538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

大魔術師“X”のダブル・トリック

2013-04-13 00:32:21 | アジア映画
昨年末から新春にかけてシネマート六本木での企画興行
冬の香港傑作映画祭りでの1本
4月12日にDVDがリリースされた
TSUTAYAさんにはBlu-rayとDVD1本づつ導入されていたので
Blu-rayをレンタルしての鑑賞

思っていたのとはちょっと違っていましたってか
トニー・レオンさんが主演のアクションコメディ映画でしたねぇ
ジョウ・シュウさんが相変わらずお美しいンですが
私は演芸館経営の妹役のラム・シューがカワユカったのねぇ

1920年の北京を舞台にヨーロッパ帰りのマジシャン
奥さんを7人も抱えてる軍の大将とその第七夫人との
三角関係の恋愛模様をメインに
中国映画お得意の悪役日本軍が時代的に絡んできて

映画の持ってるトリックを最大限に活かした映像トリックを
劇中のマジックに絡ませてなかなか楽しいエンターテインメントで
2時間8分飽きずに見られた
楽しくなければ映画じゃないという香港映画の
真髄見本市とでも言ったらいいのでしょうね

沢田先生が悪役日本軍の大尉さんを演じられていたのですが
映画の舞台は北京ではありますが
漢和映画として映画製作を使ったりして中国に日本軍の楔をうとうという姿は
満州で甘粕大尉が満映と言う映画組織で満州で活動していた
と言う姿に被ってると見てましたけどもねぇ

レオンさんがラウ・チンワンに伝授するマジックの一つで
第七夫人の関心を買おうと頭から筒をかぶってグルグルするマジックって
ナポレオンズのネタだよねぇ

後、日本と言うことでくノ一忍者軍団もでてきてました
と言うことでごった煮エンターテインメント映画な訳で
今の日本映画産業じゃこんな楽しい映画は作れない訳ですし
興行的にもこういった○○祭りとして公開されるか
DVDスルーでしかないンですね

2011年製作、香港映画
イー・トンシン監督・共同脚本作品
トニー・レオン、ラウ・チンワン、ジョウ・シュン、
ラム・シュー、澤田拳也、ダニエル・ウー出演

火車

2013-03-29 22:24:25 | アジア映画
日本未公開韓国映画
WOWOW先行OAの後2月6日にDVDスルーされた
宮部みゆきさん原作ですよね
10年以上前に読んだ記憶はあるがストーリーはもう殆ど忘れていたけど
見てるうちに何となくおぼろ気な記憶が断片的に甦った

いやこう言う内容は韓国映画に向いてるのかも知れませんね
そう言う意味ではないとは思いますが日本では映画化されてなくて
TVドラマ化はされていたけどもね

ま、韓国の俳優さんは殆どしらないので
役者さんに思い入れがないぶんストーリーにのめり込めたってのもあるのだろうけど
117分厭きないで見られた

雨のなか結婚を控えた男女が、実家の両親への挨拶に向かう途中
高速道路のサービスエリアで婚約者の女性が消えた
男は血眼になって婚約者を探し始 めるが
実は彼女の名前や経歴がすべてニセモノとわかり
実際に素人では名もない女を追跡調査が不可能になり
従兄弟の懲戒免職の元刑事に探索を依頼
従兄弟は最初乗り気ではなかったが
女の過去に殺人事件の臭いを嗅ぎ付けてから
俄然刑事魂に火がついて

って確か原作ではこの刑事が主役だったけども
韓国映画では女に失踪された獣医師が主人公置き換えられて
ミステリーな衣を着たラブストーリーになっていた

失踪したのがヒロインになるんだろうけども
私自身韓国の女優さんに詳しくないけども
ヒロインをつとめられてる方よりも、動物病院で働く女性の方が
数段かわいくて好みでした

2012製作、韓国映画
宮部みゆき原作、 ピョン・ヨンジュ脚本・監督作品
イ・ソンギュン、キム・ミニ、チョ・ソンハ、ソン・ハユン、
チェ・ドクムン、イ・ヒジュン、ノ・スンジュ、チェ・イルファ出演

トリプルタップ

2013-03-26 23:17:46 | アジア映画
今年1月にシネマート六本木で公開された香港映画だけども
製作は2010年と言うことで何で今まで公開されなかったのかねぇ
でDVDは早々と3月6日にリリースされたのをセットでレンタルしてきた
118分と長いけど最後までしっかりと見られる映画

トリプルタップとは射撃で標的に弾丸を一瞬の内に三発撃ち込むテクニックらしい
でオープニングは射撃大会のシーンから始まる
刑事のダニエル・ウーはダブルタップしかできずに
トリプルタップを射撃した投資ディーラーのルイス・クーに完敗する

射撃用の銃がかっこいいですよね
が実弾を使用するので管理は厳しそう
射撃大会の帰りにルイス・クーは高速道路で
ギャングが輸送車を襲う場面に出くわして
射撃用の銃でギャングたちと銃撃戦を

射撃大会の優勝者とギャングたちと自ずと実力の差があってギャングを撃退するも
一般人の銃使用と言うことで、警察の取り調べを受ける
って彼を取り調べかつ輸送車の強盗事件の担当に当たるのは
もちろんダニエル・ウー

香港はイギリス統治だったので銃社会なのね
でもアメリカみたいに野放し状態ではなくて
一般人は規制されてる訳で
ってか営利の警備会社の警備員には銃は持たせているのはそう言うことなのね

裁判にかけられ強盗犯射殺には無罪となるのだけども
射撃大会のライバルにしっくり来ない刑事と
証券ディーラーとの心理的な葛藤の中で
強盗犯の捜査が進んでいくために
サスペンスとしては先の読める展開ではあるのですが

いくら植物人間になったからと言って
警官を犯人を誘き出すためにあんな使い方はしねえだろう
ってかその敵討ちなのだろうけども
その警官の兄弟に狙撃させちゃうなんて

ちゃんと映画としてのカタルシスのシノップスは
いかにも香港映画らしい展開ではありましたが

イケメン俳優二人の葛藤劇に華を添えるリー・ビンビンが
相変わらずお美しい

2010年製作、香港映画
イー・トンシン脚本・監督作品
ダニエル・ウー 、ルイス・クー 、
シャーリーン・チョイ、リー・ビンビン、
チャップマン・トー、ラム・シュー出演

狼たちのノクターン<夜想曲>

2013-03-25 22:27:43 | アジア映画
シネマート六本木での昨年末から新春へかけての企画興行
冬の香港映画傑作祭で公開された1本
って3本しか公開されていないけども、なんだか行きそびれていたけど
漸くDVDが配給元のツインより発売された

「容疑者」のロイ・チョウが監督してるので
香港映画お得意のノワールアクション映画だと思ってましたが
オープニングでのシャワールームでのニック・チョンの
肉体アクションは本当に素晴らしく
この先の展開がものすごく楽しみにしていたのですが

タイトルロール以降はなんだかストーカー映画に変貌しての
サイモン・ヤム扮する刑事が出てきたら
娘のためなら何でもできる父親のお話しになっていた
けど、そこは香港映画
一筋縄では映画が進行しないよね

ニック・チョンは声を失った男
オープニングのアクションは服役中の事件で
数人を向こうに回した結果自ら喉を刺して死にきれずに
声を失うって

ノクターンと言う邦題は劇中使われるピアノの演奏シーンから来てるけど
狼たちっていう意味がよくわからない
ま、チョンとヤムの二人を指しているのだろうけども
狼と言う存在ではない
香港ノワール映画だと私めみたいな情報を入れない人間は即騙される

けどもこの騙され方に怒りは感じない
ってか映画自体が騙しの映画だったのでアクションは冒頭のシーンと
オールガラス貼りのケーブルカー内でのアクションしか見所はないけど

ってかヤム刑事とチョン被疑者との対峙はこれだけじゃなくてねぇ
声の出せない相手に健常者同様に尋問してくって言うのは
チョンのほうが余裕で筆談はじめてはぐらかすと言うことで
映画的には決して107分厭きることなく見られる

ヒロインのお姉ちゃんもデカのお姉ちゃんもこっちの好みではなかったけど
父親と娘の関係がテーマと言うことで
サイモン・ヤムの娘さんがいつのまにかほったらかし状態になっていたような
ラストはデカのお姉ちゃんではなく娘との関係修復で
終わるべきではなかったかと思ったのは、私だけ?

あれれネタバレしちゃってましたかな?

2012年製作、香港映画
ロイ・チョウ監督作品
ニック・チョン、サイモン・ヤム、ジャニス・マン、マイケル・ウォン出演

Z108地区~ゾンビ包囲網~

2013-02-10 01:33:22 | アジア映画
映画見た帰りにTSUTAYAさんに寄って
「夜明けのゾンビ」と「恐怖の黒電話」のDVD借りようとしたけども
どちらもレンタルされていてねぇ
連休中だと見たいなというのが貸出中ばっか
でこの映画をレンタルしてきました

昨夏にヒューマントラスト渋谷でレイトショー公開された時もね
なんだろうな台湾映画ったらゾンビじゃなくてキョンシーやろ
って思って見に行けないじゃなく見に行かなかったンだけども
やっぱ行かなくて正解だった

オープニング10分くらいはこれは面白い映画だったのかなんて思いましたけど
ゾンビに追われ幼女連れで必死に逃げ惑うスレンダー美女がナイスだし
ってかようやっと逃げられたと思ったらねぇ
と言う展開なんだけど、そこからがもういけないってかいけてないですよ

なにもかも映画としてヒットした要素を詰め込めば面白くなる
なんていうのがそもそも間違い
ゾンビ映画なのにねぇ
SWATとゾンビとヤクザの三つ巴の戦闘シーン
血飛沫あげて破壊されるゾンビが数体しかない
そこ以降は撃っても被弾するゾンビの映像皆無

SWATは弾が切れたらカンフーでゾンビと闘うけどね
殆ど役に立たない

オープニングの美女を拉致したの男は「悪魔のいけにえ」モドキ
何人もの女を監禁してて毎日入れ替わりで性欲処理
でそこに逃げ込むヤクザとSWAT

ヤクザの親分はゾンビに噛まれててあろうことか
ゾンビじゃなくてモンスターに変身
そして日本人のサイコキラーまで登場させて

ヤクザの違法店舗は裸を売り物にしてるお店
レザーフェイスは女を犯しまくりと
もうエログロナンセンスのてんこ盛りなのでねぇ
面白い映画のエッセンスと言うか
バッタもんのエピソードををすべて突っ込めば
面白い映画ができるわけがなく

結局ゾンビはそのバッタもんエピソードを繋ぐためだけに
しか存在しなくなって映画自体が散漫になりすぎで
逆にゾンビがボケちゃってるンだよね
映画で飯食ってる人がそこいらを理解してないのかな

死体を沢山重ねてでSOSなんてねぇパクり丸出し
科学薬品流出でのゾンビな訳ですからねぇ
死体でいるわきゃなくてゾンビで蠢いていなくちゃならないはず

そんな映画の唯一の見所は台湾女優さんたちの
丸出しおっぱいじゃなくて、オープニングの美女が
ノーブラにカットソーの乳首ポチが妙にエロっぽかった
って唯それだけ

日本人として後味が悪いのは3.11の市原コンビナート火災映像とか
気仙沼の火災映像?が劇中TVライブ映像として流されてるのがなんとも





ドラゴンゲート 空飛ぶ剣と幻の秘宝

2013-01-18 23:03:46 | アジア映画
ツイ・ハーク監督が3Dで武侠映画を作った
それだけで見に行きたくなりますよねぇ
東京では三連休の最終日に大雪が降ったりしたために
そそくさと見に行く機会を失って居ました
ってか上映劇場も少なくてねぇ
ようやっと府中のTOHOシネマズまで行って来ましたが

TOHOシネマズいつから自動発券機を導入したのかしら
こちとらシネコン好きくないからねぇ
なるたけシネコンではない劇場で映画は見るように努めているからねぇ
知らなかったなぁ
そうだよね受付のお姉ちゃんに「おっぱいバレー」とか
「私の奴隷になりなさい」下さいなんて
いいおっさんならともかくも、わかい人だと言いづらいか

しかし発券機初体験だったけどもアナログオヤジにも簡単なのね
って話がそれましたが

映画はアクションの釣瓶打ちで大変楽しめる作品でしたけども
スクリーンがシアターの間口一杯に拡がってる割りに
たて列座席が9列ですので間口の割りに奥行き足りなかった
いや目が回るような3D映画でしたねぇ
画面の絵面自体は明るくて暗くて殆どわかんないような
ハリウッドの3Dと違うし
画面の奥行きも素晴らしいけどもこの映画は高さも立体化させてるのね
砂漠の映像はすごいよねさすが大陸

お客さんの目のことなんか関係ないよと
まぁ色んなものが飛び出してくるくる
香港の武侠3Dってのは「画皮2」なんてのも製作されてまhすが
私は「画皮2」は2Dで鑑賞しましたが
出来れば3Dでもう一回見てみたい

「画皮2」ででていた妖艶な妖狐を演じていた
ジョウ・シュンさんが凛々しい女剣士でしたねぇ
ワイヤーアクションにも耐えていたようで
香港だけでなくて中国の女優さんも体も動かないといけないのね

鷲でしょうか?相変わらずご自分の映画に鳥を飛ばすツイ・ハーク
鳥の集大成とでもいうかのごとく今回は
60年に一度の砂嵐から逃げてくる大空を真っ黒に染める鳥の大群を
飛ばしまくりにはもう拍手喝采ですよ

3Dの映像って全面に出てくる人物が薄っぺらいのと
画面比率からして人物が小さく見えるってのが解消されると
いいのですけどもねぇ

2011年製作、香港映画
ツイ・ハーク製作・原案・脚本・監督作品
ジェット・リー、ジョウ・シュン、チェン・クン、
グイ・ルンメイ、リー・ユーチュン、メイヴィス・ファン、
ルイス・ファン、ゴードン・リュウ出演

画皮 あやかしの恋

2012-12-28 17:08:51 | アジア映画
のDVDが12月28日に発売されました
それが劇場で公開された103分の<劇場版>と
118分と劇場版よりも15分長い<完全版>の2種類が

ヴィッキー・チャオさんの主演映画だし
エクステンデッド版という長尺映画が好みな私は
早速この<完全版>を予約購入しました

DVDのジャケットには完全版の文字はありませんでした
DVD屋さんによると<劇場版>はレンタル用ではないかと
おっしゃってましたので
帰宅途中にはレンタル屋さんを覗いて見ましたけど
レンタルは1月5日ということだそうで

劇場で見たのが8月でしたのでもう忘れてしまってまして
どこが15分長くなってるのかはわかりませんでしたが
それなりに楽しんで見ましたが
今日は劇場で公開されない日本語吹き替え版で鑑賞したので
エンドロールに被される倉木麻衣さんの主題歌を聴いてしまいましたです



劇場での初見の感想はこちら

ブラッド・ウェポン

2012-12-26 23:43:12 | アジア映画
今月末発売された『映画秘宝』2013年2月号の記事を見て
「ブラッド・ウェポン」という映画の存在を知りました
相変わらず情報遅くね
監督ダンテ・ラムにニコラス・ツェーなら見るしかないよね
それに上映してるのが角川シネマ新宿だけだし

今日はなんだかサービスデイで角川シネマ新宿は
1000円均一の日だったので
ってかお客さん結構入ってるよねぇ

いやダンテ・ラムさんですから安定した面白さデスよ
香港映画なのに香港が舞台じゃなかったのね
主人公は国際警察の警察官
ヨルダンで天然痘ウイルス兵器開発の化学者の護送任務中に
化学者強奪の国際テロリスト達の襲撃を受け
頭部に被弾し余命二週間の宣告を受ける

この主人公にジェイ・チョウ
で母から生き別れの兄がいることを聞かされ
父と兄を尋ねてマレーシアに、
そこで再び天然痘ウイルスと国際テロリスト集団と因縁の対決を
って父を目の前で殺されたり、兄はその国際テロリストに
雇われていて命のやりとりがあったりするわけで
その兄にニコラス・ツェー

兄と弟が敵対するというここいらの人間関係は
香港映画お得意のシチュエーションではありますが
ってことでノンストップなアクション映画の裏テーマは
家族愛というか家族の絆なンだよね
ニコラスの子供役の女の子がかわいい
顔中水疱だらけになっちゃいますけどもね

『映画秘宝』でダンテ・ラムさんが語ってらっしゃるけど
ヨルダンやマレーシアの町中でのアクションには
それなりに見ごたえ十分でしたし
頭をぶち抜くバレットのスローモー映像は素敵でした

相変わらずラムさん映画の登場人物は顔中ガラスの
細かいキズだらけですよねぇ
そういや、ツェーさん演技で泣くのですが、
「ビースト・ストーカー」で鼻から血を垂らしてましたけど
今回はもう鼻水たらたら、本気の鼻水でした

2時間をちょい越える映画ですけどもちっとも長くなかった
映倫のレートがR-15なのはハードなアクションについたのかな
そんなにエグくはなかったアクションと思うのだけど
それにしても、邦題の「ブラッド・ウェポン」ってのが分かりにくい
ってか20数年離ればなれになっていて
かつ運命のいたずらか敵対関係の立場だった兄弟が
共通の敵にぶつかっていくのがブラッド
血は水よりも濃かったってことを言いたかったのか
角川さんにはセンスある宣伝部がいなかったのかねぇ

2012年製作、香港映画
ダンテ・ラム監督作品
ニコラス・ツェー、ジェイ・チョウ、リン・ポン、
バイ・ビン、アンディ・オン、リウ・カイチー出演

ラ・ワン

2012-12-21 23:21:06 | アジア映画
今年の8月に日本公開され、12月7日にはDVDとBlu-rayが発売されてる
「ロボット」に続けと最新VFXを駆使して作ってる
インド映画の日本公開第二弾
配給会社のウリは「ロボット」の姉妹篇の様相ですが
全然違うよねぇ。ってかラジニカーントがカメオで
「ロボット」の役のマンマでご登場でしたが
これは製作会社も違うようですが
インド映画界では観客獲得の為の許容範囲なのかしら

主人公がクライマックスで疾走する列車の外壁を走るシーンは
完全に「ロボット」のパクりでしたし
映画製作にインドでは様々な企業が金を出してるようです
オープニングの企業ロゴが半端なく沢山
ワーゲンが1枚看板だったらもう使われてクルマはすべて
ワーゲン車でしたが、ラジニカーントだけはベンツでした
世界企業としてノキア・Googleにマクドナルドのロゴくらいは
わかりましたが後はインドの企業でしょうか?よく知らない

ゲームの世界から現実の世界に飛び出した
善と悪とのゲームキャラがバトルするシノップスに
父親と子供との親子愛を絡めていたのかな
前半ロンドンでのお話が映画の世界観の説明になってて
かなりつまんなくて、何回か意識喪失してましたが

インドに舞台が移ってからお話しは退屈しないけども
何か、「アイアンマン」を見てるような感じがして
ってことですが、エンドロールでは
ワイプでメイキング映像を流してくれてるのを見ると
アクションのほとんどがワイアーアクションだったのね
クルマも実物を飛ばしていたりと、かなり手作りの映画だった

インド映画なのでダンスシーンが随所に出てくるのですが
「ロボット」見たいにそこだけ別の世界観の映像ではなくて
ストリーの世界観の一部としての群舞なので
ストリーが突然分断されることはないので
こういうインド映画ならアリでしょうかねぇ

インドの女優さんは皆さんおきれいで
男優さんは実にコユイですねぇ
しかし、かなり長いよねこういう映画で2時間36分はキツイ
最初の説明的な30分くらいの尺は要らねぇなぁ

2011年製作、インド映画
アヌバウ・シンハ監督作品
シャールク・カーン、カリーナ・カプーア、 アリジュン・ランパル出演

スピード・エンジェルス

2012-12-18 21:03:28 | アジア映画
TSUTAYAさんから「ビースト・ストーカー/証人」とセットで
レンタルしてきたこちらも香港映画ですが
日本未公開で12月7日竹書房からDVDリリースされたもの
特に見たいと思った訳ではないのですが
あの「ラストコーション」のタン・ウェイが過激な演技で云々
なんて言うジャケットの惹句に
更になぜかレーティングR-15なんてのに
完全にだまされてレンタルしてしまった

ロードレースではなくてサーキットを走るカーレースのお話し
原題は「極速天使」ということで女性レーサーの物語
オープニングの映像は東京の夜景の点綴から始まる
日本から参戦している北村一輝をめぐって
中国人レーサーの恋の鞘当てから始まる

で主役の一人のレネ・リュウがウエディングドレスで東京の町中を
走る走る
あ、メールが日本語でしたねぇ

で、北村一輝さんは所謂敵役というか悪役でして
中国人コーチが「中国人は何があっても道徳を守る」というのに対して
「勝つためには手段は選ばない」なんてねぇ
時期が時期だけにかなり意図的な台詞でしたが
ここいらが未公開であり竹書房がリリースするしかなかったところか

日本に荷担したレーサーでレネさんと恋の鞘当てする役で
セシリア・チャン日本語しゃべっていたぞ

で肝心のタン・ウェイさんですが中国コーチにスカウトされる
タクシーの運転手で
町中カーチェイスのテクニックを買われたけどレーサーとして
これがすんなりいかないのがシノップスの綾だし
コーチに恋する乙女でもあるわけですが
映画的にはお約束のハッピーエンド

タン・ウェイちゃんはカワユイけどエロシーン皆無
グロシーン皆無の明るいノー天気な映画だったのは
やっぱだまされたよねぇ
こう言う詐欺みたいなことしちゃアカンだろう

何が道徳を重んじるやねン

2011年製作、香港映画
ジングル・マ脚本・監督作品
タン・ウェイ、レネ・リュウ、セシリア・チャン 、
田中千絵 、北村一輝出演