昨夜は帰宅が遅かったのですが、きょうも朝一番で畑の耕運。ただ、この畑は施設の近くにあります。無償でお借りしている20aの畑です。貸してくださってる方に、ろくすっぽお礼も言っていませんが、本当にありがたいことです。
いつもは車で10分の通勤コースを、トラクターに揺られ揺られて、約40分。
耕運を済ませた畑。
2年ぶりに、ソバの種を播きます。蕎麦の種は、二百十日は土の中と言います。そろそろ播き時ですが、亜熱帯状態のいま、累々と積み重ねてきた百姓の智恵すら、信憑性が乏しくなってきています。悲しいことです。
それはさておき、なのはな村の調理士Mさんは、蕎麦打ちの名人でもあります。フジサキも年末だけは蕎麦打ちをしますが、どう逆立ちしたってかないっこありません。
今年は、会員を募って蕎麦懐石の場を作ろうと、密かに計画しているところです。
耕した畑の奥は、黒もちあわです。やわらかい穂が出ました。
近づいている台風が、心配ではあります。
トラクターで施設に乗りつけたのは、ちょうどみなさんがそろう9時頃。
早速、実習中のSさんが飛び出してきました。
「何で来た、何でトラクターが来た、乗って何で来た。」
フジサキが得意げに説明しようとすると、そこでSさんのトラクターへの興味はお終い。
「うめちゃん、来るねえ。うめちゃん、女の子だねえ。」
フジサキ、すごすごと作業着を着替えに更衣室に向かいます。