晴遊雨読・暢呑夢酔の戯れごと

絶景かな!!浅間山、空気と水の美味しい町で余命人生エンジョイ中

美術品 倉庫眠らす コレクター

2011-08-19 18:30:27 | Weblog

美術品 倉庫眠らす コレクター

23年8月19日 (金) 昨夜から雨、止んだり降ったり。秋の涼しさに。   19度

倒れたリンゴの老木

 

 昨夜からの雨が静かに降っている。猛暑から一転、列島は大荒れで各地で大雨が降っているようだ。ジェットコースター気温と呼ぶとか。

 昨日歩いたのでぐっすり眠れるかと、期待したのに寝不足気味である。

一度覚醒したのだが、また寝たら太陽が上がってこないので、「おひさま」にぎりぎりの時間となる。

 朝飯をゆっくりと食べ、新聞を読んで、雨の止み間を狙って、昨日の続きの一人暮らしの高齢者を訪ねる。

 リンゴ畑の角にある老木が、風に倒されている。哀れで可哀想な気がする。

 これはシジュウカラだろうか?

 

 運動を兼ねて歩いての訪問である。道路に庭では見慣れない鳥が、ピョン・ピョンと

歩いている。「ツッピー・ツッピー」と鳴けばシジュウカラなのだが鳴かない。

 セキレイにも見えるが、山の中なのでシジュウカラだろうか。

唐松越しの浅間山

 

庭園にはミロのビーナスも

 

 町のT氏の紹介で移住してから40年以上になるというI氏。大先輩である。

四季のうち冬は千葉市に行っているので、近所とのお付き合いもなく、マイペースの生活をしている異色の人物であるようだ。

 この謎深き住人は、美術品のコレクターであるのだ。

初めてお会いした時は、気難しい人かと思ったが、少し趣味の話をしたら気に入られたようだ。

 開かずの部屋のドアーの中に入れてもらう。50号の大ききな油絵をはじめ、たくさんの絵で埋まっている。絵は千曲川沿線の景観など、目的を持って集められているとのことだ。有名な画伯の絵も多い。

 そして圧巻は一刀掘りの仏像や、鷲の飛ぶ姿、ライオンの実物大の彫り物である。

一同に集めると素晴らしい美術館になりそうである。

 許可をいただいて写した、北原白州の落葉松の詩を偲ばせる、落葉松越しの浅間山である。

400坪あるという庭園には、ミロのビーナスをはじめ珍しい置物が無造作に置かれている。またゆっくりと観賞させてもらいたいものだ。

案山子見守る出穂の稲田

 

 こんな目的がないとなかなか歩かない。ほとんどの一人暮らしの高齢者が女性である。車の運転ができない。買い物や医者に行くのに不便である。

 体のあちこちが痛み出すと、近所の人との助け合いや、話し合うことの必要性を感じる。地震時の不安など、悩みを話される。

雉の散歩は夕方も!!

 

 朝の散歩をメス雉と3匹のヒナとしている薮に住む雉。

夕方には駐車場前の庭を早足でしている。見習って歩かねばと思うシーンである。

何故か親と反対側を見ているヒナ。オスはなにをしているのだろうか?

雨で舞い込むジャノメ蝶

 

 いただいた図鑑があるので、昆虫を見る関心が高まっている。

我が家の蝶はほとんどが、ジャノメが多い。雨で舞い込んで来たのはヒメウラナミだ。

 各地では猛暑から一転、大雨が降り甲子園の野球も1時間30分も中断したようだ。

 体調がよければ、明日の歴史研究会の学習会に出てみたい。