(本頁は「男鹿三山に名花を訪ねて。真山編。」の続きである。)
真山山頂(厳密には真山神社本殿のある場所)は男鹿三山では
唯一展望の効く山頂だが、この日は霞や雲で近くの寒風山が見える程度だった。
本山に向かって下るとすぐ杉林に突入。
ここの杉は天然なのか、樹形がワイルドな感じだ。
この先、本山との鞍部、「フタツアイ」を越えても、杉林は続くが、
こちらの林は不思議と植物の種類が多いと感じる。
(右上)フタツアイより先の杉林
ヒトリシズカ
ムラサキヤシオの群生地を過ぎると、本山が終わり、毛無山の領域に入る。
ムラサキヤシオ
毛無山に入ったら、霧の中に突入。
稜線の広葉樹林は妖しい雰囲気だった。
いよいよオオサクラソウの群生地に到着。
花はもう満開になっていた。
今年のオオサクラソウは開花のペースが早かった。
オオサクラソウを見た後は同じルートをサッサと下山した。
真山神社から目潟のある八望台を経由して戸賀湾に出る。
一ノ目潟
二ノ目潟と戸賀湾
その先は男鹿海岸を南下。
途中、加茂青砂付近から男鹿三山のうち本山と毛無山を仰ぐ。
オオサクラソウが咲く毛無山にはまだ雲が懸かっていた。
毛無山の一角、福寿草山にも寄ってみた。
ここは予想通り、林の中はシャクの群生。
シャク
ちょうどエビネも咲いていた。
エビネ
(右上)オドリコソウの咲き残り。
クルマムグラだろうか。
以上。