日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

日本社会の高齢化、少しは改善したんだ

2015-05-28 | 日本・日系企業
最新版!「平均年収が高い」500社ランキングって記事をFBで松本さんがシェアしてくれましたので、覗いてみると。
http://toyokeizai.net/articles/-/71024?page=1
松本さんは、ほとんど平均年齢40歳以上とおっしゃられていたが、所属したことのある企業2つを見ると、15年前より平均年齢が3-4歳若くなっている。団塊世代が抜けたからだろうね。

 元気なキーエンスやリクルートは35歳くらいか。

 最初の会社で上司たちから聞いたのは、高度成長時代は35歳くらいで課長、建設現場の所長さんで、結構な責任と権限を持っていたと言う話。それがどんどん遅くなっているって。

 多分ここなんだよね。権限と責任のある地位に着くと自ずから嫌でも鍛えられる。もちろん会社の規模でその権限と責任の大きさは変わるけど。

 年功序列社会の弊害は、年齢が高い人が高い地位についてしまう傾向が強い事。安全を求めるならそれなりの経験を積み、まぁ人間の能力なんてそんなに差がないし、お客さんやお取引先も年齢がかさんだ人が上位職についているから、ピカピカの30歳よりまぁまぁの40歳を課長にしたほうがよいという判断は、別におかしくはない。

 でも40歳になるまで課長という立場での責任と権限を持たないと、その人の積む経験知、=頭使うことも含め、が遅くなり、かつ少なくなる。

 超一流企業の社員は、平均レベルでも中小の上位社員より素地は優秀なことが多く、視野も広いことが多いので、人材の流動化〔この場合は下方流動というべきか)が進めば大分改善されると思ったんだけど。。

 後10年くらいたったら日本も色々変わるかもね。

 団塊ジュニアの世代は今もう40代中盤。

 オリンピックが終わって5年もたてばそっちの景気感はなくなる。

 様々な業界で人で不足が発生するのは目に見えている。そうなると国が旗振らなくても在日外国人を含む外国人の登用が進む。

 財政は。。ますます悪化しているわな。。

 楽しみだ。

コメント
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