一般に絶対的エースのいるチームは短期決戦に強いと言われている。日本シリーズなら2勝を期待できるからだ。しかし楽天はそうではない。レギュラーシーズンの成績は82勝59敗3分で勝率0.582だが、田中投手の24勝0敗を除けば58勝59敗3分で0.496となる。つまり勝率5割に満たず、野手はともかく田中投手以外の投手力に不安のあるチームだ。
対する巨人には田中投手ほどの傑出した投手はいないが勝率0.613だ。つまり田中投手が投げない試合については勝率6割強のチームと5割弱のチームの闘いとなる。明らかに巨人に分がある。星野監督の思惑は多分、田中投手で2勝、則本投手で1勝、その他(美馬か辛島)で1勝だっただろう。これが田中投手で1勝しかできなければその他で2勝必要になりかなり厳しい。
結果としては美馬投手の神懸り的な快投のお蔭で優勝できたが、最後に田中投手を使ったことには絶対に納得できない。俄かファンは喜んだだろうがプロ野球史上最悪の采配だと思う。たとえ本人が志願しようとも、前日に160球も投げた投手に投げさせるべきではない。もし最後の矢野選手に同点ホームランでも打たれていれば、あるいはもっと悪いケースとしては怪我でもすれば、取り返しが付かない。田中投手の将来を考えれば絶対に温存すべきだった。星野監督が熱血漢だから熱血に同調してしまったのだろうが「♪腕も折れよと投げゆく闘志♪」(「巨人の星」主題歌より)を賛美すべきではない。
昔のプロ野球の選手管理は無茶苦茶だった。古くからのファンならこの言葉を覚えているだろう。「権藤 権藤 雨 権藤 雨 雨 権藤 雨 権藤」要するに雨の日以外の中日ドラゴンズの投手は権藤投手ばかりだった。結局3年で潰されてしまった。これではブラック企業そのものだ。この反省があるからこそ、現在の中日には48歳の山本昌投手が健在だ。
ところで来年の楽天はどうなるだろうか。田中投手がメジャーリーグに行ってしまえば残るのは勝率0.496の弱いチームだ。ここは田中投手の移籍金を使った大型補強が必須だろう。まるで某チームのように金にモノを言わせてフリーエージェントの資格を得た選手を掻き集めるべきだろう。そうしなければ来年の楽天はBクラスだ。
対する巨人には田中投手ほどの傑出した投手はいないが勝率0.613だ。つまり田中投手が投げない試合については勝率6割強のチームと5割弱のチームの闘いとなる。明らかに巨人に分がある。星野監督の思惑は多分、田中投手で2勝、則本投手で1勝、その他(美馬か辛島)で1勝だっただろう。これが田中投手で1勝しかできなければその他で2勝必要になりかなり厳しい。
結果としては美馬投手の神懸り的な快投のお蔭で優勝できたが、最後に田中投手を使ったことには絶対に納得できない。俄かファンは喜んだだろうがプロ野球史上最悪の采配だと思う。たとえ本人が志願しようとも、前日に160球も投げた投手に投げさせるべきではない。もし最後の矢野選手に同点ホームランでも打たれていれば、あるいはもっと悪いケースとしては怪我でもすれば、取り返しが付かない。田中投手の将来を考えれば絶対に温存すべきだった。星野監督が熱血漢だから熱血に同調してしまったのだろうが「♪腕も折れよと投げゆく闘志♪」(「巨人の星」主題歌より)を賛美すべきではない。
昔のプロ野球の選手管理は無茶苦茶だった。古くからのファンならこの言葉を覚えているだろう。「権藤 権藤 雨 権藤 雨 雨 権藤 雨 権藤」要するに雨の日以外の中日ドラゴンズの投手は権藤投手ばかりだった。結局3年で潰されてしまった。これではブラック企業そのものだ。この反省があるからこそ、現在の中日には48歳の山本昌投手が健在だ。
ところで来年の楽天はどうなるだろうか。田中投手がメジャーリーグに行ってしまえば残るのは勝率0.496の弱いチームだ。ここは田中投手の移籍金を使った大型補強が必須だろう。まるで某チームのように金にモノを言わせてフリーエージェントの資格を得た選手を掻き集めるべきだろう。そうしなければ来年の楽天はBクラスだ。