよらなかった訳で・・・。

 

宿泊、夜の勉強会、懇親会~二日目の試合へとつづく・・・。

 


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