11月30日(月)は、2009年以来の6年ぶりとなる愛媛県の郵便局訪問でした。この日は今治市です。
訪問したのは、次の19局です。
波方、波止浜、今治大浜、今治近見、今治本町五、今治共栄、今治北日吉、今治、今治室屋町、今治東門、今治松本、今治鳥生、今治蒼社、今治常磐町、今治小泉、今治中寺、今治国分、今治拝志、桜井
トップの写真は、6635局目となった、今治城の傍の今治東門郵便局です。城を思わせる局が印象的です。
今治市の印象をよく表現しているのが、駅前の案内です。
「ようこそ タオルと造船の町 今治へ」「潮風薫る 城下町 今治」と書かれています。
まず、タオルです。郵便局訪問していてもタオル工場を何社か見つけました。
写真は、吉原タオル㈱と正岡タオル㈱です。今治市内では、極めて重金属の少なく、硬度の低い水を得ることができます。この水が、晒しや染めに適した良質水であり、品質の良いタオルを産み出しているそうです。地域ブランドとして取り組む「今治タオルプロジェクト」を進めています。
次に造船です。
上の造船所の風景の写真、私は美しいと思います。61000tのバラ積運搬船を建造した今治造船㈱や㈱新来島どっく、檜垣造船波方工場等があります。
今治市では、6000人ぐらいが造船業に従事しているそうです。
そして、城下町です。今治城は美しいと思います。
関ヶ原の戦いで功を上げた藤堂高虎が伊予半国20万石を賜ります。そして、今治の地に1602年(慶長7年)に築城を始めます。1608年(慶長13年)頃に完成したようです。海岸の平城であり、堀には海水が引かれていました。残念ながら、明治維新後、取り壊されたそうです。しかし、1980年(昭和55年)再建されています。
今回の郵便局訪問は波方郵便局からでしたが、波方の風景は美しかったです。
来島鯛というブランドがあるのも知りました。
鯛は美味しいですが、格別に美味しい鯛なのでしょう。
歩いていると下の標識が現れました。来島海峡大橋の自転車歩行者道への案内標識です。
しまなみ街道は、愛媛県今治市から広島県尾道市までを島々を繋ぐ、8つの橋で構成されています。そして、その橋には、歩行者や自転車のための道路も用意されています。歩行者は無料です。渡りきった人は少ないと思いますが(私は挑戦してみたい!)。自転車も昨年7月19日から無料になりました。
来島海峡大橋は素敵です。
世界初の3連の吊橋です。第一大橋が3径間の960m、第二大橋が2径間の1515m、第三大橋が単径間の1570mになっています。美しいと思います。
やたらとペンギンにこだわった美容室を見つけました。
ハッピーカット クララです。ペンギンは何か意味があるのでしょうか。
タオル生産に適する水を供給しているのは川だと思います。川が海に静かに注いでいます。素敵な風景だと思います。
最近は、今治は「やきとり」の街としても有名です。
毎年、やきとりンピックなるものが開催されています。このお店は第4回で、金メダルを獲得しています。今年は、第9回で、9月26日、27日に東松山市で開催されました。私の住む北海道からは、室蘭市と美唄市が参加しました。
今治のやきとりは、串で刺さずに鉄板で焼くのだそうです。鶏肉から出る脂で「揚げ」、プレスという重しで「蒸す」のだそうです。かなりスピーディに提供できるやきとりだそうです。時間があれば、味わいたかったです。