Re: The history of "M&Y"

Team "M&Y" and "花鳥風月"
the soliloquy of the father
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木の棒

2008-05-18 | RoboCup2008

「ひのきのぼう」は、ドラクエで勇者がはじめから持っている武器ですね。 通常は、そっこうで売ってしまって、鉄の斧などにしますが・・・ と関係ないことを書いてもしょうが無いので、本題にいきます。 

 

「木の棒」・・・2008年ルールから、2階の部屋に撒かれることになりました。 (撒かれるわけではなく、撒かれる「かもしれない」ですが・・・)

私が知る限りでは、ジャパンオープン沼津は、2008年ルールを採用した初めての大会であったと思います。 どんなものが、どのくらい撒かれるのか?とっても興味がありました。

 

ところで、この「木の棒」対策を明にしていたロボットは、どのくらいあったのでしょうか?

ほとんどのチームのロボットは「木の棒」対策はせずに、乗り越えていく作戦だったようです。

 

この「木の棒」対策は、ブルド-ザのように押していくのが通常の考えだと思います。 実際に、ロボットの前の部分に「雪かき」のようなものが付けられていました。(さすが、北海道のチーム!) ただ、この「雪かき」が傾斜路や段差をうまく乗り越えなければならず、また直径22cmに収まるかどうかも考えなければなりません。

 

いくつかのチームのロボットは、ライントレースするための光センサーが可動式になっており、常に床面に密着するようになっていました。 この光センサー部分が結果的に「木の棒」を押して、「雪かき」のように機能していました。

 

プライマリで優勝した「ステッピー7」は、ロボットの車体の前後に刷毛のようなブラシを装備していて、「木の棒」を避けて(押して)進んでいました。 (このアイディアも面白いな)

 

ちなみに「M&Y」は、ロボットの後ろに「雪かき」を装備しています。 2階に上がってからは、バック中心に進み、「木の棒」を押しながら被災者を探します。 でも壁に向かう時には、前進していきます。 そのときに「木の棒」があると乗り越えていくしかありません。 前進するときに乗り越えるのはそれほど問題ではないのですが・・・回転するときに「木の棒」があると、回転の角度がばらばらになってしまいます。 また、予選の1回目で、傾斜路を上り2階の部屋に入ろうとしたときに、ロボットの後ろに付けた「雪かき」が、2階の部屋の入り口の壁に引っかかって部屋に入れないどころか、傾斜路を転がり落ちそうになり、「END」となりました。

もっと研究しないと・・・ダメなんじゃないでしょうか?

世界大会(中国蘇州)では、どのようなものが、どれくらい撒かれるのか、ちょっと心配です。

コメント (3)
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