赤に白 ピンクと早やも 秋の庭
24年6月30日 〈土〉晴れもあたりには霧立ち。退院後1年目に朝。16度部屋は25度
白い雲の中に昇るお日様
退院から1年目の朝である。昨年はウグイスにキジの鳴き声で覚醒したはずだが、
今朝は消毒車の爆音で目覚める。起床は明け六つの6時である。
お日様は白い雲の中から、ぼんやりと光っている。
霧に霞む五無斎2代目のポプラ
ジャズ高の蓼科高校、昨日は初代校長・保科五無斎の生い立ちを学んだが、五無斎が植えたポプラは台風で倒れて、2代目というポプラは2本霧の中に見える。
自然に親しむようにと植物や石などを学校に植えたそうだ。
これが最後の巣作りか
今朝も新聞を取りに行くと、玄関内に巣を張っている蜘蛛。毎朝顔に巻きつかれては困るので可哀想だが退治する。
青空の電線に仲良くつがいのシジュウカラ並び
鳴き声がするので上を見上げると、別の電線ではあるが仲良しシジュウカラが並んでさえずっている。向きが違うのがユーモラスである。
朝の挨拶をするが、すぐに飛んで行ってしまう。
一人お茶を飲みながら、定番となった斜面の書き取りをする。
露降りて元気な鉢の花
朝ドラまでには時間があるので、鉢の花に水をくれようとするが、露が降りたのか花がぬれているので後にする。
蕗に占拠されそうなマツバキク
花よりも繁殖が激しい蕗が、庭の土手に植えたマツバキクを占拠しだしている。
蕗を刈り取らないといけなそうだ。
咲き出した白いコスモス
赤いものまで咲き
ピンクと白が並んで
昨年と違ってキジが鳴かないのが不思議である。梅雨というのに真夏日の暑さである。
そして早くもピンク、赤、白と秋に咲くはずのコスモスが、庭に咲きだしているのだ。
黄色が待ちどうしい。矢張り異常気象のようだ。
空にはスジ雲浮かぶ
秋に見られるようなスジ雲が、庭の松越しに見えるのも、異常起草の表れではないか。
羽根を開くホシミスジ
サービスに裏の羽根まで見せて
舞う蝶を見つけて「蝶々蝶々!この花止まれ!」と叫ぶが馬耳東風?気まぐれにあちこちを飛びまわっている。諦めようかと思った時に、庭石に止まる。
そして羽根を広げて自己主張、次には裏の羽根まで見せる大サービスをしてくれる。
どうぞ充分にカメラで撮ってくださいというように・・・
羽根の表と裏では色が違うのだ。これは間違いなく「ホシミスジ蝶」である。
浅間山の上には夏雲が湧き
夕方には涼しくなってくるが、昼間の気温は夏並みである。
浅間山の上には入道雲が湧いているのだ。
16時ごろにはM氏が「お助け」に来てくれる。斜面の書き取りや五無斎の偉業について話し合う。町でもっと知名度を上げるべき人ではないか。特に教育者としての先見性には素晴らしいものがある。
毎日見ているとマンネリ化してしまうが、昨年病院の窓しか見ないで、家の庭を見て、小鳥の鳴き声と緑に感動したことを思い出し、懐かしく感無量である。
痩せても枯れても、健康でいるありがたさを感じる日である。
敬妻は縁結びの一助にと、Oさんを家に来てもらって、他所の娘の宣伝をしているようだ。
掃除機を掛けたり、風呂釜を洗浄剤使ってやってみるが結果は炊いて見てのお楽しみである。
明日は梅雨の戻りで、雨の予報であるがGV愛好会の月例があるので酸化する予定であるが気が進まない。
NHKテレビスペシャルで19時30分から「日本のがん医療を問う」を見るが考えさせられてしまう。