他の方のブログを拝見していても、だんだん秋の色の話題が増えて来ました。
近畿地方の平地の紅葉のピークは勤労感謝の日(11月23日)の頃なので、
まだ少し早くて紅葉の走りぐらいですが、世界文化遺産の一部にある
吉野熊野国立公園 大台ヶ原は既に見ごろになっているそうです。
たぶんハイカーの方達や写真家が楽しみにされていたでしょうね。
大和盆地ではやっと本格的な稲刈りの時期を迎え、約半分ぐらいは刈り取られて
来たでしょうか。
その昔、まだ奈良で仕事を始めた頃(サラリーマン;30年ほど前のこと)は
盆地の外れではまだハザ掛け(稲掛、稲架)の姿が見られて
稔りの集大成、旨味をすべて稲穂に集結して乾燥していくのが目の当たりに
出来たのですが、最近ではコンバインで藁まで粉砕してしまって風情も何も
消えてしまったように思います。 (と ここ何年も言っています。)
それでも久々に脱穀まで終えた稲の束が並んでいる姿を見たのには何故か嬉しくなりました。
コスモスやススキとコラボしている風景を眺めると 倭の国 だなぁーって思ったりします。
これからは褐色の景色が増えて来るのでしょうね。
先日、頂いた紫サツマイモでパウンドケーキを作った日記をUPしました。
その残りの芋が2本あったので今度はムラサキ芋羊羹を作って口から
秋を感じています。
固める直前のまだ少し余熱がある時に自分の好みでブランデーをポタポタ
いや、ボトボト落とし入れました。
ほのかな香りだけが残ってアルコールは全部飛びましたけれども
甘さ控えめ芋の旨味をよりマイルドに仕上げてくれて 美味しいです。
そうそう、色ついでに・・・
昨日のラーメンの話題と言いインスタント物ばかりで生活しているように見えるかも
知れませんがネーミングがこれまた不思議な面白さの 天下分け目の桑名カレー
関東の豚肉カレーと関西の牛肉カレーのレトルトが2パック(各1パック)入っていて
ラーメンのシナチクのような食感のタケノコがチョボッと入ってました。
ま、 所詮はレトルト・カレーなんですけどね。
秋とは何の関係も無く、色だけ繋がりのネタでした。
この季節を楽しみたいと思います。
こちらでも、コンバインが大活躍です。
農家の方は、自分の食べる分は、ハザ掛けというのですか、その方法で乾燥させるそうです。その方が美味しいのでしょうね。
稲全体に残っている旨味が穂を下にハザ掛けすることによって米の一粒一粒にギュッウーっと凝縮されるようです。
それを知っているのは農家の方々。
コンバインで分別し強制乾燥で籾殻を取った米とは二味違うようです。