昨日、メアリー・カサット展を見てきた。
毎日が日曜なのに職に着いていた頃から、日曜と云うとゆっくり起きる習慣が抜けず
遅い朝ご飯をたべながら日曜美術館を見るのが楽しみだ。もう一カ月以上前の事になる
がメアリーカサットが紹介されていた。
母子像を多く描いていると聞いて、どう云うわけか赤ん坊に眼の無い私は、まず
絵に描かれた子どもたちを見たいと思った。ついで画家が女性が職業画家として
生きる道が閉ざされている時代、親に反対されながらも自らの意思を貫いたという
プロフィールに、これは是非見に行こうと思いながら、色々な野暮用に時間を取られ
機会を逸していた。
母子像(とりわけ子供)を見に行くはずが、行った結果一番強く印象づけられた作品は
『桟敷席にて』であった。
着飾った男女の社交の場でもあった夜の観劇とは違い、昼間の劇場は純粋に舞台を
楽しみたい人が通うのだそうだ。それでもやはり女性の品定めを楽しむ殿方は当然
いるのだが、そんなの関心ないとばかり一心に舞台を見つめる女性の強烈な意志力!
画家の画業への欲求が絵の中の女性に現れたとも見られていると言うが、さも
ありなんと思われた。
女性が入学できる画学校が無い仏で、ルーブルに通っての模写が最初の修業時代だ
そうだが、それ以後も一定の画風にとどまらず印象派のドガや日本の浮世絵と出会い
常に新しい絵画表現にチャレンジし続けたそうだ。彼女の絵画への取り組み・生き方は
まさに強い意志力で達成されたものであろう。
画家は↓の如く、強い意志力を秘め聡明な美しさが引き立つ女性です。
毎日が日曜なのに職に着いていた頃から、日曜と云うとゆっくり起きる習慣が抜けず
遅い朝ご飯をたべながら日曜美術館を見るのが楽しみだ。もう一カ月以上前の事になる
がメアリーカサットが紹介されていた。
母子像を多く描いていると聞いて、どう云うわけか赤ん坊に眼の無い私は、まず
絵に描かれた子どもたちを見たいと思った。ついで画家が女性が職業画家として
生きる道が閉ざされている時代、親に反対されながらも自らの意思を貫いたという
プロフィールに、これは是非見に行こうと思いながら、色々な野暮用に時間を取られ
機会を逸していた。
母子像(とりわけ子供)を見に行くはずが、行った結果一番強く印象づけられた作品は
『桟敷席にて』であった。
着飾った男女の社交の場でもあった夜の観劇とは違い、昼間の劇場は純粋に舞台を
楽しみたい人が通うのだそうだ。それでもやはり女性の品定めを楽しむ殿方は当然
いるのだが、そんなの関心ないとばかり一心に舞台を見つめる女性の強烈な意志力!
画家の画業への欲求が絵の中の女性に現れたとも見られていると言うが、さも
ありなんと思われた。
女性が入学できる画学校が無い仏で、ルーブルに通っての模写が最初の修業時代だ
そうだが、それ以後も一定の画風にとどまらず印象派のドガや日本の浮世絵と出会い
常に新しい絵画表現にチャレンジし続けたそうだ。彼女の絵画への取り組み・生き方は
まさに強い意志力で達成されたものであろう。
画家は↓の如く、強い意志力を秘め聡明な美しさが引き立つ女性です。
家族を題材にした作品を多数描いた方ですが、親密だったという兄の一家との関係も、微妙でとても複雑だったようです。
子を抱く女性の仕草にも、微笑ましいだけではないものを嗅ぎ取りました。
印象派の紹介に努めただけでなく、参政権など女性の社会的地位向上にも寄与した方でもあったとのことですね。
青春の時って云うのは、良いですね^^
どんな困難にも超えて我が道を探っていく気が充実しているように思います。
家族や子を抱く女性を多く題材にしながら、その絵の中の人物の仕草等が
微笑ましいだけのものではなかったとのご意見、早くから貴ブログで
お見かけしていました。
家庭生活や子育てにおける人と人の関係は、微笑みばかりが
介在するものではないとは思いますが、無条件で画面から「愛」と
云ったようなものが立ち上ってくる作品は一枚として無かったように思いました。
枝に手を掛け、リンゴを子ども自身に摘ませようとする母親の絵など
共感できるものはありますが、柔和や温かさと云ったイメージを持てるものが
なかったのは不思議でした。
強い意思を持ち続けていなければ持続できなかったであろう
画家としての人生の困難さが、彼女に常に緊張を強いていたのでしょうか?!
強烈な個性ある人物でした!
むりですが、ソレ以外なら写真撮影もOK。コレって、日本批判では有りませんよ^^。国民性の違いは出てますよね~。 Fsさまとの素敵な会話に釣り込まれて、長居してしまいました。
筋力が低下され、以前のように集中して展覧会を楽しめなくおなりの由
残念ですね!
これからは美術館の館内レイアウトなども調べてからのチョイスが必要かしら^^;
横浜美術館は展示室で無い通路的な部分に数ヵ所、ベンチが置かれていたと思いますが、展示の一区切りの部屋毎に座っても観賞できるようになっていると良いなあと思いました。
仏米の美術館では普通に模写をする人たちが見られるんですね。
不注意なのか私は外国の美術館を訪れて、そういう光景を見た記憶はないです。
成人してのち絵が描けたらなあと、思ったことが過去に何度もありますが
その度、無理無理とあきらめてきました。もし模写を見慣れていたら、
そういう勉強法を試みることが、やりやすい環境にあったとしたら、
思い立ったが吉日で、好きな絵や好きな画家の絵の前に陣取って実行していたでしょう。
そしたらヘミbaba様は日曜画家はると出会っていたかも!?^^;
今日友人が一人、旅立ちました。
今この瞬間に終わっても、悔いのない様一日、一日を丁寧に充実して
生きていこうと又改めて思いました。
ご一緒できる大切な時間、待ち遠しいです^^