くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

右肩下がり

2018年03月16日 23時55分26秒 | 映画

昨日より一気に7度も下がる最高気温14度。
それもなんとか午後1時に記録したものの後は下がり続ける一方で23時で3.8度です。
暑さで緩みが出ていた身体に食い込む寒さで疲労感がのしかかります。

頭も回らず写真のネタも無く心も懐までも寒さがしみこみます。
日曜日18日の彼岸の入りには19度まで復活するそうですが、その後は真冬に逆戻りだとか。
もう日記のマクラには不満タラタラが定着して、新たに来てくださった方にはすぐにスルーされそう
ですね。

なんとかひとつ見つけた写真が

地元の産直野菜の大根です。 グローブのような・・・へんてこりんな形でした。
ちょっと妖艶な感じもするのは僕の脳味噌が卑猥なのかもしれません。

 

へんてこりん で ネタが広がります。

最近の映画でTHE GREATEST SHOWMANという洋画を観た話題です。
映画を観られない方はどうぞスルーしてください。


実はこの映画、ジャンルで言うとミュージカル。どちらかと言うと苦手なジャンルでした。
去年、苦手克服のために観てみようとしたのがラ・ラ・ランドでした。
それが大失敗! アカデミー賞を何部門も受賞したとは考えられない拙い映画だったのです。
しいて良かった部分を上げるとしたら背景の景色だけ。 内容は最低でした。

今回もタマタマ空き時間に飛び込んだ時に上映時間だったから仕方なく入ったものでした。
しかし、ストーリー性もテーマもとても良かったと感動しました。

ニューヨークの下町の貧乏な仕立て屋の息子が幼いころに父についていった上流階級の家のお嬢さん
に恋をして、成長して迎えに行く。 「娘は惨めな生活に耐えられなくなってすぐに帰ってくる」と
上流紳士の父に宣言される。

貧しいながらも日々新鮮な生活ができることと可愛い娘二人との4人の暮らしを幸せに思っている、
上流の窮屈な生活が嫌だった妻に対して、上へ上へと欲望を広げる夫。

所有していた船が全て台風で沈没して倒産した会社を解雇され、詐欺まがいに銀行から融資を受けて
博物館を始め、そこから生きている者を見せるようになり、嘲笑されたことを逆手にサーカスとなる。

上り調子に稼いでいって豪邸まで手にして一見幸せを手にしたように見える。
しかし成金扱いされたり身分を蔑まれたり、サーカスのメンバーも外見上は小人や大男に、髭面で
デブっちょなど、あまり表に立ちたくない人々ばかり。
出張してオペラ歌手とヨーロッパ各地を興行している間にサーカスは放火され、オペラ歌手も
公演を放り出して違約金で全財産を失ってしまう。

そこからまたサーカスのメンバーに家族の一員として迎えられて立ち直っていくというような話。

やっぱり今現代でも身分の差・職業や貧富の差・肌の色や見た目の偏見などがテーマとなる映画が
ミュージカルという形でも上映・表現されるのだなぁと再確認させられました。

家族愛・夫婦愛・恋愛も話の裏でゆるやかに流れるテーマとされています。

実はこの話を別の映画ファンの友人に話したところ、IMAX 2D (上映方式)で観る方が
良いと教えられ、これまた2度目をIMAX 2D の映画館で観ました。

確かに迫力と画像の綺麗さ、音の素晴らしさで感動が4倍になりました。