計画の立たない中国のオペレーション

　中国電信について文句を書きましたが、どうも私たちだけでなく、他の日経企業様でも倉庫の新設時に同じような思いをされたそうです。通常は事務所に入居しますので、回線事態は既に整っていますからこんなトラブルは無いのでしょうが、工場を建設した場合とかは、同じ事が頻繁に起きるのでしょうね。メーカーに方々の苦労が目に浮かびます。

　昨日は昨日でオムツ５００箱の入荷が予定されておりました。本来まだ会社でネットが使え無い事から午前中は自宅で内業をしたかったのですが、

　「午前中に来るから」

　という妻の一言で（様はさっさと会社言って荷運びしろというご命令です）、痛い足を引きづり会社に行ったのですがまだ来ていません。搬入で時間を取られる事も予想し、昨日夕方受注分の送り状をあらかじめ印刷していたので、まずはそれのピッキングと梱包作業。

　「あれ？まだこないのか。俺２時にお客さん来るんだよ」ときずいたらもうお昼の時間。

　２時に来客があり、事務所をご案内した後外に出ると大型トラックが入ってくる所で、あらら、困ったな。まいっか、と思って徒歩１０分ほどの所に有るショッピングセンターのスターバックスで打ち合わせ。

　３時半に戻るとトラックがいない。あれ？もう搬入終わったのか？早すぎるな。と思って事務所に上がってみると、オムツまだ来ないとの回答。どうも行きがけに見たトラックは別の物だったようです。

　５時半。まだ来ない。

　６時。早めに発送作業をしたので既に作業終わり。ここにつくのは７時になるとの回答（参考までにこの回答してくる到着予定時間がだんだん遅くなります）。あい、この間何回も運送会社に電話し、そのトラックの運転手に電話していたのですがこのざまです。

　妻はそれでも集荷したがっていましたが、切れた私が。

　「おい、火曜にしよう（月曜はお休みです）。そう電話しろ。そしてさっさとドア閉めて帰ろう。今更連中が来たって対応しないぞ。」

　妻「えー」

　私「来週は日本から若い子が（といっても３０台）がうちに来るから手伝ってもらう。その方が楽ジャン。大体俺もそうだが皆体が筋肉痛だろ」

　妻「そうね。日本人だからサボらない物ね」

　ということで、通常７時までは事務所にいるのですが（サイトにも記載していますが会社終わって物買いに来るお客がいるため）、久々にさっさと帰りました。久しぶりに息子と娘と一緒に食事ができました。

　まぁ、それはそれで、「事務所に着たんだよ、戻って物売ってよ！」というお叱り電話を２件ほど妻が受けましたけど。。

　何が言いたいかって言うと。日本の本社では解らない中国ビジネスの苦労を紹介したんです。中国で最も発展して、多分最も先進国に近いくらいにまともになった上海。そこで有る程度中国に慣れた私、地元の上海人でもこの程度の課題は対処できていません。能力不足なのか、どうにもならんのか。上海に来ている日本の運送やさん使えばこんな問題はないのかもしれません。でもコストは３倍～５倍。どっちを取るかなんですね。ストレス度は下がるでしょうけど、よっぽど利益率の高い商品使わないと吸収できない。

　困ったものです。