(本記事は自ホームページの旧記事をブログ用にリメイクしたものである。)
年の瀬も押し迫ってきた12月25日、急にひとり旅をしてみた。
けっして遠方ではない。クルマで一時間ちょっとの近場、角館と田沢湖だ。
たまたま今頃の時期に行ったことが無かった。どんなもんだろうとの軽い気持ちで出発。
角館に向かう途中、協和町の山に光る雲が懸かっていた。
雪をかぶった杉林は奇麗だ。
角館の武家屋敷に到着。
今回は武家屋敷の中には踏み込んでいない。
シダレザクラの冬姿
スギの幹をバックにウメモドキ
続いて田沢湖をめざす。
潟尻近くの湖岸。右の樹木は竜を連想させる。
田沢湖は湖岸が単調なので、十和田湖のような観光的な風景美はイマイチだ。
しかし、今回、この角度から見た風景は色無しでも、十分見ごたえがあると思った。
続いて、湖岸の樹木風景。
丸い鳥の巣のようなものはヤドリギ。近づくと・・・
アカミヤドリギ
田沢湖は日本一深い湖。
その深さは書籍によると423m、湖面の標高が250mくらいなので、その底は海面よりも200m近くも低い場所と言うことになる。
秋田の内陸のこのような場所に何ゆえこんな深い穴があいたのか。
大昔の火山活動、カルデラ湖という説もあるが、他のカルデラ湖と較べても深すぎる感じがする。
この湖にはもはやクニマスは居ないが、冬場なので観光客も皆無に近かった。
水深423mを感じさせるような湖岸風景。
突如、赤い鳥居が。
ずっと無色の風景ばかりだったので、この鳥居や社殿を見つけた時はドキッとした。
他に誰も居ないのだからなお更だ。また御座石神社の垂れ幕は「にわか面」を連想させる。
神社のご由緒。赤線部に注目頂きたい。なんかもう初詣に行ったような気分。
なお湖の方から社殿を眺めるとこんな感じだ。
左側の大杉は天然記念物、御座の石杉。
最後に辰子姫の像。
夏場、像の周辺には観光客が多いので、なかなかこのようには写せない。
この像、個人的にはあまり好みではないが、今回は廻りの色がモノトーンなので黄金がいつもより際立っている。
以上。
辰子姫の金キラはもちろんですが、鳥居の赤・武家やしきの板べいにこんなに雪がキレイにつもるとは・・
東北みょうりに尽きますね!!🐻
またいつもリアクションありがとうございます。
角館、田沢湖は辺境秋田でも珍しく観光客の多い場所ですが、
冬場はこの通り、閑散としております。
この時は神社の赤、辰子姫像の金色が眩しかったです。