日中越境EC雑感

2008年に上海でたおばおに店を作るところから始めて、早もうすぐ10年。余りの変化に驚きの連続

保育園、育児

2008-07-07 | 上海ライフ・子育て
 ニュースによると昨日梅雨明け宣言が東京に先駆けてだされた様です。一昨日から気温が39度近く、夜もクーラーを効かせないとどうにもならないです。

 確か昨年、7月の平均気温が30度だったと記憶していますが、温暖化の影響か東京に限らず上海も年々気候の厳しさが進んでいるようです。たまらん。

 ところで、2歳半になる息子が先週から当地の保育園に通っています。日本でも私立保育園にいってたのですが、日中で幾つかの差を発見しました。
・トイレトレーニングは中国の方が早い。日本も私が子供の頃は今ほど遅くなかったと母に聞かされましたが、現在東京で通っていた保育園ではオムツがとれるのは一般に3歳頃との事で、うちの息子もまだオムツをしていました。ところが中国では1歳半前後でオムツがとれるようです。まぁ、街を歩いていると子供が処かまわず小便をしているので、衛生感とか教育に疑問を持っていましたけど悪くないのかもしれませんね。自分の子供の頃はどうだったのでしょうか。

・テレビが無い。日本の保育園は私立しか入れなかった(妻が半年以上働いていないと公立には入れない仕組みだった)ので一概に言えませんが、大型マンションの一画にある保育園に通っていたのですが、かなりの時間テレビを見ていたようです。おかげであんぱんまんファンになったのですが,当地で通っている保育園にはテレビはありません。これは好い事でしょうね。

・一方戸外で遊ぶ時間は少ないようです。遊戯施設が園内にあるのですが、非常に暑いという事で夏は常に部屋の中にいるようです。上海は、唯でさえ戸外で遊ぶところが少ないので虚弱児にならんか心配です。日本に居る時、妻子は2回上海に帰国しているのですが、その度に妻の両親から抱っこされたくせがついてしまい、不快感を感じていました。私自身がアウトドア派の為、子供とも上高地に行ったりハイキングコースや公園で遊び歩かせていたのですが、上海から戻るたびに「抱っこ抱っこ」とむずかるようになっていたからです。でも当地の交通事情では私自身が抱かないと危なくてしょうがない面があります。将来の中国の都会の人間がどうなるのか。。

・保育園ではないのですが、Early MBAとか私立の幼児向けの塾がはやっているようです。1年半前にも既にありましたが、業容が随分拡大しています。育児本もいかに教育するかに焦点があてられており、得意の詰め込み記憶教育をさせるようですね。元々中国人の創造力は日本人以上に乏しいと感じていますが、こういう教育方針も大きな原因なのでしょうね。
コメント
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