カンボジア日記  ゆめきの日々

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ペート・ジャポンの医療費 (パッケージ医療費)

2019-03-04 06:09:07 | 日本国内にはない記述
ペート・ジャポン

ペート・ジャポンの医療費
(パッケージ医療費)

タイの高級市立病院は、患者に対してパッケージ医療費の請求をします。
最近の内容が不明なので、記憶にある10,000jpy=4,000thai-bartの時代で記述しますから現在の交換レートとは著しく異なりますし、タイの国家は外貨が欲しくて大変な時代でしたから、国家に必ず入る外貨兌換小切手・外国銀行チケット・traveler's-checkの交換比率が現金より高額だった時代の話になりますので、この点に留意願います。

タイのバンコクにある高級市立病院
上記の交換レートの時代で、私の知り合いが蓄膿症の手術を受けましたところ、請求金額はパッケージ医療費になっていて支払金50,000bartでした。
この金額で手術と入院の一切を賄ってましたから、円換算125,000jpyですので日本国内の限度額認定医療費適用より支払金額が多くなりますけれど、日本国内でも所得で限度額認定がされても所得で医療費支払金は異なりますし、差額ベットを考えた場合には3割負担程度と一緒の感じがしましたので、日本で手術を思考しないでタイの高級私立病院での手術も選択肢の一つでした。

※当時の蓄膿症手術によるパッケージ医療は、日本とは異なる医療思想でに入院基本が2泊3日で3日目の午後一番で退院となりまして、自己都合の別途支払いで更に数日入院が可能でして、この場合には1日あたり完全看護で患者3人に一人の割合で看護士が付き個室での場合では1日あたり2500-5,000bart程度の支払金が生じまして、金額は病院と個室の程度で異なる金額でしたが、当時はタイバーツが安価でしたから割安感があったので、病室に空きがないぐらいに日本人には盛況な病院が多数でした。

※パッケージ代金には、全ての医療代金が含まれますが、個人的に思考する内容での手術法等については話し合いが必要でしたから支払金の増額も請求される可能性がありますが、私の知り合いの場合にはパッケージ代金内での手術内容でしたので、其処まで内容を委細に掌握していません。


この金額には、病院が外国人のために設置してある無料通訳専用ブースの利用が随時可能であり、当時は英語と日本語の無料通訳ブースが大きなデスクで盛況でしたけれど、10年後には見るも無残で担当者は1人で日本語の可能なタイ人に代替わりしていまして、以前は無かった朝鮮語と中国語にマャンマー語が新規に設置されてましたから、小さく小分けされたデスクにタイ人通訳が言語毎に多数勤務してまして、英語と日本語の外国人スタッフは全員タイ人の通訳に代替わりでした。


病院で使用する医薬品はタイ製品が基本で、此処に輸入品の医薬品も利用しているという説明でしたけれど、何処の国の医薬品なのかはまるで不明でしたが、注射針は日本のテルモ製品だという看護士の説明でしたけれど、注射針が入っているケースの文字は老眼の為確認不明(笑)
でも、多分真実だと思います。
何でかというと、当該病院看護師さんを看護士さんになる前から知っていまして、以前はホテルで英語の通訳を主たる業務の職に従事していまして、夜間と休みに看護士の資格を得る勉強をしていた人物で、私とも心のつながりがあった女性でした。
看護士になった後に勤務先が私にわかってしまったので、しばらくしたら退職しまして他の病院に移ったらしいのですが、2年も付き合っていたのにいきなりポイは酷いぜよ(笑)


記述の意味は、ペートジャパンがパッケージ医療システムを導入するか否かの問題だと提起していまして、導入した場合には欧米の患者もカンボジアの患者も受診できやすいのではないのかと記述しているのですが、その前に検査と手術の可視化も必要ですけど、訪問時受診にかかる必要事前説明では支払金のおおよその金額提示が当たり前ですが、日本人駐在の方と個人の方或いは旅行者又は現地の方等では説明が異なるだろうと思いますし、開院の思想的な部分でも最初から異なるので日本的医療の手法が受診者の理解を得るのが難しいかもしれません。
しかも、ペート・ジャポンの開院目的は日本人医療保護的な意味での開院ですからねー。

病院単体で赤字を無くし黒字化するには多様な対処が必要ですが、黒字化する為でも日本人に対する医療保護が疎かになる場合の受診増加は歓迎されないはずですから、この辺をどの程度の塩梅で調整するのかという課題は常にあるし、経費節減を思考したら医薬品の多国品利用と使用に関する新規の基準を模索しなければならないかもしれないので、極端に説明するとすれば「タイ製の錠剤蟯虫薬と水溶液蟯虫薬と日本製とバングラデシュ製とインド製にパキスタン製」等がカンボジアでは利用されていますが、あくまでも日本製に拘って利用するという思想があるかもしれないので、このあたりの対応に柔軟性というか対処手法をどのように思考するのかという思想が問題で、カンボジアで利用されているベトナム製の注射薬では、赤ちゃんにも利用できるアンプルで5mmgという製品がありまして、大人には1回あたり6個利用したりして使いますから、医薬的な利用の思考も問題視されますし、当地の睡眠薬は1錠当たり最大8分割できる薬が販売されてまして、利用手法で何分割にするかは患者の任意ですし、ベトナムで生産されている医薬品にも2分割とか4分割できる薬が販売されていますので、日本的な経験則では問題視されかねません。
しかも、薬の種類では中国製原料薬でカンボジア製造薬とか、同一内容の薬なのにベトナム製の薬の場合もあるし、同様にタイ国内で一貫生産された同一薬がカンボジアでは販売されていますから、日本人医師がカンボジアで販売されている薬についてまでの知識を身に着けるには難題の領域です。

平たく言うと、抗生物質でも中国製原料でカンボジア国内製造梱包の販売薬があり、ベトナムでは中国製原料を精製しベトナムで梱包製造された薬が販売されていますし、タイではタイ国内の薬メーカーが一貫生産した薬が販売されていますし、パキスタン製の薬とインド製の薬もあるし、此処にフランス製などの先進国製造薬も販売されており、相当なれないと同一薬でも判りません。
ですが、販売価格が異なりますし店舗によっては仕入れルートが異なるので全部を置いてなくて数種類という店舗も多くありまして、仕入れに関してはコネクションでの内容となるので、市場にある薬屋で取り扱い販売薬が異なる場合もあります。

なお、カンボジアの田舎で蟯虫薬は家庭常備品程度の位置づけですし、都会に住んでいても田舎に頻繁に足を運ぶ場合には蟯虫薬の利用は必要ですから、私の場合には肛門が痒く感じたら蟯虫薬を服用してましたけど、頻度は1年に最大2度程度利用してまして、タイ製の蟯虫薬利用の場合とバングラデシュ蟯虫薬の利用の場合では利用手法が少し異なり、理由はタイ製の蟯虫薬薬効成分が25%程度多いからで、薬効成分が多いので利用手法に制限があります。

※いずれの場合にも、薬屋で利用手法について説明を受ける必要があります事を一言付け加えます。

なお、タイでも処方箋薬と強い薬を購入する場合には店舗側が説明しますが、この場合タイ語又は英語が基本であり、日本語での説明はバンコクの薬屋さんでしか経験がありませんでしたから、英語の必要性は常に感じていました。



薬の種類

カンボジアでは、日本に当てはめると処方箋の薬が一般的に誰にでも販売されていますので、良く効くし安価なのですが利用時には注意が必要なので、薬剤の調整は店舗側に一切依頼する感じで病状だけを薬屋に告げたり、自己が欲しい薬の種類を告げる手法が一般的です。

風邪の場合
トナムプサダ-イ=綜合感冒薬
パラ=パラセットモール・・・鎮痛解熱剤
普通は、1日分の服用購入をバラで買いますが、上記のような安価な場合ですと販売シートで購入する場合が多いので、上記の場合には合計3000rielで販売される場合が多いので、販売シートそのままを購入します。
ですから、販売する側と購入する側に共通の認識があるのですから店舗によって異なる場合もありますので、この場合には店舗側の要求する形で購入しますが、高額の場合には文句が出る場合もあるので、ある程度慣れないと購入その他の応接が難しいかもしれません。

※薬の使用基準は、以前から外国では体重75kgで身長175cmの人が対象とされていると説明していまして、カンボジアで販売されている薬の使用基準はおおむね同一ですから、使用人物で薬の増減利用は当たり前であり、エアコンを利用して空調を利用している場合には水を飲む量が異なるので、自己で少なく調整しながら薬の利用をしなければなりませんので、パラ=パラセットモールの利用時間等では8時間間隔を利用開始時だけ最初に服用してから6時間後にしたりしますから、販売店の地域性で説明が異なる場合があります。

パラセットモール服用時の説明
1回目の服用開始
2回目の服用・・・6時間後
3回目の服用・・・8時間後
概ね、連続服用は8時間毎後という説明をされるはずですが、タイ・カンボジア・ベトナムに継続して居住している人と観光客の短期滞在者とでは水分補給量が異なりますので、沢山水を飲む人は服用時間を短くしなければ薬の効力が出てきませんので、この注意を必ず相手に知らしめる告知が重要ですけど、大概は聞き入れてくれないので説明せずに、エアコン利用での使用手法を適用する場合が殆どでした。

カンボジアには、薬の種類で独占輸入されている薬があります。
ですから、薬の種類では多様な場合と1種類の呼称名があり、大衆薬では多様な価格の薬が販売されているのが現実ですので、病気の多い人は気苦労が絶えず襲いますから、老齢の人は普段から健康に注意して自から社会に接触し、文化と風習だけでなく薬と医療に対する知識の蓄積は欠かせませんので、最初に利用言語と英語の研鑽は必要不可欠です。

上記の内容は、カンボジア居住者には常識的内容で、理由は家族の構成年齢がおさな子から老齢までいるからで、しかも多様な地域で生活しているので
自然に知識として備わる内容です。
私が、点滴針を家族が抜くのは自然な医療行為と記述しましたけれど、タイでもベトナムでもラオスでも当たり前の行為ですから、別段特別な家族の
行為ではありません。
ご理解を宜しく願います。
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