538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

メイドロイドVSホストロイド軍団

2011-03-16 00:18:02 | ピンク映画
亜紗美さんが出演されてるということで
「メイドロイドペアロイドBOX」という2本パックを購入
順番ということで「AI高感度センサー搭載メイドロイド」の方を
先に見ましたけど

こちらの映画とは何のつながりも関係もないんですね
メイドロイドというキャラをそのまんま持ってきて
今度はアクションとエロの融合ということで

亜紗美さんはセーラー服着て
ホストロイドに階段の踊り場で後ろから突かれてました
セーラー服はちょっときついけど
ま、いいか

で、亜紗美さんはこの映画ではもう一役
裏方でアクション演出補として
吉沢明歩さんのスタンドインされてましたね
したがって顔はほとんど映らない

DVDの特典である、メイキング映像では
かなりそのボディダブルのシーンと
撮影風景が使われてますので
亜紗美ファンとしてはメイキングがかなりなお宝

ま、吉沢さんが主役の映画ですから
その点も亜紗美さんは心得ていて
ボディダブルの件を明歩ファンに謝ってましたねぇ

前作よりCGの多用が目立ちますが
そこは製作費が少ないからかVFXはかなりチープだし
ホストロイド軍団と言っても
一人四役で服を変えてるだけだし
手や首の造詣も作り物感が・・・
ま、吉沢さんのハダカがメインと言うことで
そこいらはカバーされてると

悪の教授にホリケンさん
メイドロイド製作者、高円寺博士に野上正義さん
ロボットの製作者ってなぜに中央線の駅名が(笑
ま、主人公のキモメン・ブサメン代表の童貞クンの役名も
秋葉章太郎ですねぇ
正太郎にしちゃうと28号になる
秋葉とかメイドにかけてるあたり脚本家の遊びですか

この映画もピンク18禁を再編集のR-15でした。

AI高感度センサー搭載メイドロイド

2011-03-15 01:21:19 | ピンク映画
吉沢明歩主演、友松直之監督で
2008年に製作されたピンク映画。
これをDVD販売ということでR-15に再編集したもので
65分というちょうどいい尺になっていますけど

アメリカとかヨーロッパだと劇場公開時に制限レートを
キッチッっとかけますが
DVDとして二次使用するときは
エロでもホラー度も公開時より強い
Unratedのヴァージョンを
発売したりするのに

日本では逆にR-18をR-15にと
レートを低くしちゃうんですね
成人映画指定の枠をR-15にすることで
ビデ倫の審査料を使わず
さらに発売後のレンタル屋さんが
店奥の暖簾の向こうの一角ではなく
普通のDVD棚にのせて回転をよくさせるんですよねぇ

買って見るお国柄と
借りて見るお国柄の相違点ですよねぇ


2008年製作なので野上正義さんが出演されてましたね
港雄一、野上正義、久保新二のピンク男優御三家
それに大杉漣さん加えてピンク四天王
この人たちがいてこそ女優さんが光輝いたのかしら

そんな野上さんももうこの世にいないんですね
そういえばデコトラギャルでも吉沢さんと共演されてた。

映画としてのテーマは
野上さんがバッテリーの切れて動けなくなって長い
アンドロイドT-207に読んで聞かせる
「ピノッキオ」の寓話だったんですね

寓話にアキバとヲタク文化をからませ
それに連続女性レイプ事件を山場にして
ハダカ満載Sexシーン満載で
ピンク映画としての骨格をはずさないシノップスにして
ラストはファンタジーにしてしまうという

荒技な脚本を書いた大河原ちさとという名前は覚えておこう。
ふつうにつまらない説明シーンにきちんと
Fuckシーンをオーバーラップさせて
観客に説明のつまらなさを感じさせないという
細やかさももちあわせていたりするのですねぇ


野上正義さんに合掌

変態家族 兄貴の嫁さん

2009-03-25 23:53:45 | ピンク映画
周防正行監督作品
監督の出発点がピンク映画という方が最近世界的に
大きな賞を獲得されてましたが・・・

いきなり富士山の映像が・・・
ほとんど松竹のロゴのパクリですよね
っていうかよく似てましたねぇ

小津安二郎映画のパクリというかオマージュ
あるいはリスペクト
それともパロディ

小津の作品が周防監督の体に完全に染み付いちゃってる感じ
ある意味すごいですよね
小津作品をまんまなぞってるようで・・・

大杉漣さんはセリフ回しから、表情演技の端々に笠智衆を
いれちゃってるし

娘や嫁さんのセリフもどこか棒のように
小津作品
のしゃべりですよね

日本家屋も昭和2,30年代の家屋だし

飲み屋はゴールデン街の映像みたいでしたが・・・
川は多摩川でしたね
土手は川崎側の丸小橋付近

鉄橋をはしる電車は東急東横線
電車は東急車輛のグリーンでしたねぇ

嫁さん役の風かおるさんの
体系もどっか古い日本人の下半身安定型
しかし乳はおっきいでしたね

低予算でつくって
エロシーンをいれてれば
作者のいいように撮れる風潮なのでしょうか

あまりに小津をリスペクトしてるせいか
濡れ場はたくさんあるものの
ピンク映画の役割としてのカタルシスはかなり不足してましたね。

お父さんがお嫁さんと
っていうラストを期待していたのですが・・・
そこいらは観客の脳内でエンドマークの後に映像化
ってことでしたか

60分のオールカラーでしたね。
しかし変態家族といっても
誰も変態じゃなかったような・・・

たまもの(熟女・発情 タマしゃぶり)

2008-10-13 00:19:45 | ピンク映画
新東宝映画のロゴが毒々しい
JAPANピンク映画ですが、英国盤のDVDで鑑賞。

ピンク映画で一般ロードショー劇場のレイトショーを飾った作品。
林由美香さん主演です。
一般館にかかると言うことで「たまもの」に改題されたのか?
タイトルスーパーは「熟女・発情 タマしゃぶり」になっていた。


ピンクなのでお約束のシーンはふんだんに撮られてますが
どうやら今岡監督の希望で挿入本番映画だったようです。
確かにあのカラミの体位と腰の動きにあった開脚側の足の動きは・・・

日本の法律の宿命ですので本番しても仕方ないように思うのですが
林由美香さんのあえぎの演技と表情は
ある意味挿入ピストンしてないと出てこないものかも知れませんねぇ

惜しい役者さんを亡くしたものですね。

しかし聾唖者の役かと思ってました
相手の話は聞こえてるので、正確には唖の役かと(差別用語スマソ
ラストで「腹へった・・・」って
「ストライク 一発 ストライク」の繰り返しとの二台詞だけですね
これには驚かされたけど

喫茶店でコーヒー頼んでるわけだし
携帯を使ってるわけで
画面外では音声でコミュニケーションとってるわけですよね

にくい演出というか
脚本の人物造形ですよね
っていうか
林由美香さん
画面で見えてる分には熟女なんかには見えない
まるで少女のように見えている。

これもキャステイングの妙なんでしょうか?
ホンバンができる出来ないということを別にしてですが・・・

英題が「LUNCH BOX」
なんだか言い得て妙
ってかコチラの方がしっくり来る。