ようさんの山物語(ブログ版)

山遊び人ようさんの山行記録

水浴び、水浴び、たまに歩き、そして雪風呂

北ア北部・湯俣

2014年06月02日 | 山歩き
2014年5月31日(土)~6月1日(日)

天候:両日ともピーカン

この2日間は、天候も安定しピーカン確実。
本当は、登って、滑ってをやりたいところだが、どうも心身共に疲労がたまっている。
こんな時はここ。

まだ夜も明けきらない中、出発。
七倉へは、40分くらいで着いた。早朝だからね。
車は1台もいない。


七倉山荘

山荘でご主人に今シーズンもお世話になりますとご挨拶したいところだが、
まだ明るくなったばかりだ。
叩き起こすわけにもいかないので、こっそりと出発する。
当然タクシーもいない。この時期は、たしか6時半にならないとゲートは開かない。


高瀬ダム

ロックフィルダムのつづら折れを登る。
ダムの上に着くと残雪の烏帽子岳と不動岳が姿を現す。


ダム上

しばらく行くと針ノ木岳も見えてくる。
ダムの水は、だいぶ少ない。


ダム湖末端から針ノ木方面

登山道をどうも補修工事やっているらしく、資材などがある。
登山道入って少しで名無避難小屋


名無避難小屋

道沿いには、初夏の花が咲いていた。


ツマトリソウ

一部雪も残っていたが問題なし。



湯俣が近づいてくると、独標と槍ヶ岳が見える。


独標と槍の穂先

雪もだいぶない感じである。

青嵐荘は、まだ営業前でひっそりとしている。
裏の冬季小屋は使われた形跡があった。


青嵐荘入口

誰もいるわけでもなく、また来ないだろう。
数キロ四方誰もおらず。これが自然に身を置くということであろう。
周りには熊五郎や鳥や虫達しかいない。
近いといえば燕山荘に人がいるくらいか。
テントを張って、さて何しようか?
今日は寝たければ寝て、食べたければ食べる。自然の流れに身を任せる。
まだ時間的には朝だ。
とりあえず、憤湯丘&温泉だな。


水俣川と湯俣川の合流部

水俣川の方が水量多い感じだ。しかし、雪代の割には少ないと思う。
湯俣川も流れが少し早いが水量は、夏と同じ感じである。
憤湯丘行く途中にいい源泉がある。


源泉

これは強烈熱いので触らない方がいい。この少し下流でも熱いくらいだ。
この少し下にいい感じになるところがある。ここを少し掘れば快適に入れるだろう。
少し先に行くと憤湯丘。ここに来るまでの間に足跡がいくつか残っていた。


イワカガミ

近くの土手にはイワカガミが点々と群落している。


憤湯丘

数ヶ月ぶりに憤湯丘に再開。下部の湯量が増えている様に思う。
さて、再会果たしたら温泉、温泉



ここは砂が溜まっているだけなので、手ですぐに掘れる。
半身浴出来る程度までスッパで工事。


注意:見苦しい写真なので食事中の方、裸が嫌いな方、ようさんの見苦しい姿を見たくない方はクリックしないでください(笑)

念のため間違ってクリックしても修正してあります。

浴槽工事の前に少し上流の水の流れを変える工事をした。これで水量調整し、快適温度で入れる様にする。
何カ所か工事して、のんびり湯につかる。
大自然の中の湯はほんに気持ちええ~
ここ天然温泉にしては大きめの浴槽である。

1時間も入っただろうか。テン場へ戻って早めの昼食。
その後、読書しつつお昼寝。
お昼寝後、対岸の登山道に3人組のハイカーが見えた。こんな時でも来るんだな~と見送って、
また午睡。。。次起きた時は、2人組がテント張っていた。びっくり。
しかし虫増えてきたが、刺し系の虫はいないので安心。
読書の続きして、腹減ったので飯食って、下界はまだ夕方だが、寝たくなったので寝る。
夜中に起きた時は、空は満天の星空☆☆☆
頭が冴えてきてしまったので、まだ明け方にもならないが撤収して暗い中、ヘッデンで帰ることにした。


夜明けの針ノ木方面

今日は慎太郎祭だな~などと思いながらトボトボと歩く。
しかし人はうじゃうじゃだろうな~などとボチボチ歩きながら七倉へ。
山荘に挨拶もままならない時間なので、トッとと帰ることにするか。

大好きな湯俣。意外や意外人が来たが、大好きなところには間違いない。
今シーズン何回来るかな?

その時挨拶しよう。


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