nakazumi's blog

文化・歴史・城郭をメインに、時々『気になる事』を記す婆娑羅ブログ!

美濃金山城

2019年06月08日 | 岐阜県の城郭・環濠

 天文6年(1537年)に美濃の守護代一族である斎藤妙春が、標高276mの古城山の山頂に鳥峰城(うほうじょう)という名で築城したと伝えられ、斎藤妙春が天文17年(1548年)に謀殺されると、長井道利が城主となったが、織田信長の美濃攻略の過程で永禄8年(1565年)織田信長の家臣の森可成が城主となって金山城と改称した。以後は森長可、森蘭丸、森忠政に継がれ、慶長5年(1600年)の関ケ原の戦の後、森忠政が川中島へ転封となり、金山城は犬山城主石川光吉の預かりとなり、翌年建物は解体されて犬山城の改修に使われた。美濃金山城は慶長6年(1601年)に壊されましたが、その時のままで残っているので、城の壊され方がわかります。平成25年(2013年に国の史跡に指定されました。 

【所在地:岐阜県可児市兼山】

アクセス>名古屋鉄道・広見線『明智駅』からYAOバスで『城戸坂バス停』下車、南へ徒歩約15分。

美濃金山城の縄張り図

美濃金山城の出丸の概説

              出丸の石垣

出丸

 美濃金山城の第一戦の防御ために大手口に築かれた防御施設で、規模は東西55m南北33m。

木の階段を上って行く

三の丸の門跡       ▼三の丸

二の丸

南腰曲輪         ▼天守台西南隅石

東腰曲輪

本丸の石垣        ▼本丸枡形虎口

本丸

本丸からの眺め

2019/06/06訪城



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