538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

恐怖女子高校 暴行リンチ教室

2008-11-30 23:20:01 | 邦画
鈴木則文監督が最も得意とする分野はヤクザ映画だと思っているの多分私だけだろう?
と、思う今日この頃
っていうか、東映さんも女番長の映画のDVDが売れると
雑誌でも特集されてるし・・・

しかし、私が鈴木作品にはじめて触れたのは「緋牡丹博徒」だし、スピンオフの熊寅親分も楽しかった記憶もあるし「すいばれ一家」なんて山城新伍初主演映画もバカバカしく楽しかった。
でもしっくりしてたのは「関東テキヤ一家」だったんですよね。

ということでスケバン映画のシノップスはほとんどヤクザ映画で作ってますよね。
登場人間が侠(おとこ)から
色(おんな)にかわっただけで
手あかのついたシノップスを目先とかハダカとアクションで肉付けしてるだけだけど
杉本・池のコンビがでていりだけで、次から次の映画を見てしまうのは
男の性(さが)なんでしょうか
と自省に意味なんとほとんど感じませんけど

杉本さんのキャラクターには各作品にブレがあるんですが、この作品ではいい感じに演技されていましたね
「0課の女」とこれが私のお薦めではあります。

金子信雄さんが楽しそうに碧川ジュンさんをバイブ責めにしてましたねぇ・・・
しかし渡瀬さんはこの作品に必要だったのでしょうか?

狼女の伝説

2008-11-29 09:17:11 | 洋ピン
狼男の物語はあまたホラーとして作られてきてますが
イタリアのなんでもありの映画界から狼男の女版映画が作られましたが
そおです女版ということでエクスプロイテーション映画。

女優さんのハダカは半端なくでてきます。
冒頭の狼女の特殊メイクは噴飯ものですけどねぇ

主人公ダニエラを演じるアニク・ポレルよりは、姉役のダグマ・ラッサンダーの方が好みではありますが、
ラッサンダーさんは何本か映画見てますがなんだか、この映画ではじめてピュービックヘアーを見た気がするけど・・・

しかし、アニク・ポルレもすっぽんぽんで頑張ってましたね
レイプしーんとかも
この映画は、エロ映画としては成立してはいますが
100分はエロ映画としては長いですよねぇ、従って
ストリー的には破綻してるような気がするのです。

前半は狼女としてのホラー映画として
狼女の生まれ変わりと錯覚して、錯乱の果てに
男を食いちぎりまくるし

中盤は自分を取り戻してくれた男性とのラブストーリー
まさに恋愛映画並みの海岸のシーンとかは秀逸
ですが幸せの中にしのびよる不幸の影

そして後半はレイプの結果と恋人の死
敵討ちの残酷性
と色んな映画のシノップスをゴッタ煮的に盛り込みすぎですが

開巻のたき火の中でのハダカ踊りと
結巻のたき火の中での逮捕と
一応シンメトリーに意図していたのかも知れませんけどね

エクスプロイテーションの巨匠
リノ・デ・シルベストロ監督作品。
見てるだけなら飽きないけど
1回見ればそれでイイ作品でしたね。

ゾンビ・ストリッパーズ

2008-11-28 23:42:33 | 洋画
あらら、こんな楽しい映画が日本で公開されていたのですね。
知らなかった。
ということで、遅まきながら米盤のDVDで鑑賞。

ロバート・イングランドさんが出てたんですね。実に良い役所で
こせこせした役を楽しそうに演じてました

って、やっぱジェンナ・ジェムソンでしょうかねぇ
ポルノ界の女王様降臨ですか
お得意のポールダンスとラップダンスお見事でした。

惰性で見に来てる観客がまたいいですよね
ゾンビになってみんなでフィーバー!!
ラップダンスに選ばれて、食われちゃうのですが
これがホントの昇天
ってわけにはいかないですよね
ゾンビになって蘇っちゃうので(爆

私が知ってるっていうか、
アダルトポルノにでていた時のジェンナさんの
丸っこい顔がシェープされていましたね。
鋭角すぎて最初判別しにくかったですが・・・
おっぱいは相変わらずのシリコンおっぱいでしたし
右お尻のタトーでジェンナさんだったんだわ
ピュービックヘアーもシェーブされたようでしたが
へそピはちゃんと健在でしたが、局部のピアスは映画では確認できずに残念。

ゾンビ・ストリッパーズ
いわゆるエログロナンセンスなわけで
グロの部分CG使って
すいかを破裂させるように頭部を破裂という
グロもたっぷり描写されていますけど
ここまで徹底して描かれると
目をそむけずに笑ってみてるしかないですねぇ

こういうZ級の映画がグラインドハウスの潮流に乗っかって
製作できるところがアメリカの強みなんでしょうか
ホント映画って楽しいですね。

パプリカ

2008-11-27 19:56:47 | 洋画
これまたティント・ブラス監督作品。
タイトルのPAPRIKAっていうのは、田舎から売られて?来た娘の源氏名である。
娼婦の館で少女が性によって、男によって、また回りの人たちに成長させられるお話。

最初に娼館に連れてこられて、日本で言えば遣り手ばあさんみたいな人物が、主人公の手荷物を運び入れる時に
二人の尼さんとすれ違うシーンにヨーロッパ映画特有の不道徳感を見事に結実させたな
と感心したのですが
117分は長いですよねぇ

主役のデボラ・カプリオグリオさんは肉感が良すぎ
乳でかいし肉おきもよいのでポット出の田舎娘といった感じではありましたが
全編この体形のままですので
できれば洗練された肉体の変化ちゅうのも映像的に見せて欲しかったような

第一次大戦後の時代背景ですよね
服装からしてそんな感じでしたが
イタリアという国の階級制度もかいま見れたし
室内の暗さというか
今でもイタリアの採光ってこんな感じですけど
それを映画に生かして「ミランダ」とはまたちょっと違う見えなさを
強調してるというか・・・

しかし、この映画でも鏡による多用な演出が目に付きますが
ブラス監督は出演しちゃってましたね
お医者さんで
自分が出した女優さんを弄りまくるいやらしさは天下一品ですなぁ
監督冥利につきると言っても過言ではない。
ま、「郵便屋」じゃ主演しちゃってますし・・・

博徒外人部隊

2008-11-26 02:00:00 | 邦画
深作欣二監督作品。脚本も共同執筆してるようですが・・・
現場での直し程度かもしれませんね。
鶴田浩二の映画にしては乾いた作品になってる。

沖縄を戦後日本の港町に置き換えて
暴力団がのし上がっていこうという夢を描いて沖縄に乗り込んでいくという
昭和46年制作ですので
沖縄はまだ返還される前ですか

ここいらあたりにもやっぱ戦後というか、戦争を引きずってる日本映画ですねぇ

返還前ってことで、右側通行ですねクルマは
そして通貨は米ドル
ロケも大変だったのかもしれませんが
返還ムードが映画製作をスムーズにさせていたのかもしれませんね。

中丸忠雄とか高品格が良い味だしてましたし
やっぱ小池朝雄が上手いな
由利徹もコメディリリーフ封印でしたし

ロケでの手持ちカメラでのカタルシス場面あたりに
「仁義なき戦い」への片鱗をみせてくれていたような気がしますが

ラストの殴り込みは完全に大団円的なアクションにしてしまったのが惜しいような気がする
ま、死に方と死なせ方、死に様をきちんと明確にさせてるんですが
会社の意向を反映させての大団円ですけど

討ち果たせずに無駄死に
っていうのもありかな・・・

若山富三郎の大芝居が空転してるのがなんとも
な映画でした。

Traci, I Love You!

2008-11-25 00:17:35 | ハードコア
未成年者ポルノ出演ということがバレて
自身の出演作すべてがジャンクされてしまった(ただし米国だけ)トレーシ-・ローズ
唯一18歳以後の撮影ということで、このポルノ映画だけ生き残った作品ですが
全編というか、トレーシーがフランスポルノ界に呼ばれて撮影した作品ですね。

トレーシー作品はこの作品と
It’s My Body
Toraci Takes a Tokyo
の3本を無修正で見てますが
今あらためてこの映画をみたのですが

本当にいいじょゆうさんですよね
アクメ声がたまらないですよね
普通に息をは吐く時に出るあえぎ声ですが
トレーシーさんは、吸う時にも声というか
喉を息が通っていく半音?一音高い吸気音がそそられる

これで未成年というのだからそらおそろしい
というところで年齢詐称が発覚したしまってポルノでの成長した姿を見ることが出来なくなってしまいましたが

アクターズスクールに通い
一般映画女優としてハリウッドで復活再生されていましたが

トレーシーさんは家出して
生計のためにポルノに出演した自分史を本にされていて
3年ぐらい前に読ませてもらいましたが
今では自分と同じ境遇の子供達と一緒に生活できるハウスを建てて少女更正に役立っていらっしゃるようですが

最近はハードコアアダルト映画をみてもときめかなくて
退屈感を覚える年齢に達していた感がしていたのですが
この映画でひさびさに退屈せずに全編見れたと言うことは
トレーシー・ローズという肉体が色あせずにいた
ということでしょうか?

映画がこうしてその時代を残してる
っていうことはすごいことなんですね
ポルノ映画でおそわったような(汗

前科おんな 殺し節

2008-11-24 10:22:52 | 邦画
東映ピンキーバイオレンス映画の1本で
池玲子と杉本美樹のお二人が主演されてるのですが、ピンキーバイオレンスにしては異質な映画。

ピンキーだから主役のお二人のハダカもからみシーンもばっちり豊富
バイオレンスもお二人恒例のキャットファイとが2回
さらに池さんの殺しシーンやリンチ拷問シーンとか満載

なんですがどこか異質
画面構成のムードがフィルムノアールな感覚で撮影してるんですよね
アングル一つ一つに監督さんの思い入れが感じられる

どの作品かちょっと忘れましたが、三堀監督が「妖艶毒婦伝シリーズ」で助監督についてた記憶がおるのですが
この中で一軒の旅館をしつらえて、俯瞰撮影してまるで一幕の舞台のように撮ってた作品があったのですが、
中川監督の下で勉強されてた成果を遺憾なくこの作品で発揮されたようですね。
星正人の作品では見るべき要素をみいだせなかったのですけど・・・

片山由美子さん
貴重な女優さんですね、なんでも彼女の雰囲気で役にしてしまう
貴重な女優さんです。

葉山良二さんは・・・ちょっと深刻な表情がいいですが
こういう端正な顔は悪役にもってこいですなぁ

地井武男さん
この時代はアナーキーさがにじみでてますね
この感性だけでメシ食ってらしたのが、今では好々爺ですものね
こんだけ丸くなっちゃうのも不思議なくらいなアナーキーさを表現されていましたね。

この映画は池玲子という存在でできていますね。
いくら頑張っても顔と身体で女の哀しさとしたたかさと残酷さを裡からオモテにだせるのは池さんでしか
杉本美樹はクールビューティーに番長はって虚勢つくりが一番

ということで、東映さんもお二人の使い分けを心得てらっしゃるようですが
この映画シリーズにならなかったのがちょっと残念

情欲

2008-11-23 13:11:02 | 洋画
クリスチナ・リンドバーグの洋ピン映画。
なのですが・・・なぜか原題が「MADE IN SWEDEN」
そして映画会社のロゴがCANNON
そう、チャック・ノリスやチャールズ・ブロンソンのアクション映画を作っていた
ユダヤ系アメリカの映画制作会社でしたよねぇ。

スエーデンと言ったら
当時の日本ではフリーセックスの国ということでかなり羨望のまなざしで見られていた国でしたが
アメリカさんもそんなフリーセックスの国と見ていた模様ですね

金とスタッフをスーデンに送り込んで撮った映画なんですね
洋ピン映画と描いておきながら、カテゴリーを洋ピンにしてません

なぜならほとんどピンク映画とは言えない内容だったから
というのが正直な感想を具現化したからです(笑

70年頭書だったらこれでもスゴイポルノということになるのかもしれませんけど
リンドバーグ姉さんもダイナマイトボディをさらしてくれてはいるのですが
どうにも物足りない描写ばっかですね。

今更ですが、見ていて気づいたのですが
クリスチナ姉さんタッパがないのですね。
「ポルノの女王 ニッポンSEX旅行」とか「不良姐御伝 猪の鹿お蝶」などの時にはそれほど感じなかったのですが
それって日本人の身長とほぼ同程度だったし
童顔ということで身長の低さも感じなかったということでしょうか

日本で受け入れられた理由も
乳のでかさと童顔のアンバランスということもですが、
案外日本人サイズの身長
そんなところにあったのかもしれないですね。

ミランダ

2008-11-22 12:39:29 | 洋画
ティント・ブラス監督、セレナ・グランディがその豊満な肉体のすべてを惜しげもなくさらしてタイトルロールのミランダを明るく演じている。
ただでさえでっかい胸してるセレナさんですが
役作りでちょっとというかかなり上半身にお肉つけられたようで
プラスわき毛も生やされていたようで
第一次大戦下の戦争未亡人
メリーウィドウならぬ、フリーセックスウィドウを演じてられたようです

この時代まだ下着はフレヤパンティのようで
セレナさんのピュービックヘアーは藪を通り越してる状態ですので
海でのダンスシーンは下から撮ってるのではみ出てるはみでてる

ダンナの行方不明をいいことに色んな男に母性を振りまいてのミランダ
おしっこシーンとか全裸大股開きとか描写的には
良い感じでセックスプロイテーション映画の様相を呈していますが
これが全然エロくないのは
セレナさんが太めになってるからかも知れませんね

あのでかい乳に母性を見る側も感じてしまうのかも知れません。

ただ画面全体に霧がかかってるような感じで
夜のシーンはよく見えないし
昼でもなんとなく見づらいシーンもあったりして
監督さんの趣旨がどこいらにあったのかはちょっと不明ではありますが

ティント・ブラス監督はほんとうにお尻が好きですな
セレナさんんのお尻も十分カメラでなめまわしてくれてましたが

この時代は監督自身がまだ映画に出演してないのですねぇ

ディアボロス

2008-11-21 00:51:13 | 洋画
キアヌ・リーブスが「マトリックス」に行っちゃう前当たりの作品なのかな
敏腕弁護士で自分の無敗を信じ、法廷でそのことのみを目指してる

ここらあたりの心の隅に悪魔が住みつかぬわけはなく
って、現代の悪魔はお金持ちで高級なトコロで生活してるのねぇ

ありとらゆる分野や業種に突っ込んで利益をものすごくむさぼってる
妻コロシの社長さんさえ無罪にしちょうということですから

そんなこととはつゆ知らずに悪魔に魅入られていく主人公
ってか、アル・パチーノの悪魔ってみりょくてきですよね
ラストの演説なんかくどいなぁと思いながらも聞き入ってしまいましたものね
DVDの日本語音声はそう言う意味ではいいですよねぇ
70年代の日本大作映画で必ずといっていいほど演技で演説していた丹波哲郎さんより数段スマートだし
なんといっても人を引きつける魅力がある
悪魔だからでしょうからねぇ

すてきな女優さんだな
って映画館で感じたのがチャーリーズ・セロン
あの時はこんな美人がっておもったのですが
見返してみたらびじんなんでしょうけど
スゴイという形容詞は消えてましたねぇ(汗
しかし、いい演技されてました・・・特に精神を病んだ演技とフロリダではつらつと仕事と主婦を両立させていたときのはつらつさとの演じワケが
薄幸さをきわだたせていました。

しかしヌードの多い作品でもありましたねぇ。
映画は娯楽というイイ見本みたいな映画でした
ラストのパチーノの不適な顔がステキでした。