家内から突然、山行きの許可?が出たので、10月4日(月曜日)は栗駒山へと向かった。
このお山は9月29日にも行ったが、登山口に着いたら悪天候だったので、
急遽、登山を中止(代わりに鳥海山へ。記録はこちら)。
今回はそのリベンジだった。未明3時半に秋田市自宅を出発、6時頃、須川湖に到着した。
山靴に履き替えていたら、秣岳が黄金色に輝き出した。こんな奇麗な秣岳を見たのは初めてだ。
秣岳が黄金色に輝いた時
その数分後には緑っぽいいつもの姿に戻っていた。
紅味はなかったが、これもモルゲンロートのひとつだったのか。
今回の非合法マップ
6時半頃、須川湖を出発。約30分間、舗装道路をテクテク歩いて須川温泉へ行く。
栗駒山への登山道はここから始まる。朝早いせいか登山者はあまり居なかった。
名残ヶ原から栗駒山と剣岳を望む。
苔花台から産沼コースに入り、山頂には9時ちょうどに到着。須川湖からだと二時間半だった。
このコースを歩くときはガスに巻かれることが多いのだが、今回は晴天なので途中の景色もよく見えた。
産沼コースから焼石岳
産沼コースから剣岳
産沼コースから展望岩頭
ただ残念だったのは、視程がイマイチで鳥海山など遠くの山は霞んでよく見えなかった。
それと山頂部の紅葉はもう終わっていた。
産沼
産沼コースから栗駒山を望む。
産沼コースから岩手側を振り返る。
栗駒山の山頂は平日月曜、朝9時だというのに (;゚Д゚)なんじゃ。こりは!と言いたいほど人が多かった。
須川温泉から登る人は疎らなのに、こんなに密なのは宮城側、いわかがみ平から来た人が桁違いに多いからだろう。
山頂標の脇では記念撮影の順番待ち。多くの皆さんはこの撮影が終わったら、そのまま出発地へ下るみたいだが、
私はいつも勿体ないなと思う。
山頂の喧騒は昔から嫌なので、私は約30秒で通過。天狗平方面に下って行く。
山頂付近から宮城側中央コース方面を見下ろす。それほど紅くなかった。
栗駒山頂を振り返る。
宮城側、御室方面を眺める。
山頂稜線からの眺めは、個人的には岩手、秋田側の方が変化に富んで面白いと思っている。
展望岩頭まで行くと、まずは昭和湖が見えて来る。
展望岩頭から秋田県側の眺めはいつも素晴らしいが、今日は視程がイマイチで鳥海山はぼんやり。
また風が強く、あおられて転倒するほどだった。風が弱ければ、ここでひと休みするのだが、今日は足早に通過することにした。
竜泉ヶ原
竜泉ヶ原の少し西側にある湿原
秣岳に続く稜線としろがね草原越しに泥湯三山や吹突岳を望む。
展望岩頭からの降下中、珍しくクジャクチョウに遭遇。
稜線の紅葉はもう終わっていた。
残っていたミヤマナラの紅葉は意外と奇麗だった。
展望岩頭から降下する樹林帯の道はところどころ洗堀されて酷い状態だった。
「後編」へ続く。
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