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②です。
戦後、貧しかった日本は、自力で発展してきましたが、バブル崩壊後、坂道を転げ落ちるように衰退してきています。
なぜ、そのようなことが起きてきているのか。日本の「教育」になにか、問題があったのでしょうか。
本日も、大川隆法 著
「教育の使命」から、学んでゆきたいと思います。
(92ページよりの引用です)
【 バブル崩壊後、「成功への道筋」を見失った日本 】
『教育の法』(大川隆法著)には、いじめ問題に関して、
「正義が支配する学校にしなければいけない」ということが書いてあります。こういう問題についても、もう少し国際的な視野をもち、
歴史上の軍事的な問題などをきちんと分析して理解していると
縮図として見えてくるものはそうとうあるでしょう。
「正義とは何か」ということについて、戦後の日本では、ほとんどの場合、
「多数決で決めたことが正義だ」と考えているようなところがありますが、
そうではないことがあるのです。それを知らなくてはいけません。とにかく、現状に満足してはいけないと思います。
今の日本の問題は、1990年あたりを境に、政府あるいは官僚主導で「バブル崩壊」と言われる事態が起きて以降
自信を失い、国のめざすべき方向が見えなくなっていることにあると思うのです。
それまでは、やるべきことがはっきり見えていました。
「勉強がよくできて、高い学歴があれば、よい会社に入れて成功できる」という道筋が見えていたのですが、その道筋がみえなくなってきたことが、とても大きいのだと思います。
それで、「ゆとり教育」に入り、いっそう停滞していろいろな国にどんどん追いつかれ、追い越されようとしています。
このあたりについての認識は、極めて甘かったと思います。
戦後の日本の強い国際競争力は実は、教育に支えられていたのです。教育力によって日本は成長したのですが、
それが他の国に負けてきていることについての認識が甘く、「もうすでに坂の上まで登りきった」と思って油断していたのです。
…途中省略…(ここからは、122ページよりの引用です)
【 戦後教育の最大の間違いは「愛国心」を消したこと 】
本章のテーマは、「セルフ・ヘルプと愛国心」ですが
やはり、戦後教育の最大の間違いは、愛国心を完全に消してしまい、「戦前の日本は、全部、駄目だった」というような価値観を植え付けたところでしょう。
しかし、今の韓国を見ると、愛国心の教え方は戦前の日本と同じです。戦前の日本は、あのような教え方をしていました。
また、最近の中国は、戦争中の日本とだいたい同じような愛国心の教えかたをしています。
戦争中日本では、「鬼畜米兵」と言って、「敵国である、アメリカやイギリスは、鬼や畜生だ」という教育をしていましたが、中国ではそのくらいの愛国心をきちんと教えています。
そのような状況のなかで、日本が行っている平和教育はそうとうボケた教育だと言わざるおえません。
基本的に「国をよくすることは、よいことなのだ」という考えを押さえておかないと、子供たちの勉強においても
「正当に努力していくことを認めるのが、正しい社会なのだ」というところにつながっていかないのです。
まずは、自分たちの国を理想的なものにしていくことです。
そして、次に、「国のトップリーダーたちが、どう判断して世界をリードしていくか。また、世界に通用する人材をつくり出していけるか」ということが大事です。
………途中省略………
愛国心というのは、国を発展させる大きな力になります。
先の民主党政権は、バラマキ政策を中心に「大きな政府」をめざしていましたが、それだけでは、国が下っていくことになるでしょう。
やはり、富を生産していく人、新しい価値を創造していく人をつくらねければなりません。そのためには、国を愛していなければなりませんし「国を愛して立派にしていくことは、よいことだ」と考えて努力することを認めなければいけないのです。
………途中省略…………
「世界をリードするような人材を、日本から数多く輩出していきたい」ー。
そう強く願ってやみません。
(以上で引用おわります)
③へとつづきます。