日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

北京では百貨店がテナントに援助金を出す?

2009-05-21 | 中国ビジネス関連
 中国で商品販売をするためにネックになることは沢山あるのですが、一つは店舗への出店コストが非常に高い事です。百貨店であろうとスーパーであろうと、出店料を毎年幾らかを定めて支払い、かつ棚を作る場合は棚代、その上に商品販売に伴う利益を店舗に支払う必要があります。

 上海にあるヤマト運輸のギャラリーでも、商品を展示するだけで毎月幾らかのお金を支払う必要がありますが、こういう形態がごくごく一般的で、「商品販売の利益のみで稼いでくれよ」というお話を受ける時も多いのですが、残念ながら当地ではナンセンスな発想としか言いようが有りません。

 さて、そんな中香港のSMCPを見ていたら北京では事情が変わってきたようです。といっても勿論テナントは世界ブランドですので、そこまでのブランドではない会社に何処まで通用するかは全く別な話ですが、ご紹介を。

 「北京の不動産オーナーがテナントに補助金を出す。それに伴い高級小売は戦略の見直しを行う」

 高級ブランド小売は、世界的な金融危機の元、不動産オーナーがテナントを維持する為に補助をするようになったことから、中国での出店拡大戦略を見直している。



※この記事の続きは有料となります⇒中国市場進出/販売実践会

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