538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

レッド・ライト

2013-02-28 22:55:10 | 洋画
一応ロードショーは今日が最終日のようだったので
日比谷のみゆき座で鑑賞してきました
相変わらず情報入れないから、インチキ超能力者と
それを科学的見地から暴こうとする物理学者の対立の
お話しだと思ってなかった

手品師のお話しだと何故か思いこんでいて見なくていいか
気が向いたらDVDでなら見てもいいか
そんな私が何故に駆け込み状態でこの映画を見に行ったかとと言うと

二、三日前に見た「マーサ、あるいはマーシー・メイ」を見て
エリザベス・オルセンに填まったからでして
彼女が出演してたのねと言うことで見に行った訳

でエリザベス・オルセンですが、この映画では物理学専攻の女子大生で
盲目の超能力者の嘘を見破る役だったけども
誰がキャスティングされてもいいような役だったなぁ
と思ったのは、私だけ?
オルセン嬢のこの映画での役不足(言葉の使い方は間違ってませんですよ)には
正直ガッカリしましたが
彼女には「サイレント・ハウス」に期待するとして

オルセン嬢よりもデ・ニーロの秘書みたいなパツキンお姉ちゃんの
ジョエリー・リチャードソンがこの映画ではナイスでした

この映画自体は予備知識何もなく見たせいか
かなり面白く見られたし2時間弱の尺が短く感じられた

物理学者のシガニー・ウィーヴァーと
盲目の超能力者のデ・ニーロとがねぇ
クライマックスで対決するのかと見てたらば
なんかあっけなく途中退場というか、話の中で死んでしまわれちゃう
ということでデ・ニーロと対決するのは、シガニーおば様の助手の物理学者を
演じてる キリアン・マーフィな訳で

見てるこっちは役所としてはちょいと力不足(正しい使い方だよ)ちゅう感じで
大丈夫かな、なんてねぇ
ここいらがオチにも繋がっていってるようで
オチは情報入れてなかったこっちは意外以外の何物でもなかったけども
見終わって映画を振り返って見ると随所に伏線らしきもんも
思い出されてくるんだよね

しかし、何で途中でオチ読めなかったンだろう
オルセン嬢しかこっちは見てなかったということかいなぁ

なんかエンドクレジットの終わりにワンショット映像が流されるンだけど
その映像の意味が解んないンだよね
DVD発売されたらしっかり見直して見たいんだけどね

アメリカとスペインの合作映画だったのね
エンドクレジットでCANAL+のロゴがあったのは
そういうことだったのか

2012年製作、アメリカ・スペイン合作映画
ロドリゴ・コルテス脚本・監督作品
キリアン・マーフィー、ロバート・デ・ニーロ、
シガニー・ウィーヴァー、エリザベス・オルセン、
ジョエリー・リチャードソン出演

恐怖の子守歌

2013-02-27 23:08:04 | 洋画
2月22日にアイ・ヴィー・シーから"VHS発掘隊"と言う
企画シリーズとして発売されたDVDの1本
ま、この他に同企画シリーズの「暗殺の詩」、「リンク」と
マカロニ再発売の「荒野の処刑」と一緒に予約しといたものですが
ようやっと取りにいって早速鑑賞

スーザン・ジョージ主演のサスペンス
彼女若くてエロくて楽しめる作品でしたが
そこは1971年の映画ですからねぇ

ジャケットに扇情的に書かれてるキャッチコピーの
「子供を守るために服を脱げ!」と言った垂涎のシーンは
本編のシノップスにはありませんでしたけども

そうスーザン・ジョージはベビーシッターの女子大生の役
確かに精神病院から脱走したサイコ野郎に襲われるのがメインではありますが
彼女の服を脱がしたり、サイコ野郎の注意をそらせたりでの
スーザン・ジョージにおける脱衣シーンは皆無なんだけど

ベビーシッターのお仕事中にボーイフレンドが訪れる
ってお約束な展開の中でねワンピの胸ボタンをキッシング中に外す
ってくらいで、これもブラ胸のアップだけだから
ひょっとしたらボディダブルなのかも知れないけど

スーザン・ジョージは裡から滲み出してくるエロさがあるから
もうこれだけで大満足なんだけどってのは、私だけ?

ベビーシッターを雇うご夫婦?の夫人になんと
ボンドガールのオナー・ブラックマン
こちらも妖艶な演技を魅せてくれている。

製作された時代が時代なので、サスペンスといっても
血みどろな映画じゃなくて
エロもだけどサスペンスもある意味本道のジラシの映画なんだよね
ある意味焦らされる快感を見てるこっちが味わうのが逆に
新しくて面白くなるほどこれがサスペンスなのだと

それにしてもイギリスの警官と言うか警察がまるでバカ
日本は銃社会じゃなくても制服警官は拳銃を携行してるけど
ってテロとか心配な現在はイギリスの警官も銃を携行しての勤務ですけども
この時代はイギリスの警官は銃を勤務中携帯もしてないから
立て籠りに銃を使用できないし、普段持ってないから
使わなかった銃をどう始末つけるかわかんなくて
ツイパトカーに置いて行っちゃうからね

ラスト衝撃の銃声が鳴り響いちゃう訳だ

1971年製作、イギリス映画
ピーター・コリンソン監督作品
スーザン・ジョージ、オナー・ブラックマン、
イアン・ハネン、ジョン・グレッグソン出演

逃走車

2013-02-26 23:21:51 | 洋画
を見てきた。
「ワイルド・スピード」のポール・ウォーカー主演の
クルマ映画と言うことでほぼ間違いなく安心して見られるかと
言うのが一つの理由

もう一つの理由は全編クルマの中からの視点で作られてる
と言う新しいカメラワークの映画と言うのはどんなものなのか

ン~~?これってどうなんだろう
確かにね斬新なんだよね
オープニングからクライマックスのカーチェイスの映像
運転してるウォーカーの顔を捉えてる映像
彼の目線でフロントガラス越しの道路が走る映像
ウォーカーがリアウィンドウを見ると
リアウィンドウ越しにサイレン鳴らして追いかけてくるパトカー

追われるクルマと追うパトカーを俯瞰で捉える映像はないので
フロントウィンドウ越しに疾走感を感じるだけでスピードを
お客さんは感じなければなんないわけで

ってかタイトルクレジットが終わると
車内カメラから正面を歩いてきてクルマに乗り込むウォーカー
彼自身クルマから出るシーンはこれ以降
車内から出てきた猿轡と手を縛られた女の猿轡を外そうとした時だけ
後はクルマから最後まで出ることがないのでねぇ

巻き込まれタイプの映画ではありますが
追われるようになって、身を隠すためにクルマの塗装を変更するのだけど
何色に変わったかってのは走行してる自分のクルマが
ビルのガラスに写った姿を車内カメラから映して赤とわかるような
アイデァはいいけどアイデァ負けして
ストーリーというかアクション映画としても
全体的に膨らみがないかなぁ

第一最初っから何色のクルマだったかこっちにはまるでわからなかった
ってラストシーンのクルマがこのクルマだったのか
そうラストでクルマを見せる時だけ撮影カメラは車外からなのね

85分くらいしかない映画でしたけど見てる分には厭きないけど
やっぱカーアクション映画として見るならば
車内カメラという設定がアイデァ倒れだった感が否めない
と思ったのは、私だけ?

舞台が南アフリカのヨハネスブルグなので
クルマは右ハンドルの左側通行
主人公はアメリカ人だから最初は運転に戸惑うところがあったり
治安の悪い国ということで、窓外は強面の黒人お兄様たちとか
チビッコ悪ガキとかねぇ、チラチラ治安の悪さを見せてるけど
最強最悪のワルは最高治安権力ってのがステレオタイプなんだよね

2013年製作、アメリカ、南アフリカ合作映画
ポール・ウォーカー製作・主演
ムクンダ・マイケル・デュウィル脚本・監督作品

バーニング・ブライト

2013-02-25 23:23:31 | 洋画
虎の映画を見てきました。
と言っても本日kアカデミー賞最多受賞した
「Life of Pi 」なんかじゃありませんです
この映画のCGのタイガーじゃなくて
本物の虎がスクリーンの中を跋扈する映画の

ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行
"未体験ゾーンの映画たち2013"の1本ですから
下手しなくてもDVDスルーの未公開映画
何せ2010年製作の動物パニック映画に
シチュェーションスリラーを掛け合わせてしまった映画

B級映画ですがそれなりに見られましたよ85分間
若いお姉ちゃんが窓と出入口全部塞がれた自宅で
飢えた虎と一緒に閉じ込められたら
サァどうなる?
更にお姉ちゃんと自閉症の弟も一緒に閉じ込められ
彼を連れてどうこの事態に対処するのか?

自宅とは言え徒手空拳のお姉ちゃんにはただでさえ
足手まといの弟の命も助けなくちゃならない
何でこんなことになってしまったのか

実母が死にステップファザーと一緒に暮らしてるけど
母の全財産をステップファザーは虎につぎ込んで
サファリパークで一儲けしようと
更にハリケーンが襲いかかって来つつあり
窓は全ていた付けされており
って虎に気づいたらなぜか出入り口も外から板ばりされて
出口なし

虎は部屋のドアを破って襲ってくる、携帯も口で噛み砕いちゃう
孤立無援徒手空拳のお姉ちゃんはタダタダ逃げ回るだけ

途中で閉じ込められてしまった理由も明かされていくのですが
どうやってオチをつけるのかと思って結局最後まで見させられてしまいました

エンドクレジットで虎さんの三頭の名前がクレジットされてましたね
見てるこっちはわかんなかったけども三頭で撮影されたのね
ってもう固有名詞は忘れてしまいましたが、三頭とも
女の子の名前でしたので雌虎さんだったのね

モノホンの虎さんはちょっと目可愛かったりも見えますが
吠えたり、前肢で襲ってくる姿はやっぱ迫力ありましたし
虎は虎で撮影したものを画面合成した映像ではないので
役者さんと虎さんと超接近遭遇のシーンなんかねぇ
どうやって撮影したのかしら

ヒロインのお姉ちゃんもそれなりに見られる方だったのでねぇ
見に行こうと最初は予定に入れてない映画でしたけど
それなりに見てる分には退屈しなかった

LIONGATEが虎の映画を製作したのね

2010年製作、アメリカ映画
カルロス・ブルックス監督作品
ブリアナ・エヴィガン、ギャレット・ディラハント、
チャーリー・ターハン、メアリー・レイチェル・ダドリー出演

マーサ、あるいはマーシー・メイ

2013-02-24 23:40:47 | 洋画
なんだか不思議な邦題ではありますが
映画を見ると大変よくできた邦題だったということがわかる

主人公は20歳くらいのお姉ちゃん
あるカルト集団で2年生活していたが、そこを脱出して
疎遠だった姉の別荘に逃げ込む
そこでの2週間の物語ですが

姉のところの生活と過去のカルト集団との生活が
シンクロしつつ102分の尺で語られていきます
彼女の名前がマーサ、
カルト集団で彼女はマーシー・メイと呼ばれていた
ということで邦題は何となく映画の流れを説明していたのね

でヒロインのマーサを演じてるエリザベス・オルセンがいいンだなぁ
フライヤーのコピー の
「無防備なエロスを発散させ、少女のような愛らしさ
と大人の女の魅惑的な表情を見事に演じわけ」
とあるように新人さんとは思えない見事な存在感

肉体的にもちょっと太目ですかねぇ
同年代のジェニファー・ローレンスを初めてスクリーンで
見たときと同じくらいの太さでしょうか
そういやジェニファーさんの映画も見なきゃねぇ

ってか、アメリカの女優さんオールヌードも厭ってないけど
監督さんが意図したのかバストトップは見せてくれてない
日本のレートもRー12ではありますが
ちょい強烈なファックシーンも数回出てくる

吹いたのは眠れないと新婚早々の姉夫婦がハァハァしてるベッドに
スーッと滑り込んで寝ちゃうところ
ってかカルトではリーダーに後ろから攻められていた
マーシー・メイでしたしカルトじゃなんでもないシチュエーション
だったとうかがわせるシーンだったのか

カルト集団に彼女が何故入信したのかは全然語られていないのだけど
カルト集団は前半では自給自足の牧歌的な集団に見えるけど
後半では泥棒もするし、押し入った家で見つかれば
コロシもしちゃうという狂気な面を意図的に見せてくれてるのね

そんなカルト集団から逃げてきたものの
あまりにも集団生活が彼女の精神に与えた影響力が強くて
所謂社会生活に適合しきれない彼女に
姉夫婦も病院に入れようとするところで
えもいわれぬ恐怖の映像で映画は突然終わっちゃう

ってネタばれしてませんよね
うんダイジョブ、大丈夫です

2011年製作、アメリカ映画
ショーン・ダーキン脚本・監督作品
エリザベス・オルセン、サラ・ポールソン 、ジョン・ホークス 、
ヒュー・ダンシー 、ブラディ・コーベット出演

15歳、アルマの恋愛妄想

2013-02-23 22:30:10 | 洋画



"未体験ゾーンの映画たち2013"の映画を観に行ったら
劇場にこんな宣材が貼られていたらねぇ
見てみたい気が起きますよね

ベッドの上でジーパンずらして右手は下着の中
耳元には受話器が、テレフォンセックスですよね絶対
ってか邦題には15歳とあるからね
こんな宣材いいのかなぁ?児ポには引っ掛からないのか
設定年齢は未成年だし、児ポギリギリな訳だし

と頭じゃそんなエロい映画じゃないとはわかっちゃいるけど
心はこれは見に行けと言うし
ノルウェー映画ならとねぇ男心くすぐられて行って来ちゃいました

15歳の少女の恋愛妄想映画というか
恋愛って言うより思春期の少女のセックス妄想映画でした
妄想も映像で示してくれていますが
やっぱ15歳の妄想ですから、オッパイもチラっと出てきますが
胸のアップということで顔と一体に写してないわけで
そこいらは児ポへの配慮が伺われる映画

女性監督さんがノルウェーの片田舎に生活する少女の
成長物語というか思春期の少女のセックスとか友情とかの
青春期の揺れ動く乙女の映画を作り上げましたってことですか

人も少なく何もないノルウェーの田舎の景色がいいよねぇ
緑一色の景色が寒々としてる
高校生の交通手段はバス
バス停で三人の少女がビール飲みながらねぇ
ってかビールは成人に頼んで買ってもらうけど
タバコは平気で吸っているんだけどノルウェーはタバコは制限ないのかな

高額なテレフォンセックスの電話代には母親がねぇ
ってかボーナスだとテレフォンセックスかかってきた電話に
母親が出たときには吹いた

隣のオバサンはやっぱ何でもしっかり覗いていたのね
家出したときにはどうなっちゃうのかと
え、ここで処女喪失ってはならなかったようで
いつの間にか主人公感情移入していたというかさせられていたとはねぇ

ラストはいいオチだよね
宣材にくすぐられて見に行った映画ですが
見終わって爽やかな気分になりました。

2011年製作、ノルウェー映画
オーラウグ・ニルセン原作、
ヤンニッケ・シースタ・ヤコブセン脚本・監督作品
ヘレーネ・ベルグスホルム、マーリン・ビョルホフデ、
ベアテ・ステフリング、マティアス・ミーレン、
ヘンリエッテ・ステーンストルブ出演

ダイ・ハード/ラストディ

2013-02-22 23:03:56 | 洋画
ブルース・ウィリスの当たり役ニューヨーク刑事の
ジョン・マクレーンがとうとうアメリカを離れて
モスクワで大暴れするお話し

三作目からこのシリーズもバディムービーに様変わりして来ちゃいましたが
五作目の相棒は何とジャック・マクレーン
つまりジョンの息子とはねぇ
一作目じゃ三つくらいの可愛いお子さまだったのにね
これって世代交代をも意味してるんかしらと思っちゃう

ってか、このシリーズ前四作までは二時間強の映画でしたが
今回は98分の尺しかなくて
そのためかもう銃撃、爆破、カーチェイスのアクションに継ぐアクションで
見てるこっちが息継ぐ暇がないという
片時も画面から目を離すことができない展開でしたねぇ

あともうひとつ今まではシネスコサイズで撮られていたのに
今作からビスタサイズでしたねぇ
ってことはデジタルで撮影された映画だったのかしらねぇ
前作からはアナログ的な映画製作から離脱して
CG多用の映画になってましたから
時代的にもデジタル製作って言うのは仕方ないけどね
息子出してきて、ジョンからジャックへの世代交代ダイハードなんて
もうダイハードじゃないって言うか
閉鎖的空間から町中に出てしまった時点で
ダイ・ハードっていう映画のコンセプトからは外れてるけどもね

で、モスクワってことでもう大団円ではチェルノブイリまで行ってしまうのね
それにしても放射能を中和するガスって安直過ぎないかなぁ
今の日本じゃこんなガスがあるなら欲しいよねぇ
マ、ガスマスクしたまま銃撃戦しても誰が誰だかわかんないよりは
こう言うフィクションも映画じゃ有りってことですか

4作目でもヘリをクルマ飛ばして墜落させたり
戦闘機に飛び乗ったりのマクレーンでしたが
今作でも戦闘ヘリと戦ったり、ビルの何十階から息子ともども飛び降りたりと
八面六臂の大活躍でしたけど
彼のお陰でモスクワはもう大変な有り様だと思うのにねぇ

アクションのつるべ打ちのご都合主義な映画になってました
ダイハード1のあの計算され尽くした伏線とその回収の見事さは
ウィリスの髪の毛とともに消え失せてしまったようですね

でもアクション映画として見てる分には十分に満足できます
それがダイ・ハードなのですね

息子役のジェイ・コートニーってどっかで見たことあるような
って帰宅して調べたら「アウトロー」で最後まで
トム・クルーズの敵として闘ってた人だったのね

2012年製作、アメリカ映画
スキップ・ウッズ脚本・製作、 ジョン・ムーア監督作品
ブルース・ウィリス、ジェイ・コートニー、
セバスチャン・コッホ、ラシャ・ブコヴィッチ、
コール・ハウザー、ユーリヤ・スニギル出演

PARKER/パーカー

2013-02-21 23:12:17 | 洋画
ジェイソン・スティサムのアクション映画を見てきました
この映画公開してる劇場が少なくて、嫌いなシネコンでの鑑賞
シネコンでのスクリーンは大きくとってくれてる
目一杯スクリーンをビスタサイズで設定しているので
予告編はデジタル式ですのでスクリーンの上下がブラックバー状態

一昨日見た「ゼロ・ダーク・サーティ」でも本編はフィルム上映でしたけど
トレーラーはデジタル式なので最近は上下のブラックバーには
特に抵抗はなくなってきてましたけども

今日のバルト9では上下の暗幕をちゃんと本編ではシネスコ幅に
動かしてくれたのにはちょっと嬉しかった

で映画の方ですが、相変わらずのスティサムアクションでした
オープニングのスティサムのかつら頭には思わず吹いてしまいました
リチャード・スターク原作の『悪党パーカー』シリーズの映画化ですか
「ポイント・ブランク」や「ペイバック」とか映画では見たことありますが
原作は読んだことはありません
スティサムのパーカーはなかなか生命力の強い方で

逃走中のクルマの中で銃撃されそのまま走行中のクルマから
路上に逃げ落ち、かつトドメの一発喰らい
病院で意識は戻っても救急車奪って逃げるんだけども
救急車ってのがミソで車内のモルヒネとか使用して傷の癒えるの待ったりと

で、更に敵の放つ殺し屋に胸刺されたり、左手ナイフで貫通されても
なかなか死なねぇってか、身体中古傷だらけやん
恋人もちゃんと手当てしてくれちゃうわけで

この恋人役の エマ・ブースがなかなか自分の立ち位置を
しっかり理解してる控え目で健気な女なんだよね
無駄だと思えるようなシーンでしっかり脱いでて
小ぶりなオッパイ見せちゃってくれるし

相変わらずのコミカル演技で何となく
映画の流れを切ってくれちゃってる
ジェニファー・ロペスより自分的には良かった
ってかパーカーを取り巻く二人の女が対照的に描かれていただけだとは思うけど

ニック・ノルティも老けましたねぇ
あんだけ太ってしまうともう老醜としか言いようがないですが
しかしまだまだお元気そうでなにより

カリは仇でも恩でもきっちり返すというパーカーの
悪党道義を示すオチは爽やかでしたねぇ

2013製作、アメリカ映画
リチャード・スターク原作、 ジョン・J・マクロクリン脚本
テイラー・ハックフォード製作・監督作品
ジェイソン・ステイ サム、ジェニファー・ロペ ス、
マイケル・チクリス、ニック・ノルティ、エマ・ブース出演

テール しっぽのある美女

2013-02-20 23:54:49 | 洋画
"未体験ゾーンの映画たち2013"の1本として公開されてる映画
私個人的には今年のこの企画興行としては3本目の鑑賞は
なんとも不思議なノルウェー映画
宣材に使われてる裸の美女のお尻からシッポが生えてる画像が
この映画を見てみたいという欲求に寄与してるのは否めません
正直見終わって「?っ!」っていった映画でした。

ノルウェーのことはよくわからなくてねぇ
ノルウェーの森にはフルドラという妖精だか妖怪だかわからない
しっぽのある生物が存在していたとかいないとか
ノルウェーの森には詳しい村上春樹さんだって
そんなことは教えてくれてないしねぇ

ノルウェーの森の中の一軒家
殺人事件の後片付けに来た二人の男
一人はせっせと血だらけの床を磨いているけども
もう一人は現場の凄惨さにヘドを吐きまくり

で、二人はその家の地下で浴槽に隠れていた全裸の美女を発見する
そして冷蔵庫には牛の尻尾が大事に保管されていた
女は恐れおののいているのか何も喋らない

その地下室は何かの実験研究室みたいで、様々な実験資料とか
様々なものが見つかる
そして外の森では黒い妖精みたいなシッポのある生物体が三体飛び回ってる
資料とか尻尾とかを参照して二人の清掃員は見つけた女が
伝説の妖精フルドラではないかと・・・

ノルウェー映画らしい透明な色彩感の映画と言っても
そんなに沢山のノルウェー映画を見てる訳ではありませんが
役者さんも北欧特有な白い肌だしねぇ

美女と二人の清掃員の三人しか出てこない映画だと見ていたら
突如スワット突入です
ってここで森の外の黒い妖精だか妖怪だかが・・・

オッパイを見せる訳でもない全裸美女って
観客の殆どが男性、私を含めてですが
皆さん何を期待して見に来ていたのやらっていう
フリーセックスのノルウェーらしいエロさもなければ、
ホラー映画っぽいグロさもなんもないたった75分の
なんとも不思議なノルウェー映画でした
あの宣材に使われてる美女のシッポは映画では
美女の肉体にはついてなかったですねぇ

2012年製作、ノルウェー映画
アレクサンデル・ノラス監督作品
モルテン・アンドレセン、アーレン・ネルボル、
シリー・ライナモ 出演

ゼロ・ダーク・サーティ

2013-02-19 23:48:38 | 洋画
今日の東京は朝から雪の降る町を状態
でも積もるほどではなく、さらに3時くらいにはおさまびんらでん
ということでオサマ・ビンラディン討伐の映画を見てきた

2時間40分近くある映画なのですが凄く短く感じた
それほど映画的には緊張感と緊迫感のみなぎる
そうですよね長尺の映画なのに途中でダレないんだよね
キャスリン・ビグローは骨太な作劇で演出する人でしたし
ジェシカ・チャステインの演技も見事だった

実話であるんだけどもある意味アメリカは世界の警察という自負の映画だよね
9.11テロ事件以来アメリカはアルカイダ掃討を目指し
軍とCIAを総動員していたのですね、勿論CIAの活動何て殆ど表に出ない
そのCIAの女性分析官に ジェシカ・チャステイン

パキスタンに着任早々ビンラディンに繋がる人物の拷問に立ち合う
昔の拷問は肉体に損傷を与え苦痛を喚起させるものでしたけども
今は社会がうるさいようで証拠となるような人体の損傷を避けて
濡れタオルと水とで呼吸困難にさせたり
心理的苦痛を与える拷問に変わっていってるようですね
映画の中でもオバマさんが拷問反対を表明してるTV映像も流されていましたし
でも証拠となる外傷を与えない拷問は行われているわけね

主人公のビンラディンに対する執念は無差別テロに遭遇したり
自分が銃撃されたり、極めつけは同僚の爆死が推進力となったようですね
CIAもちゃんと防弾仕様のクルマに乗せてるのね
テロに対してドンだけお金使ってるのでしょうか
情報に対して高級車与えたりねぇ

クライマックスのビンラディン掃討にもステルス仕様のヘリ使用
その内一台は着陸失敗で墜落しちゃうんだけども
撤退時に現場で爆破しちゃうからして
マ、残していったら軍事機密漏れちゃうからだけども

シールズには一人も犠牲が出なかったようですね
そのシールズですが倒した相手にさらにチェックせず躊躇なく
トドメに数発撃ち込むのも容赦ないですね
撃ち返して来る相手は女性でも容赦してなかった
けど無抵抗の者には銃を向けない

しかし、世界の警察ってのは遠慮も何もないようで
パキスタンの国家主権なぞお構いなしに
勝手に作戦遂行しちゃうから、

で一つ細かいことで気になったのがビンラディン襲撃に
軍用犬を一匹ヘリに乗せて連れていったのですが
襲撃時に犬の影もなかったし撤収時にも犬がいなかった
ということで演出的にほったらかしにされちゃってるワンちゃんが気になって

ラスト彼女は今は何をしてるのか知りたかったけども
そりゃ無理だよね、

今年のアカデミーで賞はとれるのかしら
かなりの力作でした

2012年製作、アメリカ映画
マーク・ボール脚本、キャスリン・ビグロー製作・監督作品
ジェシカ・チャステイン、ジェイソン・クラーク、
ジョエル・エドガートン、ジェニファー・イーリー、
マーク・ストロング、カイル・チャンドラー出演