なんくる、なくない?

浪花節だよ、人生は。

ほんとうの環境問題

2008-08-03 13:18:55 | 

 

最近、何でもエコ。CO2をなるべく出さず、リサイクルを心がけよう。じゃなきゃほとんど非国民。

この本は、その一つ一つに疑問を投げかけます。

 

リサイクルすればいいと言うけど、本当にそうか?たとえば、ペットボトルの行方。

 → 「ペットボトルのボトルのリサイクルはムダ」

ゴミを捨てるためだけに、ヴァージン石油から作られる指定ゴミ袋。

 → 「自治体指定のゴミ袋はエコロジカルではない」

分別収集はつまるところ、

 → 「やればやるほどムダが出る」

 

実は皆、環境問題を「本気で考えていない」。

他人のデータ任せの環境省も、豪邸に住みCO2出しまくりのアル・ゴアも、マスコミ受け売りの私達も。

眉唾のデータが飛び交い、危機感だけをあおられる状況で、

「中国人とインド人の惑星化」、「少子化の何が問題なのか」、「環境問題には"流行"がある」、

「京都議定書を守っても日本が温度上昇抑制に貢献できるのは0.004度」、なんだかスカッとします。

 

そしてこれを読むと、自分たちがどれだけ安易かがよくわかります。

エコバッグや、エコカーや、バイオ燃料や、「環境によさそう」というイメージに流されてしまってる。

環境問題は複雑に絡み合っていて、そう単純ではなさそうだけれど、

この本は、とてもわかりやすく説明してくれているので、いろんな人におススメします。



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