亀井幸一郎の「金がわかれば世界が見える」

マクロな要因が影響を及ぼす金(ゴールド)と金融の世界を毎日ウォッチする男が日常から市場動向まで思うところを書き綴ります。

NY金1800ドルの攻防、JPX7500割れエントリーレベル

2022年05月13日 21時29分22秒 | 金市場
12日に発表された4月の米生産者物価指数(PPI)は、前年同月比11.0%上昇と、エネルギー高が緩和したことで、伸びは前月から鈍化したものの、予想の10.7%は上回った。前月比も0.5%上昇と市場予想に沿った結果となったが、前月の1.6%上昇からは減速した。市場の受け止め方は、前の日の消費者物価指数(CPI)と同じ形だった。ピークを打ったとの見方が生まれたものの水準は依然として高く、高止まりが続く . . . 本文を読む
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インフレ高止まり懸念で米株安止まらず

2022年05月12日 22時53分23秒 | 金市場
昨日発表の4月の米CPI(消費者物価指数)。総合指数は8カ月ぶりの前月比鈍化となったものの、予想の8.1%に対し8.3%と上回ったこと。さらに食品とエネルギーを除いたコア指数については、前月比の数値が前月の0.3%上昇から0.6%に加速していたことから、一部ではインフレのピークアウトが指摘されたものの、高止まりでしつこいインフレが続くとの警戒感にかき消されることになった。 米国での今回のインフ . . . 本文を読む
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高インフレのモメンタム続く米国   

2022年05月11日 22時50分54秒 | 金融市場の話題
注目の4月の米CPI(消費者物価指数)は総合値が前年比8.3%と予想の8.15を上回ったが、3月の8.5%からは伸びが鈍化した。 ただし、前年の4月は4.2%とインフレの加速が始まっていたタイミングゆえに、今月以降の前年比の伸び率は抑えられるというのが、一般的な見方となってた。変動の大きい食品とエネルギーを除いたコア指数は6.2%となった。こちらも3月の6.5%より鈍化しているが、トレンドを見 . . . 本文を読む
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ドル独歩高とNY金、追い詰められる日銀 

2022年05月10日 20時08分38秒 | 金市場
週明け5月9日のNY金は3営業日ぶりの反落となった。主要通貨に対するドル高の動きが継続しドル指数(DXY)が104ポイント台と、さらに2002年12月来の高値を更新したこと。終盤にはやや上昇が一服したものの米10年債利回りが一時、3.2%を超える水準まで上昇。NY時間外の先物時点から売られていた株価の下げが拡大し、原油など商品価格も手じまい売りされる中で、NY金も売りが先行した。株安は比較的利益が . . . 本文を読む
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我慢も限界?S&P500の4000ポイント割れ

2022年05月09日 20時54分38秒 | 金融市場の話題
先週末5月6日に米国株式について書いたが、本日は日本時間の早朝から米系メディアが株価先物の下げを盛んに報じている。現地は8日日曜日だったが、この時間はすでにNYも早朝7時前で通常取引開始まで2時間半余りだが、ナスダックは約2%、250ポイントほどの下げ。S&P500は67ポイント安、1.6%の下げで4051。 S&P500は機関投資家がベンチマークにしており、4000ポイント割れとなると、センチ . . . 本文を読む
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FOMC越えで反発のNY金だが

2022年05月06日 18時50分37秒 | 金市場
注目の米連邦公開市場委員会(FOMC)明けの5月5日のNY市場の金価格は、反発となった。NYコメックスの通常取引は、前日比6.90ドル高の1875.70ドルで終了した。NY時間外のアジア時間の午後からロンドン午前の時間帯からNYの通常取引入り前には、おおむね1900ドル超で推移。一時は前日比2.2%(41.90ドル)高の1910.70ドルの高値を付けたものの、NYの時間帯に入り株価が大きく売られる . . . 本文を読む
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