538ねん。

プログラムピクチャーとごみ映画を懐かしく語りたいなと・・・

ザ・パック 餌になる女

2013-04-19 02:22:27 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行
渋谷ミッドナイト・マッドネスの1本
タイトル邦題に吊られてってのもありますが
「屋敷女」のオールスタッフが再結集して製作した映画だということが
見に行こうと思った最大の理由ではありますが
明日の金曜日で終わってしまうので今日のレイトに参加してきた

期待したほどではなかったというのが正直なところ
独りでドライブ中の女性の車をヒッチハイクして
裏寂れたドライブインに連れ込んで
そこのママさんが連れ込まれた女を監禁しちゃう

ということで、ヒッチハイクの男とここのママさんがつるんでの犯行
っても金をとったりはせずに食事をって言うか
粉を水で混ぜたようなものを沢山食えと与える

太らして満月の夜に吊るして化け物に人間を食わせるのが目的で
頭と体の自由を椅子に縛って効かなくして口にビニールホースを固定して
餌の自動投入連続装着を口に装着したりしてねぇ
逃げようとした男の頭を釘つきの棒でなぐってそこから流れ出る血をためたりと

満月に一体どんな化け物が登場してくるのかと思ってそっちにも
過剰な期待を寄せていたのだけども地中から血に誘われて出てきた姿は
鼻や目がつぶれて変形した顔のゾンビに似て非なる生き物が数体

吊るされてる被害者の血を吸ったり肉を噛み骨を噛み砕く
ってか監禁されてる場所も地下とかで暗い上に
月夜とは言え化けものが人間食らうのは夜の広場
ってことで絵的にはなんだか見づらくてねぇ肝心の部分が
殆ど何をやらかしているのやらってね

ママさんはキチガイでもなくただただ化けものに人肉を食わしたいだけで必死な訳で
地元のチンピラバイカー相手に銃撃戦するけども
被弾しちゃって地べたに撃たれた傷から流れ出て地べたに溜まった血だまりから
化け物が出てきてねぇ阿鼻叫喚の地獄のクライマックスが始まる

ツイスト的なオチがちょっと意外だった
ってことでこの地域では女の一人旅の行方不明者が引きも切らさないことに・・・

ラストシーンとエンドクレジットで
吁この映画カラー作品だったんだってはじめて気づかされた
殆ど暗い映像ばっか見てたからねぇ
赤が目に沁みたたよねぇ

84分の尺の中で映画が2回ほどツイストしてくれますので
化け物の造形をさっ引いても最後までちゃんと見ていられたm

2010年製作、フランス映画
フランク・リシャール監督作品
ヨランド・モロー、エ ミリー・ドゥケンヌ、
バンジャマン・ビオレ、フィリップ・ ナオン出演

アパリションー悪霊ー

2013-04-18 02:31:41 | 洋画
4月17日発売の日本未公開のホラー映画
TSUTAYAさんにはDVDとBlu-rayと1本づつ店頭導入されていたので
何の抵抗もなくBlu-rayだけでレンタルしてきた

若いカップルが新興住宅地の新居に越して来て
その家で怪奇な現象に遭遇するお話し
原題タイトルからして「ポルターガイスト」と「エンテティー」を
足して二で割ったらこんな映画ができました
みたいな感じで見てましたが
オチに救いがなかったのがいいよね

1973年サイコロジストが降霊述で霊体を呼び出す実験を行った
そして現代、大学生4人が更に科学的技術でこの実験を行ったら
なんとも時空の隙間から邪悪な霊を人間世界に呼び出してしまう
その時女子学生の一人が霊の犠牲になっていたりとするのだが

そして5年後、その学生の一人が新興住宅地に越してきたカップルの男性
新居にというかこの男に悪霊がとりついていたとかで
新居の怪奇現象が起こっていたとかで物語が進行していく

なんだか「貞子」をパクったような映像もありますが
見終わってクレジットで知ったのですが
ジョエル・シルバーの製作だったのね
どうりで未公開だけどそれなりに見られる映画だった訳だ
怪奇な現象の映像もしっかり作り込んでたし
人間が壁に食われちゃう映像が面白い

全体の尺も82分と短くて
ってかホラー映画の持ってるアトラクション的な恐怖映像は少ないし
弱いけども、先に書いたけどオチが佳かった

何がよいかってねぇ
台詞とか映像とかで前半の伏線がオチで見事な回収してるって言うわけ
女子はショッピングセンター好きだし
キャラ的にはテントでのキャンプ好きな彼女自身にとっては
ある意味ハッピーエンドだったかもねぇ

2012製作、アメリカ映画
トッド・リンカーン監督作品
アシュレイ・グリーン、セバスチャン・スターン、トム・フェルトン出演

コリドー

2013-04-12 00:54:24 | 洋画
ヒューマントラストシネマ渋谷の企画興行"未体験ゾーンの映画たち2013"で
公開された2010年に製作されたカナダ映画
この企画興行ではDVDスルーの映画に一瞬の日の目を与えようと言うことで
それなりに拾い物の作品もあるので
DVDの発売を楽しみにしていたのですが

見終わっての素直な感想は正直つまらない映画
大体オープニングからタイトルまでも
仲間内で殺し合いを始めるまでがとんでもなくダラダラで
もう一体何が言いたいのかまるでわからないし
映画自体がテンポも悪すぎ
別に説明的な要素は私自身要らないと思うけど、
この映画じゃ主役の5人の男たちのキャラが全然機能してこない

第1こう言う映画に美女が一人もでてこないのはねぇ絶対的に魅力なしだよね
映画としては、って女性が出てこない訳じゃないけども
主人公のお母ちゃんと
最初に人殺しする男のバーの上司でねぇ後ろから攻められてハァハァ
してたんはオバサンだし
聾唖のお姉ちゃんがかわいかったような記憶はあるけどエキストラに
毛が生えたような役だった

毛が生えたと言うと
劇中ハゲの男に「ハゲハゲ」と言ってたヤツの
頭の皮をナイフで剥いでねぇ
ハゲに新しいカツラってかぶしちゃうところくらいしか見所もなかった

コリドーって一体どこからやって来たのか
映画は何も説明してくれないし
コリドーに触れたと言うか中に入った彼らがなぜに殺し合いを
始めちゃったかわからんのがなんともってか私だけがイミフだったって?

劇中ジャンケンのシーンがあるのだけど
カナダでもグーチョキパーのじゃんけんってのがあるの?
監督さんって日本通?
コリドーの秘密を知ったハンターを殺す時のアイテムが
ギターのガットって必殺の三味線勇次のパクリだよね
これは劇場で見た人は入場料返せとよく怒らなかったなぁ

2010年製作、カナダ映画
エヴァン・ケリー監督作品
スティーヴン・チェンバース、ジェームズ・ギルバート、
デヴィッド・パトリック・フレミング、マシュー・エイミオット、
グレン・マシューズ 、メアリー=コリン・チザム 、ナイジェル・ベネット出演

ジャックと天空の巨人3D

2013-04-11 01:10:57 | 洋画
クロエちゃんのジャックと豆の木のDVDがあまりにも面白さ
皆無だったのでブライアン・シンガーが監督したのを見に行って来ました
っていつも見に行ってる新宿ミラノが2D日本語吹替え版でしか上映してなくてねぇ
吹替えはジャックがウエンツだし沖縄映画祭出品作品と言うことで
主要なところが吉本の芸人さんばっかってのも嫌って
渋谷東急で3D字幕版で見てきましたが
ここも5月で閉館なのね

今日はレディスデーだけども、やっぱお客さん入ってないよねぇ
こちらもある意味お子様対象の3D大作な訳で
それにしては巨人の造形がグロっぽいよね
って造形が現してるとおり人間を頭からむしゃむしゃ食っちゃう
童話の映画化とは言えあんなの見せられたら
幼児は絶体トラウマになってしまうかも

巨人の造形が見た目グロっぽいだけでゴアなシーンはありませんけど
2時間弱退屈せずに見られた映画でしたねぇ
ってか3Dの映像は奥行きより、やっぱ天空へ伸びる豆の木ですから
そして巨人と言うことで高低が3Dのメインでした
天から降ってくるしのつく雨がねぇ見てるこっちに刺さって来るのよね

映画の前半はジャックと豆の木
後半は天空から巨人が大挙して地上に襲ってくる
いや巨人が何百人と襲ってくるからねぇ
大体人間が5、60m 逃げても三歩で巨人に追い付かれちゃう

さてさてクライマックスはお城での巨人との攻防戦
架け橋をめぐっての人間と巨人との綱引き何てねぇ客席で力入っちゃいました
連射の弓がいいよね機関銃みたいで
ってか主役のジャックの役者さんがイケメンなんだけどオーラなし
ってのはいかがなものか
ヒロインのお姫様は可愛いのにね

ま映画の見せ場は何回かある豆の木の成長具合と
キャプチャーモーションなのか知らないけど巨人の演技だから
ラストシーンはロンドンでしたねぇ
知らないこととは言いながら「ジャックと豆の木」ってのは
イギリス童話だったのね(汗

2012製作、アメリカ映画
ブライアン・シンガー監督作品
ニコラス・ホルト 、レノア・トムリンソン、
イアン・マクシェーン、ユアン・マクレガー、
スタンリー・トゥッチ、ビル・ナイ出演

漆黒の闇で、パリに踊れ

2013-04-09 00:23:29 | 洋画
4月3日にDVD発売され、タイトルってか邦題からも明らかなように
フランス映画がお得意にしているノワール映画
なんだけど映画の中ではカーチェイスもなければ
銃声一発も響かない
昨年10月にテアトル銀座でレイトショー公開されたけども行けなかった
テアトルも今月で閉館しちゃうのね

原題は「UNE NUIT」
英語に直すと「ONE. NIGHT」でしょうか
そう映画自体がたった一夜のお話し
それも刑事が夜勤で運転役の女刑事とパリの町を覆面パトで巡回するだけ
ナイトクラブ、ストリップクラブ、違法クラブを巡回していくのだけども
フランスのこういう夜の社交場ってのは担当刑事が許可出すのね
これじゃ確かに腐敗生むよね
だから警察にも内部調査班と言う組織があるようで
それだけでノワールつまり黒社会だし夜のパリの風景が
ってか全体的に町中でのロケだし
フィルム質感のザラザラ感が余計この映画を際立たせてるよねぇ

と言うことで主人公の刑事はオープニングから内部調査班に
内偵を受けてることをシノップスで見せてる
この刑事ってあれだよね「この愛のために撃て」
戦うお父さんをこきつかったアイツを演じてたやつだよね
どっかアラブ系の顔だなぁって喉に骨が刺さったように見てたけど

また一夜限りの相棒となる若い女性警官は「戦争より愛のカンケイ」
全裸で地下鉄に乗っちゃったセックス闘志のヒロインですよね
この人は一発で思い出しました
ってことで見終わってから「戦争より愛のカンケイ」の彼女の裸シーンだけ
チョイスして見てからこの記事書いてます(汗
この映画では地味でしたが役によっては実にキュートでしたねぇ

さても知った顔が主演のノワール映画
中盤まではなかなか乗りきれないでいたのですが
裏切りと友情という構図と警察の内部調査と言う展開がほどけて来てからは
いつのまにか映画の物語世界に浸っていましたし
ドンデンは直前で何となく読めましたけども
グッドなエンディングですよね

2012年製作、フランス映画
フィリップ・ルフェーヴル監督作品・共同脚本
ロシュディ・ゼム、サラ・フォレスティエ主演

ヴィーナス・イン・エロス 天使たちの詩歌(うた)

2013-04-08 01:02:23 | 洋画
4月5日日DVD発売されて
GEOさんもTSUTAYAさんも洋画エロ映画の棚に置かれている
一応日本人監督で、 原紗央莉さんが主演ですので
ってか 原紗央莉さんを起用してるのはもちろん脱げるからなのですが
やっぱエロ映画の範疇には入らねえだろうと言う映画

いは見てるこっちが意味が分からない映画だったよな
確かに 原紗央莉さんはヘアまでさらされてはいますが
ってかタイトルにあるように彼女はヴィーナスの像な訳で
森の中で佇んでるところから始まる

そうなんですよね82分の映画の尺の半分はこの像の置かれてる
森の四季の移ろいの映像が延々と撮されて、その合間に原さんの裸の映像が
ってのはもう退屈の極みでした
一応公開されてり映画ではありますが、お客さんよく暴動を起こさなかったなぁ
と言うのが見終わっての正直な感想です

ただ森の四季が冬から始まって冬に終わるのは
冬ってのは新しい命を生み出す準備期間であって
これは比喩的に人生を表現してるのかな
春を迎えヴィーナスの両隣にダビデとエロスの像が増え
恋に墜ちたヴィーナスの擬人的な表現と言うことで
人の営みを四季の中で描いていくということですか

人間の恋と嫉妬と怒りに愛でしょうか
そう言った人間によってヴィーナスの像は両手を失う
そうだったのかヴィーナスの像はミロのヴィーナスだったのね

脚本・監督は今井孝子さん
よく知らない人ですが、彼女の脳内イメージを映像で具現化された映画と言うことで
エロさを求めても裏切られる映画でしたが 原紗央莉さんのヌードは
それなりに楽しめる

2012年製作、日本・イギリス合作映画
今井孝子製作・脚本・監督作品
原紗央莉主演

デス・レース3インフェルノ

2013-04-07 00:09:23 | 洋画
ロジャー・コーマンが製作した「デス・レース2000」の
リメイクシリーズの3作目ですか
4月5日にDVDスルーされた
ってかリメイクは2作目のルーク・ゴスからDVDスルー

そしてこの3作目は一応2作目をしっかり受け継いだ映画と言うことで
TV局社長ヴィング・レイムス、
ルーク・ゴスのピットクルー囚人ダニー・トレホ、フレデリック・コーラー
ナヴィゲーターと言うかヒロインのタニット・フェニックス
そしてチャイニーズマフィア14Kのロビン・ショーと
舞台はアフリカのゴビ砂漠に変わりましたがキャラクターは前作のまんま

と言うか監督もロエル・レイネと変わってないから
手馴れた作劇でしたけど目新しいのはナヴィゲーターの地位を巡って
女囚たちにキャットファイトデスマッチをさせてるところか
このデスマッチでは首が飛んだりと結構面白く作ってるンだけども
キャットファイトの醍醐味は女同士のくんずほぐれつにあるので
武器であっという間のチョンパはちともの足りねぇ

ってこの映画の見所はカーレースな訳でしたねぇ(汗
でもなんだかクルマ同士でのデスマッチではタダ走ってるだけの映像が
そうなんですよねメインのアクションがあんま面白くないって
殆どこのシリーズ映画の肝であるアイテム等という設定が
全然生かされてなかった

更にオチがねぇウィング・レイムスが取って付けたような感じで
ってかフランケンシュタインがこう言う展開で
実はステイサムの「デス・レース」のオープニングに繋がっていくのねぇ
刑務所に一人残ったフレデリック・コーラーの整合性もついてる
ルーク・ゴスはこれでお仕舞いってことなのね
と言うことで一応3作でこのシリーズのループは完成したのでした
めでたしめでたし

2012年製作、アメリカ映画
監督・出演者は本文中参照

クロエ・グレース・モレッツ ジャックと天空の巨人

2013-04-06 00:58:34 | 洋画
4月3日にDVDスルーされた未公開映画
と言うか童話『ジャックと豆の木』を実写映画化
現在公開中の3D映画「ジャックと天空の巨人」となぜか同じタイトルだけども
「キッ ク・アス」や「ヒューゴの不思議な発明」の
クロエ・グレース・モレッツが出演の2010年製作
なのでね「キック・アス」「モールス」と前後してのクロエちゃんが見られる

と言うことで、「スカイフォール」「ネバーセイ、ネバーアゲイン」
や「ハードソルジャー」のBlu-rayと
「漆黒の闇で、パリに踊れ」に旧作日活映画三本のDVDと一緒に
予約していたものを取りに行って早速クロエちゃんの映画から視聴

学校では落第の寸前、お母さんは仕事を失業と
何もかもがうまくいかない少年ジャックは
TVゲームと取り替えた3粒の豆を窓から放り投げる
するとガチョウのグレイソンが一粒食べ
残りの豆から芽が出て空高く伸びて いった

豆によって人になっていたグレイソンとジャックは
豆の木を登って雲の上に行くとそこは・・・

あんまよく覚えていないけど童話を現代風にアレンジして
シノップスには色んな童話のネタが仕込まれていたり
クロエちゃんの登場はオープニングのジャックの夢物語では
囚われの美女でしたけど
本編では白装束の忍者スタイルで巨人の手下の黒忍者と戦う
ってか見てるこっちはヒットガールアクションの再来か

なんてワクワクして見るンですけどもね
ウインクの顔とかのアップ以外は
どっから見ても体格から言ってスタントマンでしたねぇ

今は大人の雰囲気を醸し出してきてるクロエちゃんもグッドですけども
10歳のクロエちゃんがカワユイ
ってかどっから見てもお子様御用達映画ですので
クロエちゃんが出演されててもちょっとと言うか
かなり見ていくのがかなりしんどさを強いられた映画でした

巨人も人間が演じてるので巨人じゃなくて大男だよね
子供御用達だからねぇ描写もグロくなかったし
クロエちゃんが出演されてても未公開なのがよくわかる
3Dの方に便乗してのDVDスルーだったようだけども
タイトルってか邦題が被っちゃってるのは芸がないよね
家のところじゃGEOさんもTSUTAYAさんも店頭導入スルーしちゃってるし

2010年製作、アメリカ映画
ゲイリー・J・タニクリフ監督作品
ギルバート・ゴットフリード、チェヴィー・チェイス、
クロエ・グレース・モレッツ、クリストファー・ロイド、
ケイティ・セイガル出演

バーニング・クロス

2013-04-05 01:33:52 | 洋画
これも未体験ゾーンの映画たち2013で公開された映画です
4月3日にDVDが発売された
原題は「Alex Cross 」つまり主人公の名前をまんまタイトルに
ってかアレックス・クロスってのは「コレクター」の主人公の名前だよね
最後まで見ても邦題の意味はわかんなかった

ってか私は虎の映画の「バーニング・ブライト」ってのを
この未体験ゾーンの映画たちで見たのですが
間違えなくて良かった週変わりの公開でしたしね

さてアレックス・クロスと言っても日本人には殆ど馴染みないけども
アメリカではジェームス・パターソン原作人気シリーズの小説だそうで
先の「コレクター」もモーガン・フリーマン主演でしたが
今作ではタイラー・ベリーが主人公を演じてる
従ってアメリカではそこそこヒットした映画だそうですが
日本ではギリギリDVDスルーな映画になってるのね

まタイラー・ベリーっても認知されてないしね
DVDのジャケットだって脇役出演のジャン・レノの方がデカいし

でもそこそこな刑事アクション映画ではあるのですがねぇ
刑事が追う殺し屋役のマシュー・フォックスの方が俄然目立ってるしね
ってか殺しを依頼されて嬉々として薬品で動きを止めた
ターゲットのお姉ちゃんの手の指を一本一本伐ってくシーンとか
仕事を邪魔された刑事に逆ギレして主人公のかみさんを的にしたりと
完全に主役食っちゃてるのがこの映画の見所だよね
ってことで妻を殺されて復讐の鬼と化す主人公
との格闘がクライマックスなんだけども

更にその先があるのだけども
オチは役者の格と言うことで見ない前から見えてるのがなんとも

2012年製作、アメリカ映画
ロブ・コーエン監督作品
タイラー・ベリー、エドワード・バーンズ、
マシュー・フォックス、ジャン・レノ出演



モスキートマン

2013-04-04 01:05:38 | 洋画
4月3日にDVD発売された"未体験ゾーンの映画たち2013"の企画興行の1本
東京では1週間の公開期間しかなくて時間が合わなくて見に行けなかった
いやDVDの発売会社がアルバトロスなのでね
あんま期待してなかったってのもあったけどこれはそれなりに面白かった
クレジットで ロイド・カウフマンの名前を見つけたり

プロデューサーが出演してたり
第一ブルース・リーが製作に絡んでたりって明らかに別人ですけども
オープニングの映像がぼうふらなのね
原題は蚊男じゃなくて「SUCKER 」
Suck は吸うと言う意味がメインだけども明らかに下の4文字と言うことで
Sucking ,Licking は性的な言語になってるって

核開発会社の研究員の主人公が
同僚に奥さんは寝とられてる、会社は首になるはで
クルマの前に飛び出したけどその人がいい人で
バーでお酒をおごってくれるけど
酔いつぶれたあげくに彼から蚊のワクチンの実験台にされて
蚊男になってしまうという
実に悲しいお話し

なんだけども、自分を陥れた妻、同僚に社長
蚊にした研究者と復讐をしていく
被害者は全て血を吸われて死ぬわけだけども
敢えて言わせて貰うと蚊で血を吸うのってメスだけなんだよね
オスは血は吸わない訳で蚊男ってのはあり得ないんだけどもね
そんな細かいことに目くじらたてていたら映画は存在しなくなるわけで

主人公が思いを寄せるお姉ちゃんがあんま美しくはないけども
蚊男が町中を飛び回るシーンはCGで作られてるから
アメコミ風な作画になってたりして
更に「いい人だったと伝えてくれ」ってオチに向けての台詞とか
細かいやり取りやプロットにちょっと琴線に触れるのがあったりと

脚本・監督・主演の マイケル・マナッセリの才覚の片鱗がみえかくれして
81分十分に堪能できました
蚊ってのは複眼だったのか
蠅男の映画の持ってる主人公の悲しさをしっかりパクって蚊に置き換えてました
って蠅は武器がないけども蚊ってのはあんな小さくても吸血虫ですからねぇ
蠅よりは面白くできる訳ですよね

2012年製作、アメリカ映画
マイケル・マナッセリ脚本・監督・主演作品
キンバリー・ケイツ製作・出演
モンティ・ベイン、ジョーダン・トロヴィリォン、
リッキー・ウェイン、ダニー・ムーニー、ロイド・カウフマン出演