スリングショット攻撃

1月26日(日曜)のワットプノン近く

1月24日の謀略放送(以前は調略ラジオ放送と記述した、VOA　aisia khmer どちらの名前でもお好きな方をお選びください)では、プロチィアタパタイでの政治開催とマスデモの予告情報を連続して放送していましたので、翌日の1月25日に取り消されたのを知らないで予告の通り1月26日の朝にプロチィアタパタイに参集したデモ希望者がいまして、此の人たちは公園が事実上立ち入り禁止措置が講じられているのを知りませんから立ち入りまして警察官に強制排除されたのですが、行く場所が無いのでワットプノン近くに集まり出しまして「参集人数が増加」しだしましたら、警察官によるスリングショット(強力なパチンコ)攻撃で強制排除されたので、スリングショットの攻撃を受けた人が病院に担ぎ込まれました。

説明
1月26日の朝午前8時頃から人々が少しずつプロチィアタパタイ(プノンペンにある公園名で、英語表記freedom-park)に集まり出しましたが、政治集会の中止ですが知らない人達なので公園に立ち入ろうとすると、警備している警察官から「あっちに行け」と言う指示が飛びます。
多分、地方からの参集者なので行く場所が無いのでワットプノン近くの広場に集まり出したのですが、ここでも「散れ」の指示が飛びますが他には行くところが無いので無視していたら、警察官が人々に向かって「下半身目がけたスリングショット攻撃」を開始したのです。
強力なパチンコですので身体に命中した人には怪我人が出まして、10人程度は病院に担ぎ込まれたという情報が26日の午前中に私にモタラサレマシタ。

※アスファルト道路ですので、足元手前付近に着弾しますと「跳弾」となり命中率が飛躍的に高まる攻撃の仕方ですので、たちまち参集の人々は武力消散されられました。

★このような状況があるので、明日のプロチィアタパタイ(公園)の政治集会開催については不明の部分が大きい。
概ね確定的な話は、本日の午後9時程度になれば記述可能ですが、明日の朝8-9時程度にならないと不明の部分が大きい。

★★
VOA英語放送では、プロチィアタパタイ(公園)周辺への立ち入りも含めて全て自粛を求める放送されているので、興味本位で通過して見たり近くまで行ってみたりとかは厳禁です。
私には、当地の生活居住経験とカンボジア人の友人知り合いが多数いますで、その人達から随時情報がもたらされますし、通常単独では立ち入っていませんので曲解なさらないで頂きたいです。

銃撃の恐怖(弾丸の最終到達地点が問題)

銃撃の恐怖

昨年度の警察官による銃撃事件も、今年の兵士による銃撃事件の時も、デモが連日行われ「デモ隊と治安当局」の気持ちが高ぶった時に起きた事例ですから、闇雲に治安当局からの銃撃事件では無かったと言える面もありますし、報道されていないマスデモが連日「タックラウ地区とガーデンカナリア地区」で行われていて、ガーデンカナリア地区のマスデモの内容が激しく規模も大きかったので、治安当局が銃撃で鎮圧すべしと結論を下した面もあります。
ただ、銃撃に対する国際世論への配慮もかかされていないので、現政権側からすれば応分の理由があると言う事だろうと思います。
今回、1月24日の午前と午後に謀略放送から1月26日と1月27日の政治集会に対して「マスデモ」を煽る放送があった時には、心が身震いしまして「これは? 相当危険」と判断したいきさつについて説明します。

説明の前に、私自身は「2ヶ所の銃撃現場の確認」を既にしていますので、弾丸の発射された方向も確認済みです。

上記の事実を踏まえましての説明ですので、居住者・旅行者の方を問わずに何度も繰り返しご精読を願います。

私は、26日にマスデモが行われた場合のタックラウ地区の予想銃撃地点の場合で、治安当局側からの立場で銃口の方向を考えました。
この地区を大雑把に説明すると、ポンチェット空港と総理府の中間地点で直線状にあり、高台にある地区となります。
万が一、治安当局が銃口を向ける場合には、空港方向の左90度以内の角度は絶対銃撃禁止地区なので向けないはずですし、右側の90度以内も政府の建物がありますので向けませんから残り180度の角度の方向を考えましたところ、左側は空港への飛行機の進入路に当たりまして、数百メートルの高度で侵入してくる角度に当たるので銃口は向けられない角度となります。
すると、残りの90度の角度で考えなければならないので、ガーデンカナリア地区から左へ60度以内程度の方向が最適銃口方向として浮かび上がります。
例えばですが、メコン大学のサッカー場を例にとると、非常に危険な地域になります。
まず、タックラウ地区で銃撃された弾丸の多くが60度以内の角度で同一方向に飛ぶので、60度以内の場所は危険地帯であり、更に土地の低い場所に居た場合には「まとも」に弾丸の飛ぶ地点に居るはずと言う私の「仮定の認識」です。
★流れ弾と言う認識では無くて、人間を殺傷できる運動エネルギーを保持した銃撃弾丸最終到達地点と言う認識ですので、CPPのメンバーに入っている方は「私の仮説を確認と検証されたら良いと思う」。
★この日記を記述している今でも、中止が発表された1月26日にタックラウ地区で無許可の暴徒デモがあった場合の事を考えますと、心臓が速成になり身震いします。
★私の考え方では、安全情報に必要なのは、「事前告知に意味があり事後の通知は無意味の情報と言う位置づけ」ですので、私と同様の認識を保持して頂きたいと願います。

1月26日(日曜)の政治集会は取り消されました・・・中止です

1月26日(日曜)の政治集会は取り消されました・・・中止です。

この内容については、土曜朝6時過ぎに発表がされましたので、「私も直ちに日記の更新で忙しい」です。（笑）
1月27日月曜については触れられていないので実行されると思いますが、何せ、当地は直前での変更がしばしばありますので、公的安全情報にも記載不可能ですから、常に、カンボジア日記　ゆめきの日々に随時お立ち寄りを願います。
このように、常に予定が流動的なのもカンボジアの特徴でして、随時予定が変更になり得ることをご承知下さい。
(この件についての説明が、過去の記述に繰り返し記載されていますので、どうぞ記述のご精読を願います)

★構えて記述しますと、26日は中止だが27日は実行される公算が大という事です。

1月26日(日曜)/1月27日(月曜)の政治集会開催予定 続報-其の壱

1月26日(日曜)/1月27日(月曜)の政治集会開催予定　続報-其の壱

既に、決行される事が既定路線の放送内容ですから、サラーリェン・プロチィアタパタイでの政治集会予定は実行されるはずと思います。
1月24日午後の放送で確認しました。
もし、実行されるとすれば、万一の発砲事件を事前回避する意味で警察軍等の治安関係者を公園から遠う避ける処置が必要なので、当日の警備は「交通警察官が任を背負う」はずと思いますが、総理府には相当数の警察軍が配置され、万一デモ隊が押し寄せたら「発砲する」と言う認識が強いので、直線で見える場所には近寄らない方が良いと思います。


※初めて読む人の為に、「カンボジアの政治状況をあらすじ」で記述します。

現、フンセン総理率いる政治公党のCPP(カンボジア人民党)が単独で政権を担っていて、昨年の選挙で過半数以上の議席を獲得しましたから、今後2018年の7月頃の選挙までは
政権を保持するのが当然ですが、現野党のCNRP(カンボジア国家救護党)は選挙は無効であり受け入れられないと主張しています。
選挙無効の主張にも応分の理屈がありまして、現状の選挙制度と規則はCPPが自己政党に有利にすべく規則を変えたと主張していまして、新規の有権者規則から漏れて公民権停止状態になって居るカンボジア国民が総人口の1/3程度も居るのだから選挙の成立はあり得ないと主張しています。
○過去の記述の中に、カンボジアの選挙制度と問題点や与党と野党の主張を両論併記で記述していますので、暇があればご精読願います。
ですから、与党の主張と野党の主張と真っ向から対立していまして、昔の選挙制度に戻して全カンボジア国民に投票権を付与して再選挙をせよと野党は主張しています。
この出来事から双方侃侃諤諤が始まりまして、反政府デモが何度も繰り返され警察官と兵士による発砲で死傷者が出ていますが、ここに裁縫労働者の給与改善問題が持ち上がり、現野党のCNRPは給与改定が行われるべきであり月間給与の最低は160$にすべきと労働者に約束したものですから、話がデッカクナッテ反政府デモの規模も大きくなりました。
他に、学生がフンセン総理の退陣要求をしたり、プロドライバーがガソリン価格の引き下げを要求していまして(ガソリン1L 価格　1$25￠=邦貨換算125-135円程度)、埋没していた不平不満が爆発した感じになりましたし、この他に、法律と言うか規則改定が毎度ありまして土地の取得方法も改定されましたから、補償金無しで土地を追われる人も出ましたし、雀の涙金程度で土地を追われる人も出ましたので、この点についての問題に対する人々の代弁者に僧侶が引き受けていまして、土地の勝手な法律の新規施行に対する問題もありまして、そのほとんどが現野党のCNRPと政治連動し始めましたので話がでっかくなり大騒ぎが継続しています。

○治安当局の銃撃事件は、昨年に一度と今年の1/3日にありまして共に死傷者が多数出ていますが、今年の死傷者の数は昨年とは比較にならない規模となっていますので、何かがあれば「クマエど根性スタイル」の過激な言動がでるはずです。
平たく説明しますと、治安当局が過激に対応するとデモ隊も過激になりまして、反応が双方エスカレーションするという事ですから、今までは「煉瓦片」程度だったのが火炎瓶が飛ぶ状況になり、銃器の使用もあり得る昔の状況が目に浮かびまして、私の眼には「問答無用銃撃事件がありますので」、その場合にどの程度の経済被害になるのかと思います。

ちょこっと道を間違えましたので、戻りますからねー。

サムレンシーの帰国についての話ですが、26日の話も出ていますが27日の話も出ていまして、私には現段階は不明です。
既に外国に出国している現状から考えれば、26日の政治集会の状況で帰国の日が決定されるはずですので、26日の状況内容如何で帰国日延長もあり得ますし、この点についての確定的な放送はされていません。

★当地は、弾丸が飛ぶ状況でも「戒厳令」の類はありませんで、皆、そんな物知るか程度の扱いで仕事をしたりしていますので、危険を察知するには
商店の営業状況を確認するのが一番です。
昼間から店舗が閉まっていたりしたら「相当危険」とご判断されて間違いが無いので、いずれの場合にも商店の営業状況を必ずご確認ください。
電気を消し、入口のドアが閉められている状況でも同一視して間違いは無いです。

本気度が感じられない・・・動機が不純な抗議行動

本日の抗議行動について
1月14日の裁判所前での抗議行動・・・デモと記述しましたが、単なる押しかけ抗議行動でした。
※デモ行動一切なし。

朝から用事がありましたので、ゆっくりと押しかけ抗議行動にお付き合いができなくて「チラ見」程度で帰宅して一報を入れました。
午後も用事がありましたので、終了してから再度「チラ見」程度で帰宅し、午後3時からの待ち合わせに向けて電話確認をしましたら眠いので、午睡。
午後4時半に妻が帰宅し電話で起こされたので、「おっとり」と抗議行動に行くかなと知り合いと話をしたら、「午後2時過ぎには終わったよ」ですから、「???　3時になるはずだが?」と質問したら、委細を話してくれました。
※CNRPの支持者で、近くに住む方の家族。
サムレンシーとケィムソッカの裁判所訪問は、午後2時には終わり「参集者」にハンドマイクで説明し、その足で車に乗り「集まり=party」に行ったので既に誰も居ないから、無駄ですと説明されましてオシマイ。
ですから、続報を記述して投稿した頃は「オシマイの鐘が鳴らされた時分」だったと思います。

今回の抗議行動について
裁縫労働者の参集は散見されずでしたから、主にCNRP支持者と僧侶とプロドライバーの抗議行動だったと思います。
ですから、参集人数の10,000人程度までの抗議行動で、サムレンシーは裁判所の担当者と建物内で話し合いをしたらしいのですが、小さなハンドマイクなので参集者にもよく聞き取れず何の話がワカラナイとの不満タラタラ説明でしたね。
この抗議行動には、屋根に付ける大きなスピーカーの装着したトュクトュクが無かったので、詳しい話は聞けずじまいと不満話の説明ですから、大方CNRPのやらせ的な抗議行動だったと思います。
説明
本格的な抗議行動ならば、トュクトュクの屋根に大きなスピーカーを装着してガンガン街宣をする訳なので、今回の話は通常の抗議行動とはかけ離れた段取りですので、取り敢えず「存在の証明」みたいな段取りと解釈すれば、やらせと解釈できる内容です・・・本気度が感じられない。

今回の抗議行動は、12日の夜遅い時間に発表されたのですが、本格的な内容での話は明けて13日の朝6時過ぎからの調略ラジオ放送からの話なので、慌ただしい日程の設定でした。
続く、抗議行動その他の日程は14日午後6時現在ありませんので、裁判所の日程に急遽合わせた単発的な「CNRP存在の証明」抗議行動と思います。