538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

女奴隷船

2012-09-30 10:43:14 | 邦画
BS日本映画専門チャンネルで昨晩
リアルタイムでのOA視聴
1960年製作というか、1960年に公開された
新東宝映画、シネマスコープのカラー作品
カラー作品ということは、当時の言語だと
多分総天然色映画だよね♪

結構豪華な作品に仕上がってるようなので
この映画はお正月かお盆作品だな、って
見ながら思ってましたが
後から調べたらやっぱお正月作品でした。

戦争末期の南シナ海での海賊映画
女奴隷というのは、日本から大陸に売られる女たち
それが海賊に襲われ人身売買の競りにかけられる
そういったことを奴隷と表現してるようで

新東宝相変わらずのセンセーショナルタイトルってのがいい
女奴隷なんて書かれてたら男はみんな見に行きますよね
でも時代が時代だからオッパイぽろりなんてないよね
せいぜい太股チラリに三原葉子さんの谷間ぐらい

そんな女たちに混じって清純三ツ矢歌子さん
三原さんとの対照的なキャラ
長袖ワンピで太股チラリの露出さへないよね

って、もうこの時はこの映画の監督さん
小野田嘉幹と結婚されてたようで、新妻の露出を避けたのかな

主役の青年将校には菅原文太、ハッキリ言って二枚目です
敵役の海賊の頭目には丹波哲郎
まだお若いけども、おおぎょうなお芝居です

船の上、絶海の孤島で展開されるストーリーは
三原葉子さんが裏切り、寝返りのキャラで
二転三転どころか四転五転まで
手に汗は握らないけど、目まぐるしいケレンの連続

大団円は女たちと海賊たちとの
大銃撃戦、この銃撃戦の時はもう海賊が百人くらいいる
今までどこにいたのって感じ
この大人数でお正月かお盆映画だなって思った

大戦末期の設定ですの実写映像とか、ミニチュアの特撮など
新東宝もまだ制作費を使ってマスのでそれなりに飽きずに
見ていられた映画
地上波で大型長時間番宣バラエティーを流し見するより
絶対有意義な時間を消費したンじゃなかったのかなァ

ボーン・アルティメイタム

2012-09-29 22:40:28 | 洋画
「ボーン」シリーズの最終作
前作のロシアから脱出のところから始まるンですねぇ
「ボーン・スプレマシー」のラストの科白が私には
かなりツボでした

シノップスの中盤からこの科白のシーンに繋がる展開だった
ってことで、前作のCパメラとか
ニッキーがWヒロインになるのかなぁ

で、見てて気付いたのですが、ジェイソン・ボーンって
身に降りかかる火の粉は払うけど
無駄な殺生はしてないし、銃で殺生はしてないな

スコット・グレンがCIAの長官で
って格からして黒幕ってのは明らかでしょ

肉弾戦や、カーチェイスのカット割りとかが細かくて
よりスピード感が増してマスよね
車がクラッシュする瞬間前にシートベルトを引いてる1秒くらいの
インサートカットとか

バスルームでの肉弾戦にしても敵が剃刀持っていたことが
バトル中にしても剃刀が落ちる金属音とか
監督さんが細部にもちゃんとこだわってた

二部で終わってもよかったように私は思いましたが
ボーンがようやっと自分を見つけてしまうのねぇ
結局記憶喪失してから自分を見つけてしまうまで
火の粉は払うだけで実質的に暗殺者だけしか殺してないよね

ラストの暗殺者が自分を撃たなかったボーンに訪ねる
科白にこのシリーズのすべてが集約されていたような


ネタばれになってしまいますが
ラストはボーンがハドソン川の水中で動くとこで終わりますが
ニッキーがどっかの潜伏先でニュース見てて
ボーンの遺体が見つからないってナレーターの言葉に
微笑むシーンで終わってもよかった
と思ったのは、私だけ?

それにしてもここまで見続けたら
余計に「ボーン・レガシー」が見たくなってしまった
焦焦・・・・・・

2007年製作、アメリカ映画
ポール・グリーングラス監督作品
ロバート・ラドラム原作
マット・ディモン、 デヴィッド・ストラザーン、
スコット・グレン、ジョーン・アレン、
ジュリア・スタイルズ出演

ボーン・スプレマシー

2012-09-28 22:57:46 | 洋画
25日の火曜日日階段から転落して
足指三本骨折してなければ、今日は多分
「ボーン・レガシー」か「エージェント・マロリー」
または日本語版の「ハンガー・ゲーム」あたりを
見に行ってたと思うのですが

「ハンガー・ゲーム」はめづらしく日本語版の声は
アテレコ素人の人気タレントさんを使わずに
プロの声優さんたちということで
アメリカ版のBlu-rayを購入してますので、日本版の
Blu-rayはコレクションしないと言うことで、見ておきたかったけど
ま、レンタルでもいいのかも知れないけど、
やっぱ大きい画面で見ておきたかったなぁ

さて、怪我してしまいチョイ気持ちが沈んで
「ボーン」シリーズのお復習はしばし休止してたけど

原作自体が三部作でもあるので
映画でもちゃんと整合性のある続篇になってますが
監督さんが交替したのですね

前作から二年後、ボーンは悪夢に悩まされながらも
インドでマリーと生活してたのねぇ
ってか、映画開始20分足らずでマリーは死んでしまうのねぇj

でボーンが再び自分捜しとマリーの敵討ち?で
CIAとの戦いを始めるんだけど
自分捜しプラス贖罪への旅でもあったのね

前作よりもカーチェイスが格段と進化してたので
それなりに面白い映画でしたねぇ

肉弾戦はナイフに対してその場の雑誌丸めて
応戦するアクションがナイスアイデアですね

あと、ラストの科白が私的にはツボでしょう
このままシリーズが完結ってのでも何ら不思議ではありませんが
原作のロバート・ラドラムはどういうシノップスを構想して
完結させたのか?
で「ボーン・アルティメイタム」を速攻見てみたいけど
「ボーン・レガシー」は一体いつの日に見ることができるんだろう

2004年製作、アメリカ映画
ポール・グリーングラス監督作品
ロバート・ラドラム原作
マット・ディモン、フランカ・ポテンテ、
ジョーン・アレン、ブライアン・コックス、
ジュリア・スタイルズ、カール・アーバン出演

黄線地帯イエローライン

2012-09-27 22:47:14 | 邦画
2,3日前くらいにCSじゃなかった
BS日本映画専門チャンネルでOAされたものを
Blu-rayに焼いたもので鑑賞

1960年に新東宝で石井輝男監督製作の映画
この時代はまだ日本映画界が元気で六社が自社の直営館に
月4本のプログラムピクチャーを番線に乗せていた時代ですか
最初に経営が成り立たなくなったのは新東宝ですが
ワンマン社長の大蔵貢が愛人を女優にしたために
経営不振に陥ったとか

でもまだこの映画では新東宝もお金が潤沢だったのか
舞台となる神戸のカスバはオールセットだとか
神戸の港とかは横浜でロケしてたようですが
立派なセットで、シネスコワイドのカラー映像に
十分耐えてるし、細部にもちゃんと目が届いてる

何気に映るカスバの食堂の暖簾メニューには
カツカレーの文字が
ン?! カツカレー って
昭和35年にはもうあったンですねぇ
カツ丼と並ぶメジャーなメニューになっていたとは知らなかった

100円札が重要なアイテムとしてシノップスを回すのですが
100円玉も流通してたようですね

高級なハイヒールが3200円とか
今は十倍くらいか、闇の洋モクが100円だし
カスバのホテルは一泊600円とか
本筋とは違うところで映画を楽しんで見てましたが

天知茂が主役の殺し屋
そして偶然に逃走目当てで東京駅から拉致される踊り子に
三原葉子さん、
お二人ともお若いけど

東映映画での三原さんしか知らないこっちには
こんなに魅力的な三原さんがツボでした

石井輝男監督の脚本ですか
台詞もいいですねぇ

そういえば石井、吉田、三原トリオの
「女王蜂と大学の竜」も日本映画専門チャンネルから
録画しといたのがあるので見なくては
新東宝映画も結構面白いですねぇ

スペシャル・フォース

2012-09-26 22:42:33 | 洋画
この9月4日にリリースされて直購入はしていたのですが
手元にあると言う安心感からか
次から次にレンタルしたり、上映映画を見たりと
ケガしたお陰でようやっと見ることができた
ダイアン・クルーガー

アフガニスタンで活躍してたフランス人
女性ジャーナリストがタリバンに拉致されて
それを救助にむかうフランス軍特殊部隊6人のお話し
アメリカ映画が好んで扱うシノップスを
めづらしくフランス映画堺がフランス軍全面監修のもとに
製作したミリタリーアクション映画

こういう映画に戦意高揚のプロパガンダをしのばせるのは
ハリウッドお得意ですが、フランス映画なので
この映画には戦意高揚プロパガンダは殆んどない

タリバンに拉致される女性ジャーナリストに
ダイアン・クルーガーを演じている
負けず嫌いな性格なキャラクターを見せています。

フランス政府が恐喝されてることもあるけど
たった一人を救出にはスゴいお金を掛けるのね
あ、特殊部隊の人的犠牲もあるけど

戦闘員の犠牲ってのは映画の芯でもあるけど
実際には兵士の死後も国家は税金で家族の面倒をみるのですが
国家威信ってのもあって決死隊を送るのですかね

この映画の場合は前半は救出、脱出と戦闘シーンがスゴいけど
特に追ってくるタリバン兵士を全員立ったまま
迎撃するシーンがスゴい、
身を隠さずに、時差でマガジン交換してただただ射撃し続ける

砂漠化した山やヒマラヤの雪山という自然界とも
戦いながら逃げていく
ってのはタリバンに無線を撃たれて、味方と交信不能に
っての最新鋭の戦闘集団なのに通信手段ってのがひとつなんてねぇ

後半はそう言う意味でアクション映画としては失速してる
ここいらがDVDスルーになった所以かな
ってか最近シベリアからただただヒマラヤ越えてインドまで
歩いて逃げるだけの映画をシネパトスで見たような

結局自然に兵士は負けて
ジャーナリストが無傷なんだけども
さてさてオチはもうヒューマンドラマ

2011年製作、フランス映画
ステファン・リュボジャ監督作品
ダイアン・クルーガー、ジャイモン・フンスー、
ブノワ・マジメル、ドゥニ・メノーシェ、
アラン・フィグラルツ、チャッキー・カリョ出演

Pusher

2012-09-25 22:54:53 | 洋画
なかなか面白かった映画「ドライヴ」
ニコラス・ウィンディング・レフン監督のデビュー作であり、
彼自身がプロデューサーとしてセルフリメイクした「プッシャー」
オリジナルを見た。

1996年デンマークで製作された映画ですが
土曜日にビデマでアメリカ版のDVDを見つけた
04年には2、05年には3を作られているようで

アメリカ版のDVDはその3作品をBOXにしてたのを購入
時間見つけて見ようとしてたのですが
今朝出掛けようとしたら、自宅の階段から落下
左足のまん中の指を三本根本から骨折

暫く映画を見に行くとかできなくなってしまった
ってか、レンタルDVDもレンタルセレクトには行けないよね
そんなこんなで、日頃貯めてたDVDを見ることしか

で「Pusher 」を見た
どうしても先に見たリメイクと比較してしまいますが

リメイクの持ってる不思議感は感じられない映画でした
ネタばらしはできませんけども
リメイクのオチとは完全にちがいマス
私はリメイクのオチの方がスキです

で私がリメイクでは不満だった何故にボスを銃撃しに
行かなかったところは、
オリジナルでは制裁リンチの苦しみから
逃れようと苦し紛れに
ボディガードと子分を銃撃しちゃうけど
ボスには銃さえ向けることはしないンですねぇ

それなりに面白い映画でした
デンマーク語を英語字幕での鑑賞

ボーン・アイデンティティー

2012-09-24 23:09:22 | 洋画
9月末に公開予定されてる「ボーン・レガシー」の
予習のために「ボーン」三部作をおさらい
このジェイソン・ボーンの映画はテレビの地上波で
部分部分はチャンネル動かす時に見ているけど
ちゃんと最初から三作品とも見たと言う記憶が
主人公ボーンのように喪失してるんです

ってことで英国で発売されてるBlu-rayのコンプリートBOX
これには日本語の音声と字幕が標準装備され
かつなぜか3000円以内で購入できる
日本の廉価版のBlu-rayを三本買っても最低4500円
で日本のソフトは高いんですけど

ま、フィクションだからつっこまないけど
漁師さんが簡単に銃弾とか、尻に埋め込まれた
レーザーポインターをあんな簡単に取り出せたりできるんだろうか

記憶喪失した男が、体に染み付いた殺しの技能を使いながら
自分探しするお話しデスよね
2002年製作の映像ですけどもVFX CG を極力排してる
製作姿勢はよかったですねぇ

原作のある映画だったンですね
ラストのクレジット見るまで知らずにいたために
見終わって調べたら原作自体も三部作のようですね
ってことは、まだボーン自身すべての記憶を
取り戻して ないのか?

それともラストの ブラックローズ作戦にボーンの存在が
何らかに絡んでいくのか?次を見るのが楽しみになりました

ヒロインのフランカ・ポテンテ
ちょいヒロインの容姿かな?とかで見てましたが
髪をショートにしてからはグッドでした(笑

ミニでのカーチェイス
階段下りがいい感じでしたが
どっかで見たような気もするけど

2002年製作、アメリカ映画
ロバート・ラドラム原作
ダグ・リーマン製作・監督作品
マット・ディモン、フランカ・ポテンテ、
クリス・クーパー、 ブライアン・コックス、
クライヴ・オーウェン出演

番格ロック

2012-09-23 23:03:58 | 邦画
「番格ロック」ようやっと見た
と言うか見られた、嬉しかった
本日未明から結構激しい雨降りな連休二日目
昼飯終わって今日は何処にも出ないと
「LAブラックアウト」前後編でも見ようとしてたら

知人からの電話です東映チャンネルで昔録画した
「番格ロック」のDVDを入手したから見に来ないか、って
この映画去年東映さんがソフト化しようとした時
キャロルの肖像権問題で
ソフト発売も、上映も、放映もNGになり

ただでさえカルトな映画が超カルトになっていて
こんな機会は二度とないと、雨の中横浜まで・・・

Bムービーとして東映さんは女番長シリーズがありますが
女番長シリーズは東映京都で作られ
ポルノチックな映画ですが、その基本シノップスは
東映十八番のヤクザ映画ですが

この映画は東映大泉の作品で、スケバン映画ではあるけど
どっか女番長シリーズとは異なる匂いの作品でしたねぇ

主役の山内えみ子さんはそんなにしゃべらず
顔や目のアップが多く、目力で芝居してるんってのは
敵対する、柴田鋭子と
所謂「俺の目を見ろ何にも言うな」って
タイマンすれど心が通いあってるって
やっぱそこいらが東映映画

山内えみ子のカレシのチンピラヤクザに誠直也
そのアニキ分には鹿内タカシ

赤羽や池袋の街頭ロケはゲリラだったのかしら
スケバンがシネスコ画面フルに横一線に闊歩する
シーンはいいよね、
そこにキャロルのロックがかぶるけど

普通女番長映画だと歌謡曲だけど
なぜかキャロルの曲調が素晴らしく似合うなぁ
この映画には

やっぱ昔の映画だから、本と台詞の説明もなく
ラストのカタルシスに行ってるけど
そこに至るプロセスはちゃんと観客には
プロットとして映像でちゃんと提供してくれてるから
カタルシスとしてちゃんと機能してるんですね

もう劇場とかで見られないけど
ま、こういう機会を与えてくれた知人に感謝
持つべきものはなんとか・・・ですね

10月の東映チャンネルでは山内さんの
「ネオンくらげ」がOAされるようですね
しっかり録画しとかなくては

1973年製作、東映東京作品
内藤誠監督作品
山内えみ子、柴田鋭子、誠直也、鹿内タカシ出演

ルート・アイリッシュ

2012-09-22 23:43:11 | 洋画
今年3月に単館公開され
今月始めにDVDリリースされたけど
TSUTAYAさんの新作の棚には置いてなくて
ってのは単館公開先がテアトル銀座だったからでしょうか
ミニシアターの棚に置いてありました

そういや新作の棚には「ヒューゴ」と「キリング・フィールド」の
リリース時期が重なっていたために
地元のTSUTAYAさんでは「モールス」とか「僕エリ」に、
「キックアス」を一緒に並べてクロエちゃんコーナーにしてたのよね
で、始めて知ったのですが、「キックアス」ってのは
TSUTAYAだけのレンタルだったのを知った
TSUTAYAだけのレンタルって絶対独禁法に抵触してる
って思うのは、私だけ?

で、「ルート・アイリッシュ」ですが
イラク戦争のお話しだったのね、それも一般企業の民間兵のお話し
そうなんだよねアメリカ人の徴兵兵士だと戦死や戦傷だと
その後の補償が大変なご時世

企業の民間傭兵なら企業に支払ってる費用だけで
後腐れもない訳だし
なんちゃら法とかで企業民間兵は治外法権で保護されてるから
ある意味やりたい放題

イラクだけでなくこういった戦争企業は
アフガンでも・・・
そんな問題にメスを入れた社会派ドラマを
ケン・ローチがメガフォンをとっている

幼馴染みの同僚の不審死を探るうちに
親友のかみさんとできちゃうって
これも人間らしくていいけどねぇ

親友の死の真相に近づいたら
犯人だったと私刑にした人物もまた戦争企業の被害者であって
企業悪にはたどり着くも、
その結果から自らの進退を潔く決めるンですね

イギリスが舞台のイラク戦争映画を通して
ケン・ローチがアメリカのイラク戦争を真正面から
批判的に描いてましたねェ

2010年製作、イギリス・フランス・ベルギー・イタリア・スペイン合作映画
ケン・ローチ監督作品、ポール・ラヴァーティ脚本
マーク・ウォーマック、 アンドレア・ロウ、
ジョン・ビショップ、ジェフ・ベル出演

夜の演歌 しのび恋

2012-09-21 22:21:02 | 邦画
2,3日前にCS東映チャンネルでOAされていたものを
Blu-rayに焼いておいたのを鑑賞
昭和時代の邦画製作会社が、自社の番線を
歌謡曲映画で埋めていた

東映さんも「夜の歌謡シリーズ」として
Bプロで10本も製作してるのね
この手の歌謡曲風俗映画には女優さんありきが大前提だけども
梅宮辰夫さんと言う特異な役者さんがいればこそ
で作られていましたけど
これも東映チャンネルで前月見た「なみだ恋」あたりから
梅宮さんは脇に回られたようで

この映画では主役の男優さんには柴俊男
この人の演技がこういう風俗映画には合ってないのよね
芝居が重たいンですよ
梅宮さんの持ってる軽さと言うか、そんな演技が見られない
主人公の女性には中島ゆたかさん
「夜の歌謡曲シリーズ」2作目ですね

中島さんが本格的にバストトップを晒されたのは
「横浜マシンガン」と言うことで。
脇の女優さんがバスト晒されているのに
中島さんはヌードで濡れ場には臨まれているのですが

相手役の梅宮さんの腕や手でバストトップは隠されます
実に上手に撮ってマスよね
で隠し上手な監督さんがなんと降旗康男さんでした
東映子飼い監督ですから
会社から撮れと言われればなんでも撮って番線に乗せる宿命

ってことで半年くらい前にも梅宮さんが主演で
「色魔狼」ってのも見た記憶がありますが
東映エロ路線に嫌気がさしたのかしら
この映画最後に東映去ってしまわれたのね

と言うことで一応映画としての体裁はととのってマスが
歌謡風俗映画としての女の生き方にあんま精彩がなかった気がする

中島さんをレイプするメキシコのプロレスラーに
安岡力也さんが・・・
殆んどマスク被って
台詞は中島さんに米女優のE・テイラーの面影見てて
テイラーって何回も絶叫するだけだった

ちなみに「しのび恋」は八代亜紀さんのヒット曲ですか
彼女も台詞のある役でご出演ですが
歌謡曲映画によくみられる素人然な浮いた感じがなかった