なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

大好きな本

2008-01-29 18:06:37 | 

なんてまぁ、かわいいタイトル。

「書評」って言うとなんか難しそうでも、「大好きな本」なら、ちょっと読みたくなる?

好きな作家が、自分と同じ作家を好きらしい。これは嬉しい。親近感も沸くってもん。

しかも、その「良さ」を言葉にしてくれる。そりゃもう、感無量ですよ。

 

それではここで、私版「大好きな本」07年度ベスト3&作家別ベストを発表します!

ババンッ

 

1位・・・悪人」  吉田 修一 (*川上弘美版にも掲載) 

   この本は、ホントにすごいです。又いつか読み返したい。けど、つらい。

 

2位・・・八日目の蝉」  角田 光代

   太田光も絶賛とか。いつもの角田光代とは、ちょっと違います。これも、切ない。

 

3位・・・百人一酒」  俵 万智 

   共感しまくりのエッセイ。川上弘美さんも友人として登場。でも「大好きな本」には掲載なし。

   酒と人をこよなく愛する、俵さんに乾杯(古)。   

 

その他、私の好きな本と、後者は川上弘美の「大好きな本」より。

江国 香織   「神様のボート」、「すいかの匂い」 

小川 洋子   「ミーナの行進」、「偶然の祝福」

田辺 聖子   「言い寄る」「私的生活」「苺をつぶしながら」←3部作

村上 春樹   「海辺のカフカ」、(左に同じ)

宮本 輝     「愉楽の園」、「にぎやかな天地」

山田 詠美   「風味絶佳」、(左に同じ)

 

好きな作家でも、読んでいない本もまだありますね~

筒井康隆や北村薫、丸谷才一、久世光彦等、読んだことのない作家にも興味が沸いてきました。今度読んでみよっと。