1月5日に予定されていた政治集会と反政府デモは、4日の調略ラジオで午後6時過ぎにサムレンシーの肉声により「中止・休みにすると発表がありました」。
休みの理由は、デモ隊に死者が出たので「云々」ですが、此の後に正式予定その他の発表をしますとも添えられた話ですから、当然日時についての内容が無いので何時になるかは不明です。
※カンボジア式の説明
まず、現状説明から
3日午前に兵士1名が発砲し、死者4名重症入院者37名と軽症者数えられない人数(200名程度の伝聞)を出す銃撃殺人事件と認定しているが、私自身は銃撃事件の発生は間近な時期にあると考えていましたので、知り合いには何かあれば銃撃があるぞと警告をしていましたが、皆一様にある訳が無いと反政府デモを娯楽のように楽しんでました。
私自身は、デモ隊禁止地区の総理府に朝からデモ隊が押しかけて、ガンガン街宣活動をしたのを危険な兆候と捉えてましたので、必ずこの時を境にして銃撃はあるはずとの確信の元に行動していまして、同日午後、2度目の総理府に対するガンガン街宣行動時には「50-100%程度の確立で銃撃事件があるはずだ」との確信の元にとても慎重に行動していまして、デモ隊の最後尾にデモに急きょ参加している一般車両に交じりまして総理府に向かいましたし、総理府に先発隊が到着したのを確認してから一旦は先頭まで行きましてやり過ごし、デモ隊が転回するのを確認してから私も転回しまして、カメラクルーの存在と人数と規模を確認してからデモ隊に加わりましたので、私の日記にはカメラクルーについての記述があるのです。
この時のカメラクルーは1チームだけでしたが、テレビカメラと思しき大きなビデオカメラが更に3台来ていまして、少し小さいビデオカメラも確認していましたし、総理府の側にと反対方向および建物の端にある場所には、数えきれないほどのカメラとビデオが並んでますので、警備の警察官は最初にテレビカメラおよびカメラマン排除を試みている言動も確認していますので、排除不可能な状態を確認してから転回しているという事になります。
ですから、決死隊のデモと言う表現で記述しましたけれど、デモに参加する時には「応分の心構えと危険を察知する能力」が必要ですし、銃に対する知識も必要不可欠な領域ですから、4日の公園内の民衆を武力で強制排除した時には、公園の周りを十二分に確かめる為に外周を一周回8の字で確認していますし、何度も一般道路の走行も交えて公園内に近寄っていますし、道順も警察官の様子を窺いつつ所持している武器その他も携帯している内容を確認してからの事ですので、此処にはある種の日本人的な言動の心構えではありません。
この話を知り合いのクマエにしても、受け入れられているとは思いませんし、概ね「カンボジア人の事はカンボジア人の方が知り抜いていると」誰にでも反論されますが、警備する側にも発砲する側にも応分の環境が必要でして、闇雲に発砲が許可されているのであれば「既に何度も発砲が行われるはずですが」ありませんので、此処には冷静な指示があるはずと考えていますので、発砲した兵士には指示があったはずですから組織的関与の銃撃殺人事件と認識しているのです。
此の後のCNRPとCPPの対応
CNRPが、死者に対する「チョールイ=見舞金」支払いをするのか否かに焦点が当てられるはずですが、まだ発表はありませんので不明の部分が大きいのですが、推測では支払いをするはずと思います。
CPPの対応ですが、銃撃死者数・入院重症人数も含めて事件の内容が大きすぎるので何らかの対応は話し合いされるはずですが、様子を見ながら決定されるはずと思いますので、CNRPの対応の後に発表されるはずと思います。
国王の対処
今までの状況ですと、必ず国王からは見舞金が支払われていますが、これは故シアヌーク国王時代には潤沢な資金的余裕と威光があったからでして現国王の資金予算とは大きくかけ離れているので、不明な部分が大きいはずです。
即ち、昨年の死者が出たデモの時には、国王からは500$の支払いでありCNRPからは2,500$ですから併せて3,000$の支払いがありましたが、今回に置き換えると単純で4倍の弔慰金支払いになりますし、国王の国事行為には議会の承認と言うかある種の制約が設けられていますので今回の話が該当するかどうかは別にしても、即断できない政治環境がありますから、最初に決断を求められる立場のCNRPの対処から判断されるのではと思慮します。
よって、CNRPの見舞金が早く国王とCPPの対処は後になるが、国王とCPPの対応内容は白紙。
政治集会と反政府デモについて
多くの知り合いから第一に尋ねられることは、日本政府は何方に肩入れするのだと質問されます。
これだけの死者が出ても、単に政権保持側に肩入れするのであれば「単なるキチ外の日本政府」と言うお叱りの話ですが、私自身は、日本政府は現政権を支援するはずなので現政権に有利な言動をするはずだと言いまして、現政権支援の態度は継続されるだろうと話をしました。
もし、不満があるのであれば、政権打倒時に「日本政府と日本に対する応分の復讐をすれば良いのではないのか?」と言いまして、これが国際間の民族主義と言いますと、そりゃそうだが、死人に対する現政権支援は国際法に問題提起されるだろうとも言われますが、日本政府の姿勢は不変と言いました。
現在のカンボジアは、タイのように中国人の経済界および政界への進出が顕著ですので反日の彼らを云々するのではなく、総体的多数のクマエを如何に取り込むのかという事が提起される筈でして、クマエに嫌われたら日本はおしまいです。
簡単に言うと、進出した企業の税制その他を弄繰り回されて無価値にされて買いたたかれるという事で、かつては南朝鮮政府(現大統領の父)が行った政策と現中国政府が実行に移行しつつある日本企業排斥政策の採用です。
理由
中国人行政官僚が沢山いるので、議論の必要性皆無。
問題は、この事実を現政治家に届けられるかどうかであり、アメリカとフランスの意志も重要ですね。
★喧嘩に弱いのではなくて、喧嘩する前に逃げ出す姿勢なので、喧嘩にならないのが日本流 (笑)
★安倍総理?
こいつは、靖国神社を単に政治利用している役者ですから、役者にケンカできる能力などはあり得ない。
国民と言う弱い立場の人間には、強い「悪代官の孫」だぁー・・・ここに、気が付かないと死ぬ運命。(笑)
※中国人は中国人であって日本人では無いので、胸襟を開くだとか話し合いの門は開かれている?
※相手が望んでいるのは別なものなので、明後日の方を向いて明日の話をする今日の会見・・・全く意味不明。
※外国では、劣勢の立場にある国家の指導者が話す言動ですから、経済大国の日本を認識していないので、私には何が何だかわからない。
★外国では、常に対当と言う立場での堂々と立ち向かう表現が必要ですが、日本国内向けの話しばっかしですね。