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くじびき はずれ の 見た世界

シニア初級者というのに世間知らず。
少年のようなつぶらな瞳?
そろそろ大人の記事を書きたい毎日です。

幻想と現実

2017年02月07日 23時57分17秒 | 映画

晴れ間もあったのだけれど不安定な天気の寒い一日でした。
東の空は大和三山で一番近い畝傍山だけは何とか見えるぐらいのモヤに包まれ

西の空はどうも山頂付近は白い物がありそうで

 

特に南西(左側)の金剛山は確実に白くなっているようで

最高気温も5℃止まりの頭打ち。
午後はなんとか雪は消えていそうでした。

 

夕方には晴れ渡って来たのか月も薄暮に浮かんでいました。

放射冷却で明朝はまた一層冷えるのでしょうね。

 

詰まらない日記で終わるのも考え物なので、最近見た映画の話でも。

ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち】というタイトル。
午後にちょっと時間が空いたので飛び込んで、ちょうど上映時間だったものを見ました。

1940年の9月3日を毎日繰り返している11人の子供たちと、彼らを見守る女性の秘密の
隠れ家へ、直近(2016年)に亡くなった祖父の話を手掛かりに辿り着いた青年。

身体が軽くて常時鉛の靴を履いていないと浮かんで行ってしまう娘、手袋をしていないと
素手で物に触れると高熱で火も付くほどの娘、身体に蜂が住んでいる少年、透明人間の
男の子、常に無口な双子
などと普通のところでは生活できない子供たちが共同生活を
している、世間からの隠れ家。

ジャンルで言うとダーク・ファンタジーというのだそうだ。
別の闇の世界の大人達と勇敢にも戦って自分たちを守るというようなストーリー。 

僕のようにスターウォーズのシリーズやナルニア国物語などが好きな人なら面白いと
思うだろう。 

ほんまにほんまに奇妙な話。
今も幻想と現実の境が分からなくなっています。    いつものことか。
 


軟弱過ぎへん?

2017年01月18日 23時58分40秒 | 映画

今日は綺麗に晴れ渡り、久々に11℃まで上がり車の中は冷えこんだ朝の霜でびっしり
だったとは信じられない、閉めきっていると暑いくらいの状態になりました。

そうなると気になるのが雨。
明日・明後日は所により降りそうですね。

さて昨日は追悼の日とさせてもらいました。
その前日、一昨日の映画の話題です。

最近はWeb上で予約が出来て席まで指定でき、ポイント制度も利用できるので便利なのです
が、平日の日中は精々10人ぐらいの観客でも開演直前に駆け込んでも十分なくらいで
あまり恩恵を受けていないような気もします。

たいていは開演10分前から開場となるようですが、以前は開演直前に滑り込んでいた時期も
ありました。
今はその開演前10分の部分に『紙うさぎロぺ』や 秘密結社鷹の爪」『夕やけだん団』など
幕間ムービーが面白くて楽しくて早めに入ります。

人によっては「CM・予告を20分も見せられる時間泥棒」だという人も居るみたいですけど
たとえば東宝シネマズで言えば 山崎紘菜さんがナビゲートしてくれる予告なんかも紘菜ファン
ですから嬉しいくらいです。

いつも思うけれどあの予告編、よくできてますねぇ。 どうしても観たくなる作り方。
ただ、良い具合にボケてきたので予告編を見たときは『是非観よう!』って気になっている
のに忘れるんですねぇ。
2ヵ月先とか次の季節ぐらいになったらほとんど覚えていませんから気になりません。


それよりも館内の廊下を歩いた時のポスターが

とまぁ学生の恋愛物ばかり。 それも漫画の実写版みたいなのとか。。。
時期によるのかSFX物やバトルものなども多いけれど・・・

文学作品とかシッポリ見せどころの物って減りましたよねぇ。 


籔入り

2017年01月16日 23時59分39秒 | 映画

戦前はこの日と7月16日だけ住み込みで働く人達が実家へ帰ることが許されていました。
いわゆる丁稚奉公であったり下女、今風に言えばメイドさんみたいなもんですな。
その時の帰省土産が「でっち羊羹」等というお菓子などとして今でも残っているのが
面白いですね。

もう今年・今月に入って半月が経ちました。

去年は機会もなく忘れていたように、唯一11月に1本だけ『君の名は』というアニメーション
映画を観ました。

今年は既に

という、スターウォーズのシリーズと

というハリーポッターの新シリーズの3D版 と 2本を観ています。 

ストーリーや感想については個人によって違うと思うので特にここには記載しません。
『ローグ・ワン』はスターウォーズのシリーズを見たことが無ければイマイチ分からない
映画だと思います。

『ファンタスティック・ビーストと魔法使いの旅』 はハリーポッターのシリーズを見たことが
無い人でも筋は分かると思いますが、魔法の世界なので頭の切り替えができない人には
チンプンカンプンなものになると思います。

いずれにしても頭が暇でないと訳の分からんものなんだろうなと「面白かった」と思えた
自分に苦笑いしています。


 


雲は多いものの晴れ間の1日

2016年11月25日 23時45分45秒 | 映画

今日は来週からの仕事の為に自分勝手に決めた【充電日】で仕事をセーブして休日に。
寒気団で冷えていますし、この辺は個人自営の気楽さです。

ネッ友の「あいうえだぁ」さんの21日のブログ『君の名は。』に触発されて映画館に。

良く考えてみたらどうも今年は1回も映画を見ていなかったかも知れない。
せっかくシニア料金になったのに去年は何回か行ったけれど今年は ・・・ 。

アニメ映画なんだけれどスタジオ・ジブリの世界とは違っていて、2013年5月31日公開の
『言の葉の庭』に続く新海誠監督の作品。

ネタばれは良くないので内容については言及しないけれど素直に「良かった」と思いました。
詳しくは読まなかったけれど評判は上々の作品を納得しました。
事前にいろいろ知識を持って観るのが好きでないので確認しなかったけれど、せめて声優が
どんな人達かぐらいは調べておけば良かったと後悔した。
あの人が声優をしていると知っていたらもっと耳をほじくって聞いていたのにと。

 

ランチを食べてから奈良県立美術館に向かいました。

「雪舟・世阿弥・珠光… 中世の美と伝統の広がり」を見に。

臨済宗の祖である禅師の1150回忌に当たる機会に、禅宗と中世文化を取り
上げ、併せて奈良の特色を示す展覧会でした。

・禅林が享受・制作の場となり興隆した水墨画の美と、近世までの展開
・安土桃山時代に千利休が大成した茶の湯の祖である奈良の
・世阿弥により芸術的に大成された能
をテーマにした展示でした。

     

 

禅()とは、心が定まり静かな状態。
坐禅を修行の中心として現世での悟りをめざす禅宗は、およそ1500年前に
よってインドから中国へ伝えられ、唐・宋代の中国で盛んになり、日本へ伝えられました。
特に鎌倉時代以降は西など僧や来日した中国僧により宋・元の禅宗
が伝えられ、日本に広がりました。
禅宗と共にもたらされた宋・元の文化は、日本の中世文化へ大きな影響を与えました。
水墨画が盛んになり、抹茶の伝来からやがて茶の湯が生まれました。
また、能を大成した大和出身のは禅宗の信徒であり、禅宗の考え方を取り
入れながら能を深めていきました。

全て南無阿弥陀仏である浄土真宗の門徒の家に生まれ、自分にとても甘く他人に厳しい
僕が戒律の厳しい禅宗にはとても馴染めないとはわかっているけれど、文化の面で
勤しむのは失礼に当たらないだろうと拝見しました。

 

 

 

 

 


「Once Upon a Dream」(いつか夢で)

2014年07月05日 23時02分38秒 | 映画

今朝は急にお客様の都合が変わり、今日の予定が明日に変更になってしまったので時間が空いて
しまいました。

丁度3日ほど前から気になっていた、山椒に着いていたアゲハ蝶の幼虫が除去出来ることに。
先日見た時には大きくても3齢までだろうと思っていたら、ベランダの床に玉のようなフンが
コロコロとたっぷりと落ちていまして、もう2匹は黒い色から4齢のモス・グリーンになってました。

そっと潰さないようにピンセットで獲って集めて、広い空き地に逃がしてやりました。
ここまで大きくなったらそのまま蛹になるのか? どうしても柑橘類の葉でないとダメなのか
残念ながら追跡調査までは遠慮しました。

何か毎年こんなことを繰り返していますが、今年は天候不順か?去年よりもペースが遅いような気が
します。

さてさて、そんなことをしながら明日するつもりだった見積の作業が終わったので午後に相方と一緒に
出掛けることに。
蒸し暑いし、いつ雨が降ってもいいような天候なので映画を観ることにしました。

先日に続いてディズニー映画『マレフィセント
関西のほとんどのシネマコンプレックスでは今日から上映が始まったと思います。

前回はアニメーションで『アナと雪の女王』でしたが今回はヨーロッパの古い民話
・童話で、グリム童話集では、『茨姫』(いばらひめ)として類話が取り上げられている
眠れる森の美女』の悪役で邪悪な妖精・マレフィセント側からの視線で見つめた
物語の実写版でした。

美しきプリンセス オーロラ (エル・ファニング) は笑顔の可愛い娘でした。

          

何と言っても主役の邪悪な妖精 マレフィセント (アンジェリーナ・ジョリー)

さすがアカデミー主演女優賞の迫力

SFX(エスエフエックス=Special Effects;特殊撮影)もその効果に含まれる特殊メイクも、そして
ストーリー性もディズニー作品として唸らせられるものでした。

好き嫌いは個人それぞれで、『アナと雪の女王』ですら性格に合わないという人も居らしたので
コチラもダメだとおっしゃる方も居るかも知れません。

でもね、元来は我儘で意地悪で悪者として描かれている女王・エルザやこのマレフィセントを本当は
愛のある良い人だと描いてしまうディズニーの素晴らしさを見せてもらった気がしました。

 

これだけではハッキリ物を言っていなくて物足りないので NASA(Friends of NASA)発表の
自由の女神の真上からの画像を載せ(シェア)ておきます。


蟻のママに  の後は

2014年06月14日 23時37分51秒 | 映画

あ、誤変換やありません、わざとオチョケてました。

まだ上映してますけど結局は一回しか観てません。
でも、オリジナルサウンドトラックの二枚組CDとMayJ.のHeartful song
CoversのDVD付きCDを買って歌いまくってました。  アホです。

それはそうと松たか子とMayJ.のLet It Go ~ありのままで~ が
やたら注目されてますけど、幼いアナの稲葉菜月ちゃんや子供時代のアナの
諸星 すみれちゃん、10代のエルサの小林柚葉ちゃん、そして肝心のアナ役
神田沙也加はあまり取り上げられないんだろ?

神田正輝と松田聖子の娘と言うことでこの作品を見るまでは「所詮、親の七光り、二番煎じ」と
食わず嫌いな部分があったのだけど、さすがにディズニーが採用しただけのことはあると、親とは
関係なく素晴らしいと認めざるを得なくなりました。

ブログカテゴリー 【映画】 についての日記は3月23日以来2ヵ月半になります。
観ていなかったわけでもありませんが最低でも2題まとめ書きかな? と思って貯めてました。
ネタが少ないのにねぇ 

というか、莫大な制作費用の掛かった洋画などを観るチャンスもなかなかなかったのです。
それで国内の話題作だけを観ていました。

それはそうとウチから20分以内に行けるシネコンが近い順から東宝シネマズ、MOVIXと
AEONシネマ(旧;ワーナーマイカル)の3館。
かつては我が市にも2館の小さな映画館もあったのですが寂しくなっています。

それがそれが、松竹マルチプレックスシアターズ MOVIX橿原が8月31日(日)を最後に無くなって
しまうことになっています。 えらいこってす。  寂しいこってす。
他のシネコンの様に大型ショッピングモールに併設していないことが少なからず影響しているようです。


一本は全国的にこの21日でおおかたのシネコンで上映が終了する
           
相棒 劇場版Ⅲ巨大密室!特命係 絶海の孤島へ

防衛大学校を出たのに自衛隊に任官しなかった者や自衛隊からの離脱者が離島で訓練をしながら
民兵組織として活動しているグループを中心にしたストーリーだった。

外国では軍の力が強かったり、現に今もクーデターで制限された生活を余儀なくされている国民が
居て、国情は非常に不安定だったりする。

災害の時に救援してくれる自衛隊の存在はとても重要だとは思うが、武器を扱える集団であり
警察組織・国家公安委員会と並んで脅威を覚える。
「本来は国民の生活を守るための組織」の裏側を取り上げるタイプのシリーズではあるけれど
ちょっと重たい筋だったなぁ。


もう一本は松岡圭祐氏の人気ミステリー「万能鑑定士Qの事件簿」シリーズの、
                       「万能鑑定士Qモナ・リザの瞳」

これは随分前に本で読んでいて、自分のイメージでは麻生久美子サンか北川景子サンの感じ
だったのですが、綾瀬はるかサンも好きな女優さんのひとりなので許せる感じでした。

とうとう時間的なこともあり映画館では見れなかった作品 『船を編む』

も、先に本で読んでいて ん?宮崎あおいサン? と思ったのによく似た違和感だった。
女優としての宮崎あおいサンも素晴らしいので 許せるかぁ~~~ と思ったクチでした。

コチラの方は上映が始まって間が無いので、ネタバレするような日記は書きません。
本は本、映画は映画として観るので特に違和感も感じずに素直に観るほうです。

宮崎あおいサンも綾瀬はるかサンも 目力(メジカラ)の強い良い女優さんですね。


エンドロールのその後で

2014年03月23日 22時27分13秒 | 映画

今日は彼岸の後半で、お寺サンが午前中にいらしてお経を唱えてくださる予定で、10時頃に
来てくださって、何故かいつもより長い目に上げてくださいました。

その後供養のランチを食べに出たり買い物をしたりして、15時頃からロードバイクに出かけ
充実した日を過ごしたのですが、写真の整理など出来ていないので今日の出来事はまた、
後日アップすることにして・・・

 

今年2本目の映画は『偉大なる、しゅららぼん』 そして3本目が、『アナと雪の女王

そんなんいつ観てるんや? などと詮索はご無用に。

偉大なる、しゅららぼん』は『小説すばる』2010年5月号から2011年4月号まで連載され、同年4月に刊行された万城目学の小説で滋賀県の琵琶湖を舞台に、「湖の民」としての力を持った一族同士の対決の末、未曾有の災害に立ち向かう物語。

それが雑誌『ジャンプ改』にてVol.9(2012年3月発売号)より2014年2月号まで関口太郎に
より漫画化され連載されたものを映画化して公開されている。

漫画になるくらいだから愉快な話だ。  ほとんど気楽に観れる。
無理に映画館で観なくても興味かあればDVDなどでも十分だと
思われる作品だけど、敢えて深キョンに会いたさに僕は映画館を
選びました。

いや、消費税増税前で血の気の昇った頭をちょっとリフレッシュするには面白かったです。
特に今流行の浜田岳クンやイケメン人気の岡田将生もなかなかの演技でした。

途中、大阪ローカルのラジオ・パーソナリティがお決まりのセリフごと、物語とは何の脈絡も
なくエキストラのごとく出演していたのには大笑いさせられました。

そしてエンドロールのその後も

 

アナと雪の女王』は小中学生が春休みになって混雑しないうちにと思って早めに見ました。
感想としては「さすがウォルト・ディズニー」でした。

スタジオ・ジブリも面白いけれど、やっぱり老舗の面白さ。
幼児からジジ・ババまで楽しめるストーリーと、ナニはさておいても画像が美しい。

3D公開しているところもあるようだけれど観たのは2Dながら、3Dを思わせるような立体的な
感じのする画像がひとつひとつクッキリと描かれて美しい。

魅力的なふたりのヒロインである姉妹の王女の声優、姉が松たか子、妹が神田沙也加
松たか子はTVドラマなどでも見ているのでなんとなく予想もできたが、神田沙也加はTVよりも
舞台の方が多くて馴染がないだけに大丈夫? と少々疑ってかかってました。

いや、そんな不安などすぐに払拭できました。

ミュージカルを見ているような錯覚にも陥るほどのめり込みます。

そして今、日本の歌手の中では一番巧いのじゃないかと思っているMay.Jが歌う「Let It
Go〜ありのままで〜(エンドソング)」と挿入歌、松たか子が声張り上げて歌う「Let It Go」
もう、たまりません。

こちらもエンドロールの後がまたお楽しみ。

 

どちらもエンドロールが始まったらすぐに出て行ってしまう人には分からない感動でした。


初シネマ と ・・・

2014年03月05日 22時33分35秒 | 映画

映画とテレビドラマの話題となります。

今年初めて観た映画は2月1日から公開されていて東京では今週で上映終了の予定となって
関西を含めてその他の地域ではもう少し先まで上映される感じの作品でした。

抱きしめたい-真実の物語- 


壮絶な交通事故で左半身と記憶に障害が残ったものの奇跡的に生還した女性と、彼女を愛し
配偶者となって見守り続けたタクシー運転手の実話をもとにした物語でした。

          
          

作品が良いとか悪いとか映画素人なのでそんな生意気なことは言えません。
でも、フィクションではなく実話だったわけです。

全く意識が無く昏睡状態だった人が命を取り留めたばかりでなく明るく前向きに生きて行く
肉親の親子の愛 そして夫婦の愛 友人たちの愛 様々な愛の形が見事に表現されました。

エンドロールの文字のスクロールが終わった後にも 映像がありました。

 

テレビドラマ 僕のいた時間 (フジテレビ系、水曜22時)
コチラも後天的(90%程度が遺伝性を認められない孤発性)な筋萎縮性側索硬化症(きんいしゅくせいそくさくこうかしょう、amyotrophic lateral sclerosis、略称:ALS)を発症した
若者と支えたいとかでなく純粋に1分1秒でも彼と一緒に、彼の横に居たいと思う彼女。
そしてそれを取り巻く家族や友人達の思いやりを織り交ぜたストーリーだ。


               
              

決して同情とか憐みとかでない。
少なくとも彼らの歳よりはるかに長い時を過ごしている訳だけど、いつ自分の身体が動かなく
なるかも知れない、命が絶たれるかも知れない。
そのなかでそんなに強く生きて行けるかなんて全く思えない。


美はわたくしが決めること

2013年12月12日 21時30分12秒 | 映画

わたくしが選んだ品に  伝説が生まれます

ソんなこと言ってみたいですね~

侘び寂の世界の中での美 人の心を動かす美    本物の茶人って凄かったんですね。

 シーンも 花や茶器まで美しかったです。  もちろん女優陣も。

               利休にたずねよ

映画は今日ではなく先日観たのですが、久しぶりに大和盆地の東アルプスに登って
見た大和盆地もなかなか美しかったです。



ところで14日から始まる大阪城3Dマッピングスーパーイルミネーション
創られた美ではありますが現代の技術の粋を集め大迫力の音源と共に観客を魅了
してくれそうです。

大人 1,600円が高いか?安いか? 
カウントダウンのプレミアムチケットは7,000円となるそうな。
誰か招待してくれないかなぁ?  

 

Twitterからのパクリ画像ですが





 

                                               以上です。


技師の 人となり

2013年09月29日 21時37分57秒 | 映画

先日、テレビのスペシャル番組で、全国の新幹線や東京メトロのいろんなことを取り上げた番組が
あって、プチ鉄としては目をキラキラさせて見せてもらいました。

新幹線の種類は昭和39年(1964)の開業当初から頑張っていて先ほど引退した0系 から,
100系 (引退),200系 (引退),300系 (引退), 400系 (引退)を含めて21種類もあったんですね。
どうでもエエんですけど感激しました。

いろんな技師の手を経て設計されて、九州新幹線じゃ車両ごとに内装が違ったり、ビジネスルームが
設置されていたり、東北・秋田新幹線の「はやぶさ」・「こまち」の連結のシーンなんてウルウルモン。

先日発射打ち上げが成功した宇宙航空研究開発機構(JAXA)とIHIエアロスペースが開発中の、小型
人工衛星打ち上げ用固体ロケットイプシロンや、9月7日午後3時37分頃、大気圏に再突入し、1か月
以上にわたるミッションを完了して破壊が記録された「こうのとり」4号機など、頭の上も気になりますが
地面に着いたものや地下の世界もとても楽しいです。

今夜もTBS系でイプシロンを打ち上げた森田泰弘氏(55)をクローズアップした番組が放映されて
いました。 真面目そうな立派な方です。

そんなことを思っていたら、そうそう! スタジオジブリの映画『風立ちぬ』でも太平洋戦争(第二次
世界大戦)で活躍した零戦(式艦上闘機)を作った男、設計主務者堀越 二郎氏の物語。


映画館はメンズデー(男性のみ千円)だというのにロングラン上映と平日と言うこともあって貸し切り。
G-10と言う席は下から2/3ぐらい上の左右のほぼ真ん中。
天皇陛下でもひとりっきりで観られることは無いと思いました。
でも、アリバイを証明してくれる人も居ないってことか・・・

かつてのジブリ作品はどこかにメルヘンを感じさせるところやファジーな部分を作って現実を
ぼやかしたり、ファンタジーの世界なども組み入れられていたのが  ん? と言う感じ。
始まって20~30分して「これはそういう作品なのだ」と気付きました。

学者バカと言う言葉があるけれど、その言葉 僕は好きです。

中学から科学者を志していた2年の夏休みに中学校から二人、特別に学習の機会を与えられ
 まだ日本では開発途中の原子力の有効利用についてアイソトープからプルトニウムまで
 やっと一般に売り出された電子レンジの構造や仕組みについて
 ダイヤル式黒電話からプッシュ式に変わりかけていた時代、電話交換機のアナログである
   コレクタ方式からデジタルのマーカ・レジスタ方式への移行について
 人工衛星やロケット、今よく使われているGPSの元のジャイロコンパスなどについて
今はもうその場所も無くなっているところで日曜以外はミッチリ教え込まれました。
どのコースに進みたいのか見極めさそうということだったのではないかと推測しました。
進学も大学を希望したのに再三、兵庫県の国立高等専門学校へと勧められました。

結局 「5年も男ばっかりの学校で寮生活を強いられるなんて耐えられない!」と普通の男の子を
希望して、強引に花の共学に進学しました。
一緒に行かされたもう一人は、僕も変わったヤツでしたが、いわゆる学者バカが似合う変人で
中三になってからはクラスも変わって、卒業後の進路どころか消息も一切知りません。
ミッションからは解き放たれましたが、同時に将来からも見放されました。 

ま、そんなことは別に関係ない。
一応大学にも進み理系一筋で技術職として企業にも就職しましたが、宮仕えの不自由さに
馴染めなかったのでしょうね、厚生年金ギリギリの25年を越えて国民年金に。

今更ながらですが 学者バカも良かったかなぁ? なぁーんて  ね。

飛行機という技術の粋を集めた輸送手段が、殺戮や破壊の機械として使われるとしても
魚の骨の曲線が主翼の揚力と空力抵抗の観点からも美しいと感じられる。
プロペラの片方の曲線もキラッと光ったような気がしました。

人生なんてやり直せないから面白いですねぇ。

 


間違いだらけでもいいじゃないか

2013年08月18日 21時34分32秒 | 映画

まる二ヵ月ぶりに映画を観ました。
少年H』、妹尾河童の自伝的小説として1997年に講談社より刊行された本の映画化。

太平洋戦争(第二次世界大戦)を時代背景に戦争を生き抜いた「名も無き家族」の愛と真実の物語
ということであったが、事実誤認や歴史的齟齬が見られ戦後的な価値観や思想に基づいて初めから
結論ありきで描かれた作品であると『間違いだらけの少年H』と酷評されたりして文庫化に際しては、
指摘された部分を中心に何箇所もの訂正や変更、削除などが行われたそうだ。

      

そんな難しい話は生まれる前のことで分からない。 見る前の前知識も何もなく予告を見ることも
全くしませんでした。

二度と戦争を起こしてはならないことは大切に伝え続けなければならないことだとは思うが
その趣旨を守りきれば一字一句厳密に再現しなければならないか?というと 否だと思う。

戦争の醜さ激しさ残酷さは実体験した人でなければ知りえないものだと思います。
そんな身の毛もよだつ殺戮シーンを、爆撃や戦闘シーンを二時間ほどの映画の中で再現することは
僕自身は望まないので、この映画においてはほどほどでその点が良かったと思う。

内容やストーリについては実際に映画を観た人がそれぞれに感じればよいことで、それについて
僕の意見や感想をココで述べるつもりはネタバレとも関係なくとも毛頭ない。

関心事はこのロケの場所でした。
エンドロールを見ていると日本の地名が上がる中で「韓国」が上ってきて驚いた。

   

建物が空襲の焼夷弾などで消滅し瓦礫と焼野原になっていく場所が、韓国・ハプチョン映像テーマ
パークで撮影されていたようでした。
政治的な摩擦、首脳会談の早期実現、靖国参拝問題や従軍慰安婦問題などで揺れる隣国で
撮影されていたというのは歴史背景を越えた協力だと思いました。

物語は阪神間の地名が良く出てくるが、神戸市の中心部(三宮あたり)より少し西側のエリアで
阪神淡路大震災でも被害の大きかった位置に当たり、戦争の被害を知らない僕にはあの震災の
大惨事の記憶が蘇ってきて重なりました。

昭和の戦前の風景は兵庫県加古川市の日本毛織の社宅だと聞いて、二度びっくり。



そして少年Hが進学して通った中学校のモデルが、お隣の市の歴史ある県立高校だったこと。

なおさらに親近感の湧く映画でした。

この父親役はやはり水谷豊でなければならなかったように思います。
そして奥さんが私生活でも妻である伊藤蘭さんで良かったと思います。

僕と同い年で僕より17日前に生まれた彼女は学生時代にアイドルでもありました。
        キャンディーズ        

少年Hも妹もなかなか素晴らしい演技だったと思います。

この日記を書いている最中、テレビ朝日系ではこの映画と同じ降旗康男監督の去年の作品
あなたへ』を放映していました。
この映画も映画館で観ました。  とてもよかったと思います。


相応

2013年06月19日 23時02分00秒 | 映画

梅雨らしい天気になりました。
一昨日まで一週間ほど外のコンクリートが絡む仕事をしていて、一滴の雨にも邪魔されずで
昨日からまた屋内の仕事で、特に今日明日は地元と上手い事雨を乗り越えている感じ。
でも外へ動・工具や材料を取りに出たりはするので、今日の午後からの雨では上のシャツを
3枚着替えても風邪をひきそうな感じでした。

昨日の日記のコメントに『夕方に12ミリの降雨を予報』と書き込んでいただいて、昼前に読んだ時は
「ホント?」という思いだったのが夜には大雨洪水警報の発令される中の帰宅となって、本格的な梅雨だと「やっと梅雨相応の天候になった」と頷かされました。

なんせ東南アジアのモンスーンの風に台風4号も押し上げられて、日本付近に停滞している前線を
刺激しての大雨になっているようで、いきなりの大雨に過去に洪水災害のあったところは怯えを
隠せない状況だとニュースでもやってました。

23時の時点で警報も沢山出ていますね。

仕事で帰宅も遅くなり、その後の整理や諸々で日記を書いている余裕もあまりなくなりました。

で、もう2週間以上前に観た映画の話でごまかします。

 タイトルは はじまりのみち 。

 終戦間近の1945年のこと。
 映画監督で有名な木下恵介さんの話でした。

 脳卒中で身体の不自由な母・たま(田中裕子)を
 リヤカーに乗せて兄・敏三(ユースケ・サンタマリア)と
 便利屋の4人でひたすら疎開先へ60Kmの山越えを
 するというもの。

 2006年9月に多部未華子主演で夜のピクニックという
 全校生徒が24時間かけて80kmを歩く高校の伝統行事
 「歩行祭」を描いた作品があったが、
 ひたすら歩いて向かう中での人間模様やストーリーと
 いったものがシチュエーションは違うもののよく似ている
 気がしました。

 田中 裕子サンも学年こそ一つ下だけれど同い年生ま
 れで好きな女優さんなんだけれど、木下映画の回想で
田中絹代さん淡島千景さん高峰秀子さん木暮実千代さん、津島恵子さん岸惠子さん、有馬稲子さん、久我美子さんなどもデジタル画像のように鮮明に登場される。

さすがに日本を代表された女優さんたち、みなさんお綺麗でしたね。

こういう静かな時の流れに乗せて人の心の重要さを暗示するような映画は好きです。


守りたいもの

2013年05月30日 22時41分18秒 | 映画

ここんとこトンと映画の話題をUPしてなかったのに気づきました。

最近観たものは2題。

ひとつは図書館戦争

一応本も読んだのですが、岡田准一クンも榮倉奈々チャンも好きな俳優なのでという理由と
たまたま時間が合ったので。

本は面白かったのですが、実際に機関銃で打ち合っているシーンには 

メディアをことごとく検閲して国家を統制してしまおうという政府組織と、言論や思考の自由を
図書館という立場でろうとする相対する立場を描こうとするもんだが・・・
結局ドンパチのシーンがやたら目立ってオジサンにはちょっと・・・

もう一つは 県庁おもてなし課

コチラは内容に少々興味があって。

高知県の観光促進として設置されたおもてなし課
高知県には沢山の恵まれた自然がある。 逆に交通が不便だったりしてその自然しかない。
如何にその自然をりつつ観光促進していくか?   と人間模様が絡み合う。

 

いや、あの梅ちゃん先生でウチの四女・真希はやっぱり光ってました。

ここ数年のNHK朝の連ドラでは一本木 瞳(榮倉奈々)と安岡(下村)梅子(堀北真希)は
当たりだったと思う。  

 

 

 


苺夜

2013年02月13日 23時44分23秒 | 映画

今日はメインの仕事は18時半には終えたものの、これから先の仕事の打ち合わせや
倉庫に寄ったりで帰宅が22時を越えたので、簡単な記事ですり抜けちゃお! っと思います。

って、いつもそんなに内容のある記事を書いている訳でもありませんね。

 

 ストロベリーナイト の話です。
フジテレビの刑事ドラマを映画化したもので2012年1月から連続ドラマとしてスタート。

テレビ 映画 に興味のない方には申し訳ありません。
僕の仕事っぷりをご存知の方は「いつ観に行ってるねん?」と突っ込みたくなるところでしょうが
意外と幽体離脱して、肉体とは別のモノが適当に観に行っているのかも知れません。


警視庁捜査1課殺人犯捜査十係で女性班長を務める警部補を主役とした誉田哲也氏の
ベストセラー小説。

竹内結子は好きな女優のひとりです。
だいたい賢い女性にはもっぱら弱いのですが、そないに突っ張らんでも・・・と思う部分もあります。
しゃべり口調の歯切れの良さがイイですねぇ。

西島秀俊は今、熟女の中ではかなりの人気度じゃないでしょうか?
NHK大河『八重の桜』で見せた上半身の肉体美は男でもハッ!としましたからね。

大沢たかお 悪役が似合いますねェ。  個人的には好きクなかったのですが
『仁』の宗像先生を演じてから嫌いではなくなりました。

内容について?  そんなんは興味があったら見はったらよろしいやん? 
偉そうに感想を述べるほどの人間やおませんねん。

PG12でしたけど、これぐらいが程良いサスペンスでした。
ラストで気分がスッキリ。

国産の映画はエンドロールが短いな と感じました。


人の運

2012年09月23日 22時36分23秒 | 映画

占いというもの、真剣に信じると言う訳でもないけれど真っ向から否定もしていません。
中国四千年の歴史からや南蛮でも天動説のその前からと、まあ長い長い歴史の中から
統計学なんて学問すら知られなかった時代から受け継がれてきた術。

日本でも安倍晴明はんでっか? 陰陽師いいますねんね、倭では。

ちょっと前まではリッチマン・プアウーマンでもあったようにトップに
立てるような人材は必ずと言って良いほど優秀なブレーン(brain trust)に
恵まれていると信じていた。
それだけの度量と知恵・知識と人格を備え持っている人材だから、自然と
そういう人達が周りを支えてくれるのだと思うてました。

つい最近、安井 算哲を取り巻く関 孝和山崎闇斎
本因坊道策を知って「やっぱり」と
思ったのと同時にそれだけではないことも確信した。

建部伝内伊藤重孝はもとより会津藩主;保科正之や幕府の
副将軍;水戸光圀が大きな後ろ盾になって支援してくれている。

『みをつくし料理帖』の神田明神下御台所町『つる家』の料理人
『天満一兆庵』の元女将や小松原というバックにあさひ太夫という
幼馴染が強く支えてくれる。

人脈という言葉があるが、その人に備わっている天性というか自然と
集まってくる人と平清盛のように自らが勢いを持つ人を察知して食らいつく
能力を持つ場合とが在るように思う。

自分は一匹狼で同じ匂いのする仲間たちとツルンで居る程度の狭い世界の生き方だから
これでいいのかも知れないが。

日本の政治を司る代議士の皆さんはどうなんでしょうね?
金だけの繋がりでなけりゃいいですが。

原発が完全廃止から曖昧な表現になったのも、電力各社からのカネの流れ
政財界に蠢くカネが暗躍しているのは見え見え。
原発だけじゃない!万事全てに言えること。

あくまでも ひとりごと ですが。

 

ついでに も観ました。(別の日です。)