綺麗に湯灌してもらい納棺を済ませました。

明後日の葬儀待ちとなりました。

二年前の義母と時と同じ会場での見送りとなりますが
二年の間にリフォームされていて、家族の控え室は
2LDKのホテルのような設備で、応接セットのような
ひじ掛けソファーや大きな浴室と和洋の寝室など
電子レンジや電磁調理機なんかも完備でリゾート感覚です。

湯灌でなんとなく赤みを取り戻し、まるで風呂あがりで
ゆったり寛いでいるような姿になり、とても安らかな

既に極楽浄土に着いているような表情で横たわっています。

私と妻が独自に枕経を唱え、コロナ感染予防の時期で
明日は親族だけで過ごし、明後日のお別れとするよう
他府県の親せきにも会葬を控えてもらうように連絡しました。
幸い、お天気も良さそうで良いお見送りが出来そうです。
斎場待ちというのは
ゆっくりお別れができるということでもありますね。
また近い親族だけでお送りできるというのも
気を遣わずにお義父さまのことだけを思っていられるということなのかな、とも思います。
何度か送る側に立ちましたが
毎回追い立てられるような通夜告別式でした。
奥様も肉親を送るのは
また違った心持があるかもしれません。
どうぞ皆様でゆっくりとした時間を過ごされますように。
安らかな顔は親族のこころを少しだけでしょうがホッとさせてくれますね。
どうぞ、お疲れが出ませんように・・・
種を明かすと義父の兄弟姉妹やその次の世代が殆ど亡くなっていて
孫の世代も遠方なので、コロナ騒ぎで遠慮してもらった感じですね。
義母関係も同様です。
仕事以外に趣味も無く、子育ては義母にお任せの無関心
妻も義弟もロクに遊んでもらったりなどと言う想い出も
特になかったらしく、老後の面倒だけ見させられて
普段は恨み辛みをよく聞かされてました。
それでも亡くなると、身内ですねぇ。
義弟は酒好きで実父の通夜を理由に飲む算段をして
同じく酒好きの我が次男なんかも巻き込もうとして居ますが
明日の葬儀当日の早朝に交代するのを理由に私達夫婦も
次男も早々に逃げ帰るつもりです。
義父も下戸だったし、同じ酒なら楽しく呑みたい方ですからね。
今年のコロナウイルス感染で障害となる事も多いですが
それを理由に遠方からの参列をご遠慮頂く良い理由にも。
お蔭で水入らずの厳粛な見送りが出来そうです。