くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

むめ一輪一りんほどのあたたかさ

2014年02月10日 22時52分01秒 | 季節の話

芭蕉の弟子 服部嵐雪の有名な俳句ですね。

実は昨日お伺いしたお客様に梅の枝を分けていただいたのです。

桜切る馬鹿梅切らぬ馬鹿 とも言います。

桜は枝を切るとそこから腐りやすくなるので切らないほうがよく、
梅は枝を切らないとむだな枝がついてしまうので切ったほうがよい
とされることから、そう言われるようになりました。

本来の言い回しだと 切る ⇒ 伐る が正しいとも。

梅の花は春へ向けてのシンボルだからか、香りがとても良いからか
意外なことにサクラは、ウメの3分の1しか詠われていないほどで
それだけ風流なのかもしれないし、早く暖かくなって欲しいという
希望の花なのかも知れませんね。


帰ってすぐに水に漬けたりしないといけないのかと思って切り口に濡れ
ティッシュでも捲いて持って帰らねばとアタフタしていたら
「一週間ぐらい放っておいても大丈夫だよ」と笑われてしまった。

植物、特に樹木の生命力ってそんなに素晴らしい逞しさなんですね。

もちろんそんなに放っておくはずもなく、帰ってすぐに花瓶に入れて水を
張ったのですが、なんとなんと早速一日で一輪が開花しました。

香りとかはほとんど分からないくらいなんですが、暖房嫌いのウチでも
室内はやはり暖かいのでしょうね。


上垣のウグイスポーロをコチラの梅の方が真似したんじゃないかと思うぐらい、本物の梅の蕾の
特徴をよく捉えられていると感じます。

まだいっぱい蕾が付いているのをくださったので、しばらくは居ながらにして
梅の開花を
楽しめそうです。