日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

世界スーパーモデルコンテスト 中国代表が優勝

2009-06-02 | 中国コンテンツ
 サーチナに、「世界スーパーモデルコンテスト」で優勝した、四川省出身の15歳の少女についての記事が載っていました。China Dailyにも写真が掲載されていましたのでご紹介を。

 サーチナの記事では、
 「世界スーパーモデル コンテスト」は、湖北省の大手ビールメーカー「金竜泉」のビール祭に合わせて行われたイベントで、19回目の今回は47カ国、51名のスーパーモデルが参 加したといわれている。5日間に渡るパフォーマンスを終え、見事グランプリの栄光に輝いたのは四川省の鄒林穎(すう・りんえい)さんだった。鄒さんはまもなく中学校を卒業する 15歳である。

  地元四川省のメディアのインタビューによると、「自分の名前が呼ばれた 瞬間、頭の中が真っ白になった。自分よりもグランプリにふさわしい人がいっぱいいるのに」と受賞時の心境を語った。飛行機の中で大会関係者から渡された ファッション雑誌を読みながら「こういう本ってよく分からないんですけど…でも『将来の仕事になるんだから読んでおかないと』と言われました」という鄒さ ん。真水で顔を洗い、夏場でも顔に何も塗らず、60元(約840円)のミッキーマウス腕時計を「高級品」という鄒さん。なんとも微笑ましい限りである。
http://news.searchina.ne.jp/disp.cgi?y=2009&d=0531&f=national_0531_010.shtml

 子のコンテストの結果は、世界スーパーモデルコンテストっていう名前でChina Dailyには掲載されていますので、今週の最も人気のある記事になっていました。
 
 エストニアとスウェーデンの代表がコンテストで2位だったようです。


 第二次予選に進んだラトビア、ルーマニア、ロシアのモデル達のようです。
そして優勝者をもう1回

 確かにこの鄒さんて、凄い美人ですね。中学3年生にしては大人びた表情に見えます。

 でもなぁ、世界スーパーモデルコンテストという名前はちょっといいすぎですね。後、入賞者の上位がスウェーデン代表を除いて旧共産圏諸国出身者ばかりなのもちょっと目に付きました。

 日本がこれから海外に行こうとする時、まずアジア、それから他地域の新興国になりますよね。自動車と家電の2業界がやはり日本の代表で、彼らはヨーロッパ市場の製造拠点としての位置づけを含め東欧にも進出しています。でも、日本と旧共産圏諸国のこういうイベントって、あったとしても目立たないですよね。

 現段階では日本製品と中国製品は、品質と価格の差が明確で海外市場でコンペになる機会はまだ多くはナイト思います。でも、韓国の三星、LGの電気関連製品、現代の自動車等は日本では全く売れないだけに日本に居るときずきませんが、知らないうちに中国だけでなく世界の市場では驚くほど成長しており、インドでは日本企業は完全に出遅れているとききます。

 中国企業も中国人の器用さ、一部の極めて優秀な人材層を考えれば、かってのソニーのようなユニークな企業は出なくても、韓国の3大企業か、それ以上の企業は何れ出てくる筈なんです。たった10年前、現代の自動車がアメリカに低価格車を販売して市場参入したとき、あまりの質の悪さにボロボロの成績でした。でも最近アメリカから帰った友人から聞くと相当品質レベルが上がったようですし、実際に生産量は既に本田をぬいているとか。サムソンに関しては、一歩日本を出れば直ぐ解りますよね、販売量という意味では日本の家電何れも上回っているでしょう。

 この世界スーパーモデルコンテストって、単なる中国の一地元企業のイベントで、予算の関係で低価格で呼べる旧共産圏の子達を招待したのが実態かなと思いますけど、日本企業も日本での一時的なイベントの成功だけでなく、こういうのをいろいろな国でやるのは如何でしょう?
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