11月23日、長崎空港に降りた私は、長崎行きのバスに乗り、長崎新地バスターミナルで下車しました。長崎市の訪問は2回目です。前回、1日観光することができたので、長崎市内の観光地はだいたい回りました。でも、まだ行っていない所が有ります。ホテルに入るには2~3時間有ることから、「出島」に行くために、長崎新地バスターミナルで下車した次第です。
目の前に出島通が有りました。
その通りを歩いていくと、出島南東端に着きました。
明治期と思われる建物が見えます。
案内板が有り、出島の入口は、北側に有ることを知ったので、そちらに向かいました。
目の前に橋梁が見えました。トップと下の写真です。「これは、古そうな橋梁だ。すごい素敵だ。」と私は思いました。私は元は、橋梁技術者です。橋梁は大好きです。
この橋、出島橋は、土木学会推奨の土木遺産になっています。「どおりで、魅力的なはずだ。」と思いました。
元々は中島川の河口に1890年(明治23年)に架けられたものだそうです。材料はアメリカ製だそうです。それを旧出島橋が老朽化したことから、移設したものだそうです。移設されたのは、1910年(明治43年)です。斜めの玄材が左右に開いていくプラットトラス形式の橋梁です。供用されたている道路橋では、最古のものだそうです。
出島橋を渡り、左に折れると、出島の様子が分かる場所となります。
そして、その先にある橋梁を渡り、私は「出島」に入りました。