538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

3時10分、決断のとき

2009-12-31 21:50:12 | 洋画
いや、おもしろかったですよ久しぶりの新作西部劇
個人的にはロバート・デュバルの「ワイルド・レンジ 最後の銃撃」以来の
新作西部劇でしたね。

最近こういう男泣きの映画が少ないですねぇ
なんたって映画みにくのは男じゃなくて女ですから
ホントCD買うのも
映画見るのも
お笑見にいったり、お笑DVD買うのも
み~~~んな 女

したがって映画もそのターゲットは女に絞るよね
女にねだられて男がついてじくる
これで興行はダブルインカム

ソフトも女主体なら
ハードも女主体

こちとらが映画館にあんま行かなくなったのは
シネコンスタイルがどうもしくりなじめないから
フラっと行きたい時に映画館にはいって
途中からでも見たとこにまで見て帰る
座席も見やすい適当なところに座る

ま、男が一人で映画見るのって
浅草とか新世界の3本立ての映画館だけですかねぇ

映画の話題からちょっと愚痴になってるようですけども

賞金稼ぎの爺さん
強いなぁ と思ったらピーター・フォンダだったんですね
やっぱ映画締めてました。
腹撃たれても弾抜かれたらピンピンしてるし

弾抜いた獣医さんも味があったし
ネィティブアメリカンをチラっと悪者にしてるんですけども
あんまクローズアップしてませんでしたけど

アメリカの横断鉄道の労働力って
中国人だという歴史的事実も見せてくれてましたね
日本のマージャンってアメリカからの輸入ですよね

女が入れない男の心意気と
全世界で失われてしまった家父長の復活
きちんと息子に受け継がれていったような・・・

ラスト駅舎での二人の会話と
馬の演技が素晴らしい

肺結核には乾いた土地がいい
中盤とラストに男と女にかたらせるのがよかった。
2時間飽きなかったし
CG一切合財使わない映画って
やっぱ、これが映画ですよねぇ

ベーゼ・モア

2009-12-21 00:09:11 | ハードコア
フランス映画ですか
かなりハードです。

Baise Moiって
Kiss Meですよね

主人公たちのちょっとしたはずみではじけてしまった
人生観をよく表したタイトルになってるような

一人はルームメイトを
もう一人は兄を
ちょっとしたことで殺してしまい
二人で逃避行

レイプ犯に向けるべき銃口を
無垢とはいえないけど、なんでもない人たちに容赦なく向ける

金がなくなれば強奪し
男がほしければ手当たり次第に・・・

しかしよくまぁ主役の二人も
本番挿入しちゃってますねぇ

娼婦役のカレン・バックさん
なかなかおっぱいさらさなかったですね
ビーバーはさらすけど胸は見せないのかと思ってました。

暴力描写もニキータあたりからフランス映画は過激になったと
思うし
本番挿入に関しては70年代から解禁されてるし
なんで本国フランスで公開禁止になったのか
わからないのですけど

ラストのカット割りが秀逸でしたねぇ
80分の尺で十分ですね
拳銃うちまくり
ハードコアSexシーン満載であっても
見ていてカタルシスが得られないのは一体・・・


新宿インシデント

2009-12-20 01:54:36 | アジア映画
ジャッキー・チェン主演のヤクザ映画
ちょっと変な表現だけど、ホンコンマフィアじゃなく
れっきとしたニッポンヤクザです

部隊はしたがって新宿歌舞伎町と百人町界隈
不法就労、不法入国の中国人のお話にニッポンヤクザがからんでくる

ジャッキーさん
難を言えば時々年相応の表情とかがでてきてたんですよね
もう少し若い人だと
よかったのかも

よる年並みでカンフーがしんどくなったのか
シリアスな演技で新境地をひらいたのでしょうか

それにしても不法入国
という原題日本がかかえてる問題を
映画にしてる。

不法入国した若者が自分が好むと
好まざるうちに
不法中国人たちの頭になっていくという
ある意サクセスストリーなのかも

ジャッキーもそんな人物像を
タチンボの外国人娼婦を金で買うという
シーンをいれて演じてました
本気で方向転換をかんがえてるのかも

刑事役の竹中直人がジャッキーさんのある意味
陰でささえ得る感じ
出会いが下水道で、別れも下水道
っていうのはシノップスの妙か

新宿が舞台とかいいつつも
どっか見慣れてる街並みとは違って見える

あんなレンガの高架って阪急電鉄だし
神戸港ですよね、わたしが覚えてるのもあの風景
絶対神戸だよ、モザイクも見えてた


新宿でもロケしてたようですが
って花園神社を血で怪我すなんて
ニッポンVシネでもたぶんやんないですねぇ

加藤雅也さんハリウッド撤退して香港にシフトしたのかしら
中国マフィアも怖いですね
ナタみたいな包丁振り回して
日本刀と対等に戦ってる

内容的には娯楽映画にしてますが
重たい映画を2時間の尺なんて
ちょっとキツかった。

しゃべる○○○/プッシー・トーク

2009-12-19 19:54:34 | ハードコア
前代未聞! ○○○がしゃべる!
第1回国際ポルノ映画祭グランプリ受賞作品
解禁フランス・ポルノ・ベストワン!
ヤクザな○○○が 取りついた! 女主人の性体験を 勝手にしゃべり 男と見れば欲情し かたっぱしから食え込む!


いや~~~
こりゃアイデアの勝利ってことでしうかね。

喉の奥に性感帯があるっていうどっかのポルノに対抗するには
女性器にしゃべらすしかないわけで
これがしゃべるのをどう表現するかってことですよ

つまり胎内にカメラを置いて
内側である女性の子宮?からの映像になり、

観客はつまり胎児が子宮からのぞいてるっていう
視線で外を見ることになるわけよね

真っ暗なスクリーンの真ん中に
うすく縦に穴が開いた状態で
しゃべるたびにその縦穴が閉じたり開いたりするわけ

さらに女優さんはなんでこんなことができるんだかわかりませんけど
ご自身の陰部を上下に動かすことがかのうなことからの
アイデアだったのかもしれないですね

75年製作ですか
物語の中でもやはり
マスコミの取材をもすごい形で表現してるのですけど

大騒ぎになって逃げた実家をつきとめて
窓ガラス割って家宅侵入までするし

ようやく本人をつかまえて
PUSSYにインタビューって
マイクをヴァギナにグリグリ挿入でしゅ
さすがポルノ

旦那さんに問わず語りに性体験を語る
少女時代を演じてる女優さんて
年齢が大丈夫なのでしょうか?

ちょっと小太りの少女体型で
どうみても18歳以上には煮えないのですが・・・

先生を誘惑するときのもう一人の少女もなんか
体型的に見て幼い感じが・・・

まぁDVDが発売されてるわけですからそこいらに問題なしでしょうか
それにしてもヨーロッパ映画って
神父さんを性的に誘惑したり
NUNが性的に悶えたりする映画を平気でつくるようですが

宗教的に寛容なのでしょうかねぇ
日本じゃあんまり尼僧の映画はつくられないようですが

ラストのオチが秀逸ではありますが
ちん○んがしゃべる映画はみたくはないですね。

ラスト・ブラッド

2009-12-18 21:42:40 | 洋画
私の好きな女剣戟映画ですけども
日本映画じゃない、
倉田御大と小雪さんが出演ますが・・・
香港おフランスの合作

CGバンバン
ワイヤーアクションバンバンなんですね
斬られる側もスプラッター
だけども返り血は全く浴びない主人公

血しぶきというより血の球がバゥっと浮かぶ
といった感じだし
今度入院して輸血してもらってよーくわかったのですが
ホント血の色って何とも言えない赤い色してるんですね
でもこの映画の血しぶきの球は
茶色っぽいい色していた

バンパイアだからでしょうか
オニ退治のお話で「オニ、オニ」いってるけど
吸血鬼を中世の日本人は「オニ」でくくってしまったんでしょうか

クリーチャーは羽根で飛んでいましたから
バンパイアね
主人公も血を飲んで生き延びてたし
撃たれれても死ななかった

ところで、米軍将校の娘キャサリンは
なんでサヤが吸血鬼とわかったのかしら
身の上聞いたのは血を飲ませた後だったんだし

ここいら突っ込みどころ
あとサヤの後押ししていた組織がキャサリンをめぐって
仲間割れしたあと全然物語に絡んでこなかったし
アメリカンハイスクールの掃除のおばさん
何のために殺されたのかしら

物語が1970年のTOKYO CITYということで
米軍キャンプが東京にあったり
アメリカンハイスクールにセーラー服とは
なんと場違いな

でもセーラー服でチャンバラっていいですよね
ワイヤーの時とかの足さばきにドーしても目がいっちゃう(汗

1970年というのは昭和45年ですか
女子高生のセーラーのスカート丈もひざ下だったし
ローハーに白ソックスの三つ折り
スタイリストさんの時代考証も変な所がしっかりしてましたが

地下鉄丸ノ内線の赤いペイント列車が浅草駅に入線していたのが
ご愛敬でしょうか

ニッポンアニメの実写版だそうですが
残念ながら原作みてませんけども
娯楽映画としては90分の尺にまとめており
ちょうど楽しめる映画でしたねぇ

ジャングル・プリズン 悪魔の生贄

2009-12-17 22:54:53 | 洋画
原題がAMAZON JAIL
ブラジルの映画だそうです。
だからアマゾンということなのかしら

セクスプロイテーションの見本みたいな映画
ハダカ、ハダカのオンパレードです

女囚映画でしょうか
ジャングルの奥地に住む中年夫婦が営んでる売春宿
セスナでお客がやってくる

女は拉致されて丸太を立てた檻に
町から連れてこられるシーンがあるのですが
拉致された車から追い出されて収監される
人数が20人くらいなのに

檻の中では10人くらいしか
居ないという
そして女たちは檻の中や
脱走中にふんどぢおどりしたりして

ホントつっこみどころ満載ですが
女囚映画必須の
シャワーシーン(ってもたった一人だけでしたが・・・)・キャットファイト・
レズに脱走ときちんとシノップスに入れられてましたが
無いのは拷問くらいでしょうかねぇ
中年奥さんムチ持っていたけど使わなかったし

7人で逃げて
蛇にかまれた一人を
安楽死?で射殺するときに突然銃を持ってたんですねぇ
どこで手に入れたの

と、一人減り二人減りして
脱走に成功したのは・・・
一応ハッピーエンドということなのかしら?

いろんな意味でゴミ映画の極致みたいな映画でした。

ジェーン・バーキンinヴェルヴェットの森

2009-12-16 16:43:43 | 洋画
ジェーン・バーキンと邦題についてるんですけども
SEVENDEATHSINTHECAT'EYEと原題にあるように
本当の主役は猫だったかも
と、思わせるような映画

猫がかならず殺人現場でコロシの模様を
つぶさに見てる
完全なる目撃猫

ホラー仕立てのサスペンス映画かな
ジェーン・バーキンが美しすぎるのですけども・・・

冒頭バーキンが馬車に乗って
スコットランドの古城にやってくるのですが
あんな山というか崖の上に
どうやって城を築いたのでしょうか
なんだかへんな方向に考えが行きながら見てましたけど

1973年製作ですから血糊も少ないし
映画的にはジェーン・バーキンのスクリームも
少なかった

SEVEN DEAHSとあるんですけど7人も死んだかしら
登場人物が一人一人死んでいくので
ラスト近くなると
おのずと犯人が観客にもわかっちゃうけど

犯人らしき人物もちりばめてましたが・・・
不倫ありレズありですがエロさは皆無


それにしてもジェーン・バーキンさんは美しかった
って、事件を担当する警察側に旦那さんである
セルジュ・ゲンズブールも出てきてましたが
なんか右往左往してるだけでしたねぇ


最初に書きましたが
脚の短いモコモコとした太めの猫が
すべての映画

Escape from Women's Prison

2009-12-15 16:55:30 | 洋画
aka Women Against Women
1978製作のイタリアのセクスプロイテーション

レンタルヴィデオブームの濫作には日本でも
ヴィデオ化されていたのあもしれませんけど
邦題が検索かけても全然出てこなかったので
本邦未公開作品化も・・・

米版のDVDで鑑賞
ヴィデオからのDVD化のようで画質は悪かった

タイトルとしては
Women Against Womenの方が内容的には合致してるかな

こちとら見る前はタイトルからして
Women in Prisonの映画だと思っていたのですが

刑務所の檻は一度も出てこなかった

4人の女囚の脱走物語
ひょんなことから、女子テニスプレイヤーたちの
運搬バスをジャックして

彼女たちを人質に判事さんの家に立てこもる

いやーすこしもエロくはないですが
なかなかおもしろかったですよ

逃げる途中警官を射殺して
拳銃2丁を手にバスジャックするのですが
判事さんの家では女囚4人とも銃もってたり

と、突っ込みどころ満載
判事さんは判事さんで
着替えを見てしまった女囚を

ふとしたきっかけでレイプしちやう
あんだけ銃向けられて失禁してしまった判事さんも
素手と素手では男としての優位性と
欲望をむき出しにしてのレイプ

レズあり、女囚がバス運転手の両手縛りでの逆レイプ
とかイタリア映画お得意の見どころも・・・

ラストの悲惨さがなんともいい余韻を与えてくれてましたねぇ
ちょっとした拾いものの映画でした。


ソー・スウィート、ソー・デッド

2009-12-14 03:00:08 | 洋画
シルバ・コシナの出演映画ということで
前から見たかった作品でしたが

海賊版DVD-Rでの鑑賞
イタリア本国でもDVD化されてないのでしょうか?

いきなり東宝マークが現れたのにはびっくりした
日本語のスーパーインポーズ入りの
日本版VHSをDVDに焼いたものだったのね

したがってボカシ入り
でもシルバ・コシナさんにはボカシ化かかってませんでしたね
全裸シーンもあったのですが

不倫している上流階級の人妻が、
不倫現場で次々と殺されて
殺人現場には必ず彼女らの濡れ場の写真が残されている・・・

といったイタリアンジャーロ

それを追いかける警部の活躍を描いてるのですが
イタリアの警部ってみんな
トレンチコートきてるのでしょうか?
まさに映画での警部警察官の衣装の
ステレオタイプになってるような・・・

おもわせぶりな犯人らしき人物も登場しますが
犯人はおきまりの警部にとっても身近な人物というオチで

あたりはずれの無いシノップスではありますが
犯人の動機がいまいちピンとこないのが難点(汗

警察幹部は上流階級の一員になるのかしら
イタリア階級社会では?

ということでシルバ・コシナ演じる
警部の奥さんも家局不倫していて
殺人鬼の毒牙に・・・

犯人の目星がつき妻がターゲットと知って
現場に駆け付ける警部
間にあってのだが窓の外から
妻が殺されるのをじっと眺めてるという

不倫した妻に対しての夫としての答えがおれなんでしょうか
妻が過去に不倫したからその代償で
殺人を犯し続けたという犯人とかありないような
警部も警官の前に人間であり夫であったということかしら

こういう突き放した演出も面白かった。

ヘンリー・ミラーの性生活/クリシーの静かな日々

2009-12-14 00:06:25 | 洋画
若き日のヘンリー・ミラーの生活を描いた性春映画
90年製作のカラー映画クロード・シャブロル監督作品とは別で
70年製作のデンマーク映画の方です。

鑑賞は米版のDVD。
したがってモノクロ映画だし
ある意味実験的な映画みたいになっるけど・・・

冒頭からタイトルクレジットとは別に
画面のあらゆるところに手書きの文字で

CUNT   GRAY
と書きなぐられてる

青春時代に男が思い描く

女と金

ということなのでしょうか?


GRAYの意味がわからなくて辞書ひいたら
英スラングでお金の意味が書かれてましたので・・・

いやはや女に有り金全部使ってしまうんですねぇ
刹那的に享楽と快楽を求め
充足された後に残るのは空腹
夢で食い物飲み物がでてくるところは笑えた。

いきあたりばったりの生活ですねぇ
芸術家の鑑みたいな生き方です  ハイ

で町のバーで拾った女の名前がニース
字幕がこれも画面に描かれて
NYC(ニース)なんだか

NICE(ニース)なんだか

のやりとりがあるのですが・・・

性遍歴を重ねるたびにこの女ニースを思い出す主人公
青春映画と書きましたけど
主人公って、禿げあがったいいオッサンが演じてます

NICE(ニース)がやっぱりNICE(ナイス)だった
というフランス語と英語のオチが着いたところで
おあとがよろしいようで